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社民党が連立政権から離脱した。
原因は党首である福島大臣が罷免されたこと。
その原因は普天間移設先に日米共同宣言に辺野古が具体的に記載されたことと、
閣議決定事項となり、内閣の一員たる大臣としての署名を拒否したこと。
さて、これをどう考えるか、であるが、
まず、社民党は筋は通した。姿勢は評価されるだろう。
しかし、社民党並びに福島女史(他もそうだが)は
「国外、最低でも県外」
ばかり叫びつつ、実現した場合以降の東シナ海近辺に対する防衛について、
特に我が国の防衛という必要不可欠な視点でのプレゼンスについて
なんの提案も提言も基本的な考え方の提示も行っていない。
さもありなん、究極的には自衛隊までダメだ、という政治勢力だ。
国防と言う観点からは少なくとも政権党に居ていいはずが無い。
また、そもそもこの問題は首相の無責任極まりない姿勢(施政)から来ている。
今回の件における最大の原因者は紛れも無く首相ご自身だ。
更にそもそも論で言うならば、国防・防衛という、
国の最優先にして最重要である専権事項について、
基本的な考え方が全くバラバラな政治勢力が連立を組んだこと自体が
許されない話であり、国を統べる資格は最初から無いのだ。
このことを脇に置いて、権力構築優先で徒党を組んだことが最大の罪だ。
連立の話以前に、民主党自身がこの事への基本的統一見解すらない。
以前も書いたが、何せ綱領が存在しない政党だ。
彼らの本音は国民生活よりも
「国民の一票が第一」
なのだろう。だから平気で歓心を誘い、平気で裏切る。
いいかげんにしてほしい。
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昨日の記事とは幾分違った結果だったようだ。
というよりは、あのような対処が当然だろう。
福島大臣罷免
並びに
普天間問題閣議決定
ただし、二つの大きな首相自身の矛盾にはなんら答えを出していない。
すなわち
国外or県外⇒辺野古(自民党時代の決定事項)
埋立は冒涜⇒埋立て案(それも自民党時代となんら変わりない)
一見社民党が悪者に見えるが、
今回ばかりは(というか常に)混乱を招いてきたのは
鳩山首相自身だ。
国民もそのことは見抜いている。
共同声明における沖縄の負担軽減の共通認識は
幾ばくかでも首相の対面を慮り米国が応えたのかもしれない。
但し、共同声明の内容をよく見ていくと、
金銭面での新たな負担増や
「いかなる都合があっても8月末には実施方法を決定」
など、更にハードルが上がった感も否めない。
いつまでこんなことをやるのだろうか?
投稿時間 : 02:09 個別ページ表示 | トラックバック (0)
普天間基地移設について、日米の共同声明には
「辺野古周辺」
と明記され、政府の対処方針に地名は盛り込まれず
「首相発言」
となるそうだ。
二国間での約束を、「閣議」を通じての政府の決定にはしない、ということ。
なるほど、自身の発言を「公約ではない」と言い切る方らしい。
しかし、いつまでこんなことを続けるのか?
