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非常に楽しみにしていた作品をついに観ることが出来た。
タイトルは
邦題「宇宙(そら)へ。挑戦者たちの栄光と挫折」
原題「ROCKET MEN」
という作品である。
内容は、マーキュリー⇒ジェミニ⇒アポロ⇒シャトルと続く
NASAの宇宙開発における失敗と成功の軌跡を、
NASAが所有する未公開映像でまとめた英国BBCによるドキュメンタリー作品である。
実はこの作品、昨年夏に全国で上映された(宮城ではフォーラム仙台単館)のだが、
ちょうど上映期間が完全に総選挙とぶつかり、見逃していたのだ。
二次商品化を待望していたが、このほど晴れてBD/DVD化されることを知り、
迷わず二週間前に予約、無事手にすることが出来た。
小学校低学年の頃、私の将来の夢は無謀にも天文学者になることだった。
未知且つ無限に広がる宇宙への好奇心は子供心に強く刻まれ、
そんな童心とは裏腹に私大文系卒の大人となった私の心に、それは未だ残っている。
そんな好奇心を我が子にも抱いて欲しいと勝手に願っているので
子ども達を脇に座らせ、待ちに待った上映会となった。
幾多の困難と失敗、尊い犠牲、それを乗り越えた先の成功と栄光。
内容も素晴らしく、子ども達も喜んでくれたようだった。
レンタルもあるようなので、是非ご覧いただければ、と思う。
※(注記)作品HP
http://bd-dvd.sonypictures.jp/sorae/
最初のスペースシャトル打ち上げ事故の際、時の大統領であるレーガンは
国民、世界に向けて次のように述べた。
「打ち上げの中継を見ていた子供たちに伝えたい。
冒険や発見の過程では、
こうした痛ましい事故が時に避けられないのです。
しかし、これは終わりではない。
希望は受け継がれます。
未来は臆病な人々のものではなく、
勇気ある人々のものです。」
宇宙、ということだけでなく、色んな事柄にも言えることであろう。
そうした意志と開拓心と勇気こそが未来を切り拓くのだ。
「60年代に月へ人類を送り込む」
ケネディは力強く宣言した。
背景は米ソ二国間の宇宙開発競争と冷戦ではあったが、
その言葉は8年後、現実のものとなった。
ケネディから約半世紀、オバマ大統領は火星に人類を送ることを宣言した。
その宣言が現実になるのは今度はいつになるかは判らない。
それでもその日を待とうと思う。
挑戦し続けようという意志の先には、必ず成功があるはずだから。
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基本的には「仕事があって家庭」と考える
伝統的日本人の須田でございますw m(__)m
さて、宮城を舞台・ロケ地とする映画作品が続く。
最近では「ゴールデンスランバー」が大きく取り上げられ、
この5月からは「苦い蜜〜消えたレコード〜」という作品が
上映予定である(5/1〜 フォーラム仙台)。
今日は、宮城を舞台とする新たな映画の製作発起会なるものが開催された。
本県には官民による「せんだい・
宮城フィルムコミッション」もあり、
最近は精力的な誘致が行われている。
また「おくりびと」に代表されるように観光関係にも効果が期待される。
加えて我が町もメインのロケ地になるとの話であり、
そんなこんなでいろいろと関係者にお話を伺うべく会場にお邪魔してみた。
製作側の意気込みには相当なものが見受けられ、
また、それを支えていこう、という関係者の熱意も伝わってきた。
出席者に在仙の知人も多かったので色んな話を聞くことが出来、
私のような素人からすれば細かい部分で分からない点も無くはないが、
それぞれの努力で課題を乗り越えていくということなのだろう。
作品の概要は明らかではないがスタッフやキャストも地元からなるべく募っていくとのこと。
外へ向けたPRだけでなく、話が進んでいけば様々な形で
地域に新たな"熱"を起こしてくれるかも。
良い作品が出来ることを期待したい。
最後に、全くどうでも良い話だがこんな記事を見つけた。
「民主県連代表が激高〜石川〜」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20100424-OYT8T01015.htm
与党になっったのに、未だ野党な方がいらっしゃるようだ。
最後の「自民党は、〜以下云々」のくだりには最早笑うしかない。
政策について自らフォーラムを開催しているのに、
政権与党の政策が批判されたからと言って、
野党の方々の人間性批判の話をしてどうすんの?