「5月末の合意には地元の理解が大前提」
と言いながらどこの地元からも全く理解を得られず、
日米合意を以って自己正当化しようとし、
「埋め立ては自然への冒涜だ」
と言いながら、平気で自民党政権時代の妥結案となんら変わらない
埋め立て案を再提示する。
彼自身が国民、とりわけ沖縄県民を冒涜しているとしか言えない。
過去の自民党は日本国民の政治に対する信頼を失わせたが、
今の鳩山政権は国際社会の日本に対する信頼を失わせた。
全てが言葉の辻褄合わせ。
というかその辻褄も合っていない。
児戯にも劣る。
それでも多分、彼は事の重大さを分かっていないのだろう。
日に日にやつれていく岡田さんが不憫だ。
投稿時間 : 23:35 個別ページ表示 | トラックバック (0)
誰が憎い、とか誰がダメ、と言うことではない。
もちろん好きとか嫌いとかでもない。
我々が打破すべきは今も厳然と存在する政治の体質そのものだ。
力関係だけで物事が動く、
自己都合でルールを覆す、
言った事を平然と反故にする、
筋を通さない、
選挙に響くからと問題を先送りする、
自分だけは悪くないと強弁する、
そんな与野党問わずに存在する政治の在り方を変革するため、
とりわけ野に下った我々が何を以って民意に問うていくのかを身を以って示すため、
我々は決断した。
ルールに則って選択していくことを。
そこから導き出された答えの必然性を肯定することを。
組織の都合でその答えを否定しないことを。
そして、たとえ傷ついてもその姿勢を貫くことを。
日本全体で見れば1/47の戦いかもしれない。
正直、ここまで迷いが無かったわけではない。
しかし迷いは捨てた。
覚悟を胸に、世に問うていく。
投稿時間 : 23:57 個別ページ表示 | トラックバック (0)
既報のとおり、次期参院選宮城選挙区における推薦候補を擁立する手続きに
党本部として入る、ということが通達された。
私と小野寺五典県連会長が直接党本部大島幹事長より面談で伝えられた。
過日、来仙した谷川党参院幹事長は、
宮城県連の単独候補で戦う、という決定に対し、
「党勢拡大を図る局面なのに、(二人区である宮城での単独候補の考え方は)理解できない」
と報道に対して県連への批判をぶちまけている。
複数区は
五人区・・・東京
三人区・・・大阪・千葉・神奈川・埼玉・愛知
二人区・・・宮城・福岡など全部で12選挙区
このうち、複数擁立が決定しているのは東京と千葉の二つだけ(共に二人公認)、
二人区においてはゼロだ。
党勢拡大を言うなら、谷川さんの地元である大阪からまずは始めるべきじゃないか?
今回の決定には二つの問題がある。
一つ目に、前段示したように、党勢拡大を図る複数擁立、と言いながら、
現状の擁立状況では説得力に欠ける。
宮城だけが決め打ちである。
つまり、戦略やビジョンに基づいたものでなく、
場当たり的で何らかの自己都合としか考えられないこと。
二つ目は、一人目を公募で選んだ以上、二人目以降を考えるならば、
党本部が公認権他を持っているとしても同種のプロセスを経なければならない。
ところが、決め打ちだ。
その候補が誰であったとしても、少なくとも県連としてはやり方として認めるわけにはいかない。
試合の途中にルールを変えるようなものだ。
或いは、1枚限りのチケットを24人の希望者から1名だけに渡したのに、
主催者が突然コネで
「あなたにだけ特別にチケットをあげる」
と言っているようなものだ。
他の22人はどうなる?
こんなやり方をしてきたのが古い自民党だ。
こんな体質が自民党への信頼失墜と下野をもたらしたことに、
東京の方々は未だに気付いていない。
こんな自民党を変えるために我々は戦ってきたのだ。
この戦いは熊谷だけの戦いでも自民党県連だけの戦いでもない。
信頼される政治を望む私たち一人ひとりの戦いだ。
毅然として臨む。
投稿時間 : 17:02 個別ページ表示 | トラックバック (0)
市議選の一切が終了した。
それぞれが自分の、自分たちのメッセージを有権者に投げかけたはず。
後援者も含め熱意を持って戦い抜いた皆さんには心から敬意を表したい。
5人が涙を呑む選挙であり、戦である以上必ず明暗が分かれるが、
だからこそ、勝利した方々は今後の市政発展に尽くしてくれるはず。
たとえ各々の考え方の立ち位置が異なったいるとしても、
その各々全ての活動が市民の未来のためにあるものと信じたい。
負の連鎖ではなく、希望ある将来へ向かって。
皆様お疲れ様でした。
市政でのご活躍をお祈り致します。
投稿時間 : 03:57 個別ページ表示 | トラックバック (0)
市議選はいよいよ最終日。
どうか悔いの無い戦いを。
私も最後まで仲間・同志のために努力していきます。
本日、比例候補者の激励集会があり、
遅れて到着した、ある我が党国会議員が激励の言葉を述べた。
名前は書いても良いがあえて書かない。
曰く、(以下大意)
「食と農は国家の基本であり、我が党の政策にも
しっかりと提示されなければならないが、
その道のプロの国会議員が消えた。
前回の衆院選で自民は200議席近く減らし、その中に
もったいない方もいた。
今度の参院選についても剥がされており、
(候補者の)高齢や公募などという理由でバンバン切られている。
宮城においては市川さんが頑張っている。
是非健闘して貰いたい。(以下略)」
会合終了後、県連幹事長としてのご挨拶がてら、
しっかりと丁寧に抗議をさせていただいた。
(人様のお座敷でブチ切れて暴れるわけにはいかないので)
一体何なんだ?
国会議員のために党活動をしているつもりは毛頭無く、
それはすべからく地域や日本のために、なのだが、
回りまわってこんな人達のために血を流しながらやってきたのか、と思うと
あまりの情けなさと同時に憤りを禁じえない。
市川先生が同じ参院の同志として大切なのはもちろん判る。
市川頑張れ、の声が参院自民に多いのも承知している。
そのことはいい。
それを否定する気は一切無い。
私にとっても世話になった大先輩だし、それはよくわかる。
だからこそ我々は血を流しながら辛さを押し殺してやっている。
申し訳なさで心中は一杯だ。
しかし、このような発言は別だ。
それぞれが血を流しながら地域(県連)が決断したことを一顧だにせず、
自分の都合を無遠慮に且つ声高に叫び、東京に帰っていく。
都合の悪いことと苦痛は地方組織に押し付け、
自分らはかっこいいことを言って血を流さない。
見捨てられて当たり前だ。
こんな体質が続くならば、我が党が政権党に返り咲くことは永遠に無い。
そうでなく、もう一度国民からの信頼を勝ち取るために
再出発したのではなかったか?
変革の姿勢を自ら傷つきながらでも示していくのではなかったか?
谷垣総裁は、年頭の総裁演説でこのように言った。
「私たちは古い自民党とは決別する。 一部の人間が利益を分配し、
内輪の権力闘争に明け暮れる自民党とはきっぱり決別する。」
力強い宣言だった。"ソフトすぎ"と言われる谷垣総裁の、
信念に満ちた表情での宣言だった。
だからこそ思わず涙するほどその言葉に感動し、
その言葉を信じてこれまでやってきた。
その姿勢を体現していかなくてはならないとやってきた。
それがどうだ?
一体我が党は何と決別したのだろうか?
何と決別したのかを国民・有権者に示しただろうか?
むしろ決別できない姿を晒してはいまいか?
虚無感すら胸中に漂うが、
だからこそ私たち自身が示していかなくてはならない、
と今自分に問いかけている。
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市議選もいよいよ終盤戦。
各候補者にはそれぞれが掲げる政策と地域の将来像を
最後の瞬間まで市民に力強く投げかけて頂き、
また一人でも多くの市民の方々にそれに応えて
それぞれの貴重な権利を行使していただけたら、と願う。
市議選の応援の一方、防災や電子システムの県政施策に関する話を聞く。
提案を考えている施策について僅かずつだが程よい感触を得ている。
市議選、参院選、党務と色々重なるが、
本分である県政の向上へ現状の更なる精査とブラッシュアップを心掛けていきたい。
ところで過日、ロニー・ジェイムス・ディオの他界が報じられた。
(脈絡が無くてスンマセン)
一般紙にまで訃報が掲載された、ということは一般的に見ても
その存在の大きさが認知されていた、ということか。
HR/HMの大御所にして伝説のヴォーカリストであり、
60歳を過ぎても自らのバンドDIOを率いてきた。
ロニーの名を一躍世界に知らしめたのはリッチー・ブラックモアであり、
彼のバンドRAINBOWである。
ということで、昔買った国内レコード会社のセレクトによる有名曲のベスト盤ながら、
移動の車中、改めてRAINBOWを聞き返している。
で、感想。
「やっぱスゲーよ、ロニー(及びリッチー)」
正直、過去にそれほどRAINBOWに入れ込んだわけではなかった。
何せ、まだ自分が幼児だった時代の曲(もちろん名曲なのだが)の数々であり、
現代的で重厚なサウンドに耳慣れた10代〜20代の頃の自分には
古臭い音に聞こえてなかなか馴染めなかった。
それを今の年齢になって聞き返してみて、その凄さにようやく気付いた。
メロディラインや曲の構成もさることながら、
そのヴォーカルの素晴らしいこと!
偉大な存在を失ったのだ、と今更に気付かされた。
学生時代にはQUEENのフレディ・マーキュリーが逝った。
当時その追悼コンサートの6時間に亘るビデオを、
偉大な人を失ったのだな、と涙しながら見たことを覚えている。
一音楽ファンの私の涙で世界が変わるわけではないが、
その一ファンにすら涙を流させるほどの存在だった、ということであり、
絶頂期での彼の早すぎる死が与えた影響は大きかっただろう。
が、一方でその影響が、アーティストとしての神格化も含め、
彼を超えようとする新たなムーブメントを生み出すことを促したかも知れない。
過去の遺産を受け継ぎ、そして新たな世代や感性がそれを新たなものへと
発展させ、生み出していく。
世の摂理であり、芸術の世界なら尚更だ。
オジーをはじめ、自分の音楽史を彩った偉大なミュージシャンの多くが
そう遠くない将来にこの世を去る。
その度に色んな感慨が浮かぶのだろうが、
彼らが世に残した名曲の数々は、いつまでも色褪せずに引き継がれていく。
そして、それをリスペクトし、影響を受けた若い誰かが、
時代に残る名曲をまた紡ぎだしていく。
そうやって、いつの時代もどんなジャンルも動いていく。
まず今は、移動の時間だけでも偉人の業績に触れていこう。
投稿時間 : 01:35 個別ページ表示 | トラックバック (0)
また通りすがりに一枚。
以前画像をUPした菜の花も鮮やかさを増した。
選挙と議員職務の間を縫って、地域づくりや各種選挙をともに戦ってきた
戦友の一人に会ってきた。
ある日突然病に倒れたその戦友は現在ハードなリハビリをこなし、
日常復帰に向けて奮闘中だ。
何を隠そう、このHPのウェブマスである。
倒れた翌日をはじめ何度か見舞いに行っているが、
お医者さんも驚くほどの回復振りだそうだ。
行く度に「今までが全力で走りすぎたんだから決して無理しないように」と話すが、
彼の前向きな姿勢は病床でも変わらない。
リハビリの辛さについて聞くと、
「辛くとも、頑張るほどにとにかく前に進んでいるんだ、と信じている。」
「ある意味、今のあなた(須田)も同じだよね。」
「とにかく、辛さの先にあるものを信じて互いにがんばっぺ!」
と、今日も励ましに行ったはずが逆に励まされた。
ポジティブさの塊のような、あなたのその強いハートには脱帽です・・・。
本HPのレイアウトやデザインが大きく変更された時は
彼が元気に現場復帰した証です。
そのときは彼の帰還を一緒に喜んでください!
でも、病み上がりに迷惑かけないようにHPの作り方を自分で覚えようか?
何せトップページ上側の年齢や事務所住所も訂正してないんで・・・。
投稿時間 : 00:26 個別ページ表示 | トラックバック (0)
今日(17日)は1日かけて熊谷大(ゆたか)参院候補予定者と
各候補者事務所を激励訪問。
時間の都合でお邪魔できない陣営もあったが、
ほぼ石巻全市域を一回り。
判ってはいても、あらためて555.78km2は広い、と実感。
途中、選挙中でなく政党活動の制限が適用されない
女川町内で街頭演説。
ほとんどの事務所で懇談する機会をいただけたが、
数多くの陣営から我が党の再起に対する期待とともに、
変革と血を流すことを恐れずに挑戦しようとする姿勢に声援を頂いた。
当人がいるから、ということを割り引いても、
その声援は温かく、力強いものだった。
また、こちらの想像以上に当人の知名度が上がっていることも確認。
激励に訪れたはずが、逆に励まされる次第。
ただ、参院選は再来月の話。
目の前の大激戦、これからの市政の行き先を問う戦いを
お世話になっている候補者皆さんには是非とも制していただきたいし、
微力ながらその一助たらん、と私も汗をかいていく。
ところで情勢だが、選車も走り始めて2日目、というところにも関わらず、
依然市民の反応がいまひとつ、という声が多い。
候補者ご本人の何人かとも話せたが、同じような答えが返ってきた。
やはり全般に亘る政治不信の影響だろうか?
市民が納めた税で運営されるのが市政だ。
もちろん国・県から来る予算もあるが、
それにしたって誰かが納めてくれた税の積み上げである公金だ。
一人でも多くの市民に是非関心を持ってもらって、
それぞれの貴重な権利を行使していただくことを願う。
投稿時間 : 01:57 個別ページ表示 | トラックバック (0)
今日16日から市議選スタートだ。
前回記したように、市民の皆さんには各候補者の主張を
しっかり見定め、自分自身が持つ貴重な権利を行使していただきたい。
もう一方の選挙戦もあと2ヶ月を切るところまで来た。
参院選である。
既報のとおり、自民党県連としては
三役会(執行部会)・常任役員会・選対委員会・総務会という正規の会議を経て
二人擁立論もある中、全国公募によって公認した熊谷大(くまがいゆたか)候補予定者への
一本化を機関決定し、党本部へ県連としての回答を行った。
みんなの党は民主党現職県議、それも民主党県連の選対委員長を擁立する。
また、15日付河北新報は我が党の現職である市川一朗先生が
「出馬を決意した」と報じた。
昨日15日、自民党塩釜市支部の支部総会があり、小野寺県連会長の代理として出席した。
その場には来賓として市川先生も同席している。私の隣の席である。
加えて、塩釜市支部としては支部役員以上全員が既に一致結束して市川先生支持とのこと。
県連の結論(塩釜とは別だったが)よりも先に一致結束されていたようだ。
そこにおいて、、出馬の意向を報道にお示しになられたご本人を目の前にして、
県連役員として今回の経緯と県連としての組織決定、つまり
「県連は単独候補で行く」
ということを述べるのは相当に辛かった。
私以上に市川先生も辛い思いだったろうが、私も辛かった。
しかし党務を司る立場として、それを支部並びに党員の方々に示す責任が私にはある。
この2ヶ月、或いはそれ以降も今後何度もこういったシーンがあるだろう。
その責任から逃げる訳にはいかない。
設定したルールに基づき組織としてこれまで進めてきたものについて
辛いから、といってブン投げるわけには当然いかない。
ブン投げれば今までの経過と選に漏れ涙を呑んだ公募応募者はどうなる?
一つひとつをルールの中で選択し、意思決定してきた。
だからこそ逃げずに臨んでいく。
投稿時間 : 01:22 個別ページ表示 | トラックバック (0)
現在時刻から見て明日(16日)より、いよいよ市議選が始まる。
以前記したように、市民の関心はまだ低い、と言われているが、
告示後各陣営の選挙カーが走るようになれば否が応でもムードは高まるだろう。
関心低調の原因には国全体の政治不信からの影響、全体としての争点の無さ、等々
色々と言われているが、地域住民に一番身近な選挙が市議選だ。
とにかく一人でも多くの有権者に投票所へ足を運んでもらって、
それぞれの民意を投票という権利で以って行使してもらいたい。
長年政争の街と言われてきた石巻であるが、
怨讐の連鎖を乗り越え、確かな市政の明日を創るチャンスでもある。
私もお世話になってきた多くの方々が勝利できるよう、
しっかりと役割を果たしていきたい。
いよいよです。
投稿時間 : 02:06 個別ページ表示 | トラックバック (0)
次週は地元市議選、7月には参院選と選挙尽くしになるので
6月議会にはまだ時間があるが、時間を見つけて
徐々に次回県議会での質問の準備に入っている。
今日(13日)は災害対応等について担当課のヒアリング。
良い形での対応が期待できそうな感触を得る。
また、団体等を色々訪ねると現政権の政策に対する
苦情や不満を多く耳にする。
一方で麻生政権下における県を通じた各種基金活用が
当面の地域課題の解決に役立っているとの声も多い。
これらの基金は今年度を含め3ヵ年にまたがるものが多いので
短中期的な対策に有効活用できる、というもの。
事業仕分けで削られた基金は数多くあるが、
その中には自治体や関係団体等でうまく運用できるものもだいぶあっただけに、
仕分け人のパフォーマンスで葬られたことには今更ながら憤りを覚える。
仕分け第2弾が始まっているが、
報道されている通り十分な調べがなされず、本来の目的が見失われて
第1弾以上に政府与党の点数取りの道具に堕ちた感がある。
真のムダ削減には努力してもらいたいが、
誰かを"悪者"にし、"仮想敵"を用意してそのコントラストで
自らの存在感を浮かび上がらせるような人気取りの政治(選挙)手法は
もういい加減ヤメにしてもらいたい。
いつまでポピュリズムを続けるつもりなのか?
そのからくりに気付きだした国民も多いはずだ。
ともあれ、頂いた声の中には、国政でフォローされなかったりスポイルされたもので、
県政レベルからでも対処していかなくてはならないと感じるものもある。
十分踏まえながら対応していくつもりだ。
投稿時間 : 01:00 個別ページ表示 | トラックバック (0)
昨日、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」のニュースを見て唖然とした。
もんじゅに絡むニュースは色々あるが、計器類の不調などは
メカニカルな部分で対応すればいい。
また、細心の注意を払ったとしてもミスというのは当然発生し得る。
発生する原因究明と再発防止に努めればいい。
驚いたのは、制御棒の挿入ミスの原因だ。
その理由は
オペレーターが「制御棒の操作法を知らなかったこと」
一体何を考えているのか?
なぜ知らなかったか、もそうだが、
なぜ知らない人間がこんな大事な操作をしたのか、
なぜ知らない人間にこんな大事な操作をさせたのか、
このことが大問題だ。
トラブルを克服し、信頼構築をゼロから日々丁寧に積み上げ、
13年ぶりに再起動したのだろう。
関係者の苦労は察するところだが、
であれば尚更なぜこのような問題が起きるのか?
十数年ぶりで操作技術の伝承云々は全く言い訳にならない。
どんな理由にせよ、リスタートに当たって、あってはならないヒューマンエラーだ。
再出発の緊張感もなにも無いのだろうか?
他の立地地域住民にどれだけの不信を与えるのか理解しているのだろうか?
原子力政策の推進については、どこも苦労しながらやっている。
先般同意された宮城県でのプルサーマル導入もそうだ。
ともすれば誇大な表現が散見されるほどの慎重派の主張と運動がある中で
丁寧な説明をしながら地域の理解を得ている。
私自身も核燃料サイクルなどは促進すべきとの立場である。
そんな困難のなかで立地地域の皆がやっている。
敦賀だって同じであろう。
それを、こういったあまりにもお粗末かつ危機管理(プラントと住民理解の両方で)意識を
疑わざるを得ないようなかたちのトラブルで原子力政策自体の信頼が損なわれるのは
我慢がならない。
全く何を考えているのだろうか?
猛省すべきである。
投稿時間 : 23:49 個別ページ表示 | トラックバック (0)
率直に、辛い、そして重い決断と意思決定になった。
様々な意見が真っ正直に出され、討論され、
その上で、意思決定の各ステージにおいて結論が出された。
その結論とは
この夏、私達は単独候補で戦う
ということ。
正式な機関決定である。
今日、本部に対してこのことを伝えてくる。
色んなことに思いを馳せつつ、
数多くの無念と、更に多くの新生への決断を背負い、
定められた針路で戦っていく。
だからこそ勝利することでこの針路がはじめて正解となる。
心の重さを振り切って、時には鬼になることも辞さず、
進んでいく。
いつか記した詩のような思いを胸に。
投稿時間 : 09:07 個別ページ表示 | トラックバック (0)
写真を撮ることが多くなった。
当欄にうpするのに、ということもあるが、
それ以上に、心に留まる情景が多い季節だからだろう。
ホントにいまどきの携帯はきれいな画像が撮れますね〜。
今日(10日)の県庁へ向かう道すがらの風景。
県道沿いの土地改良後の圃場だが、いい雰囲気だ。
命の息吹を感じる季節はやっぱりよかですね。
ついでにもう一枚。
5月3日、地元神社のお祭りでのラスト。
時期遅れの桜をバックにいい感じで撮れたので。
んではまた!
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再来週は地元石巻市の市議選が実施される。
投開票日まで二十日足らずだが、市民の関心の低さが喧伝されている。
各候補予定者の後援会事務所を訪ねたり、また市議さん方の話を伺うと一様に
「今までのどの選挙よりも有権者が冷めている」
というような話を耳にする。同時に言われるのが
「政府の迷走振りを見るにつけ、みんな政治に嫌気が差している」
「あっちがダメならこっち、と民主に託したが、ある意味自民政権より劣悪だし、
どこにも託しようが無い、という雰囲気が市議選にまで悪影響を与えている」
というお話。
党人として、また政治に関わる者として大変に耳の痛い言葉だし、忸怩たる思いだ。
また、その状況は我が党に対する信頼失墜を発端に生み出されてしまった、ということを
我々は改めて認識し、その前提に立ち行動していかなくてはならない。
それにしてもまずは、関係の各候補予定者の勝利を期すことだ。
同時に、貴重な権利を放棄することなく、一人でも多くの方が投票所に足を運んで
自らの意思を示していただくことを願う。
そんな合間を縫いながら、各地で今日(7日)も色んな県政課題をヒアリング。
防災対策、義務教育での取り組み強化、高齢者福祉、ITの活用、etc.。
興味深い具体的なアイディアも示唆いただき、6月議会で是非取り上げたいものもあった。
施策実施へ向けた条件や環境を精査しつつ、しっかりと取り組んでいくつもりである。
投稿時間 : 00:45 個別ページ表示 | トラックバック (0)
とにかく、鳩山首相の言葉には驚かされる。
と言うより、呆れ返るばかりだ。
"党の公約ではなく、私の思いだ"などとよく言えたものだ。
国防・防衛に関する首相の恐ろしいまでの無知さは石破さんをはじめ
専門家が徹底的に指摘しているのでここで繰り返しては触れない。
ただ、徳之島案に関係するが海兵隊とヘリポートの関係について
極めて分かりやすい表現を石破さんがしていたので紹介しておく。
「消防車と消防職員を分けて配置することがありえないのと同じ」
さて、"公約には掲げていない"ということなので、
改めて先の衆院選における民主党マニフェストを見てみた。
そうすると一つの異常なことに気付く。
防衛に関する記述がほとんど見当たらない、というか皆無と言っていいのだ。
国民の生命と財産を守ることが政府の使命であり、
とりわけ国防は国の専権事項だ。
仮に地方分権を推進しあらゆる国の権限を地方に委譲していったとしても、
その最後にして最重要な"国防"という仕事と権限は国に残る(というより残らなくてはならない)。
その最重要な"国防"についての政策が無いのである。
つまり、国策として第一義に最重要視されるべき政策を現政府は保持していないのだ。
ちなみに我が党の場合はどうだったかというと、ここはさすが(というより当然)というべきか、
政策集の冒頭に国民の安全安心と防衛について記述している。
鳩山首相個人もそうだが、組織として民主党は防衛政策を保持していない。
山岡国対委員長は普天間問題を
「国民にとって雲の上の話で、国民が関心があるのは子ども手当て等。
国民生活に関係ない」
と切り捨てる発言をした(後に撤回&謝罪)。
果たして彼らに国を統べる資格はあるのだろうか?
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昨日(3日)は憲法記念日。
新聞紙上には憲法記念日に当たって各党代表のコメントが掲載され、
また例年通り各地で集会が行われた。
私自身は当然のように「改憲すべし」という立場であるし、
自主憲法制定が党是である我が党が
参院選で憲法改正を大きな幹として据える方針であることは、
歓迎すべきことと考えている。
9条、今日的な国民権利関係etc.と観点は色々とあろうが、
そもそも我が国が「普通の国」として歩んでいくためにも
法治国家の根本である憲法改正は避けて通れないのだ。
護憲派の、とりわけ9条に関する議論ついて、
「現実に合わせるのではなく、
非戦・非武装という世界のどこにも無い、 現憲法が掲げる高い理念へ、
逆に社会の現実をこそ近づかせねばならない。」
という主張は、一見高邁であり、美しい響きでもって聞こえてくるが、
しかしそのことは、
国家の最高法規=憲法=他の法令を統べる
という「法」としての本質をスポイルするものであり、
もっと言えば法治社会の根本を逆に危うくするとさえ言えるのではないか。
他の国にはこのような法令は無いだろう。
なぜならば、そんな憲法であったら当たり前のように侵略されるからだ。
無くて当然なのだ。
また、9条に関する議論で、
「日本が戦後60年以上戦禍を免れてきたのは9条があったからだ」
と今でも平気でのたまう方々が少なからずいらっしゃり、
改憲の議論自体が危険な思想だと主張される。
某党首(=某大臣)が典型だが、こんな思考停止した方々が
政権の一翼を担っている、ということは今後の我が国の歩みを
極めて危ういものにしてしまうだろう。
早々に連立を解消して野に下っていただきたい。
「9条があるから平和だ、9条があれば戦禍には巻き込まれない」
このような発想の方々を司馬遼太郎は
「平和念仏主義=平和、平和と叫んでいれば平和になるという考え」
と喝破、批判したが、、現実の平和はそのための外交防衛上の
あらゆる努力の上で成り立っているのだ。
更には、米兵は国外に出て行け、と彼らは叫ぶが、
それでは国防を自力で何とかする手立てを訴えるのか、と思えば
それも一切無い。
国の基本は国家国民の生命と財産を守ること。
内政上どんなことがあっても外交防衛だけは揺らいではならない。
その根本で全く一致できない方々が現在の我が国の命運を握っている。
我が国が極めて危ない不安定な状態であることを
一人ひとりがより強く認識する必要がある。
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写真は我が町を見下ろせる公園。
ここに数年前、町内の有志の方々で桜の若木を植えた。
今の子供たちが社会を背負う世代になる頃に
たくさんの桜木が満開になり人々の心を潤すように、と。
既に、こんなに元気に咲いてます。
いつものGWだと、満開の桜を見るには
弘前あたりまで行かないと見る事が出来ないが、
今年は地元で満喫できる。
一方でそのことは低温が続いてきたことの証。
聞けば、今後の長期予報でも今年は日照時間も少なく、
平年より低温傾向が続くとのこと。
昨今の野菜の値上がりばかりではなく、
米をはじめとする各種農作物の今後の生育が心配される。
今の段階から色んなことを想定していたほうがいいかも。
夜には、とある神社のお祭りに行ってきた。
話題も満開の桜と異常気象から始まり、
宮司さんによると二十数年ぶりの出来事だそうだ。
このGW中は各地でそれぞれのお祭りがあるが、
異常気象を吹き飛ばし五穀豊穣を皆さんと共に祈りたいところだ。
今後への心配は尽きないが、
珍しく桜が一杯のGWを今だけは味わいたい。
皆さん、良い休暇を!
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表題の割に、書道と絵心には特に自信のない須田ですw m(_ _)m
県美術館の在り方について、県幹部と美術関係の方との
意見交換をする機会が今日あった。
日展などの巡回展は過去に県美術館で開催されたことが無いそうだ。
担当側によると、展示スペースのキャパシティの問題や
利用スケジュールの問題(三年先まで決まっているそうだ)で
同様の趣旨の依頼は全てお断りしてきたそうだ。
一方で、美術関係の方からすれば、県側に同じ理由を十年以上前から用いて
断られ続けているとのこと。
例えば日展の巡回展の場合、"美術館"でない会場は宮城県だけだそうだ。
要請する側からすれば、当局のやる気の問題に見えても仕方が無いだろう。
芸術、特に美術の世界には疎い私だが、
美術館側の意図・考え方も含めて有形無形の「ルール」が存在する世界であることは
想像に難くない。
でもその「ルール」が本当に県民の側に立ったものなのかどうか、
一度立ち止まって考えてみてもいいのでは、とも感じる。
公の「県」美術館である以上、それは限られた誰かのためでなく、
「県民のための」美術館である。また、そうでなくてはならない。
運営サイドの意向はある程度存在するにしても、
また、県民の側からのオーダーに全て応えきれるものではないだろうが、
現況が望まれる姿であるのかどうか、
「県民のための」という視点で一度「ルール」を見つめ直すことがあって良い。
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