危険な思考だな〜。
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今日は各所で色んな話を伺ってきた。
政策や地域要望の話もいただくが、
仕事柄、政治・選挙がらみの話題になることが多い。
2週間後は地元市議選、7月には参院選がある。
一方で一番身近であろう市議選への関心の低さの声も多く聞かれた。
道中、小沢幹事長への検察審査会の「起訴相当」判断について
コメントを求める報道からの電話取材を何件か受ける。
国政は更に混迷の度合いを深めそうだが、国政に限らず
今の閉塞感を払拭する「何か」を皆が探し、もがいている。
複雑系の現代社会におけるその「解」を、
一人の政治家として私も探し続けている。
こんなブログ記事を見つけた。
日本人を苦しめる「仕事は家族より優先」という異常な発想
http://news.livedoor.com/article/detail/4740947/
自分自身疑いを持たない「仕事は家族より優先」という価値観。
私の結婚式(懐かしいな〜)の両家代表謝辞で我が亡父は
「まずは仕事」
と明言した。その通りだ、と今も思っている。
そうではあるが、「仕事」と「人生」「家庭」への価値観を改めて考えてみると
上記ブログが言っていることには、全てがその通りとは思わないまでも一面の真実はある。
つまりは幸せの価値をどこに置くのか、ということだ。
以前ミャンマーに行ったことがある。
有志で出資し学校を寄贈したのだが、その竣工セレモニーに参加するためだ。
空港から市内に向かう車中より最初に目にしたのは、
藁小屋で普通に暮らす人々の姿だった。
市内に入っても市民の生活レベルはお世辞にも日本並みとは言えない。
にもかかわらず、学校には英単語を元気にみんなで読み上げ、
「学べる」ことを喜ぶ活き活きとした子供たちのたくさんの笑顔があった。
そんなこども達を笑顔で見つめる多くの人々の姿があった。
軍政、我が国の意味合いとは異なる本質的な貧困、諸々の困難はあっても、
恐らく彼らが日々想い、悩み、心を尽くすのは妻や恋人のことであり、
親のことであり、兄弟のことであり、友人のことであろう。
それはどこに暮らしていても変わらない。
私達だって同じである。
どんな社会を作っていくか、とりわけ政治が何を提示し形作っていくのか。
ちょっと角度を変えるといろんなことが見えてくるかもしれない。
投稿時間 : 01:29 個別ページ表示 | トラックバック (0)
去る2月28日に発生したチリ地震津波被害に対する激甚災害(本激)指定が
20日の閣議で決定した。
まずはホッとしている。
本県では養殖物被害で初の指定となる。
以前は、水産養殖物被害は激甚災害指定を行う際の基準すら存在せず、
農業被害基準をベースに算定していたが、
平成18年の爆弾低気圧(いわゆる10.6低気圧災害)を契機に
県議会自民会派の我々が運動展開し、
当時の自民党政権に対し要請を行い現在の基準が策定された。
政権は変わったと言えど、今回の救済に繋がり意義があった。
また、救済対象の範囲も従来の事例より拡大(救済適用市町村の指定要件)しての
適用となったが、今回の対応は評価したい。
(とは言えども現政権に対する否定的な見解は変わるものではないが)
ただし、細かいところでは微妙な部分もある。
まず、救済適用市町村の範囲が拡大したと言っても、
それでもなお除外される可能性の自治体があること。
次に、1施設につき13万円以下の復旧費の場合は除外されることなどだ。
特に、「13万以下」についてはノリ関係が除外される可能性がある。
例えば、同じ海域でカキとノリが被害を受けたとして、
漁業者Aが保有するカキの施設(=筏)が5台、
漁業者Bが保有するノリの施設が100基あるとする。
カキの筏が平均で200万、ノリの筏が平均10万程であるため、
どちらも施設総額では1000万で変わらないが、同じ海域にもかかわらず
復旧費の施設単価の関係で漁業者Aは救済され、漁業者Bは救済されないこととなる。
既に具体に想定されるので何らかの柔軟な対応の可能性はあるが、
ある程度の公平性が保たれるよう我々としても要請していかなくてはならない。
また、本質的な部分での問題もある。
国・県・市町村を問わず、行政の言う「復旧」の定義は
現状復帰=元の状態に戻すこと
である。従って以前より強度の高い養殖施設整備を行おうとすると
救済の対象外となる可能性がある。
災害のたびに同じことを繰り返さないためにも施設の強化を図っていかなくてはならず、
補助事業の活用などを視野に入れた調整を既に我々も行っているが、
一定の柔軟さが必要だろう。
私の公約でも謳っているが、共済制度の改善も重要だ。
復旧に向けた正念場はむしろここからかも知れない。
で、当時から時間は経過したが、改めて養殖施設被害の模様を記す。
新聞などでもご覧になったかと思うが、このような状態で筏全体が絡まり、
大破した筏が多数であった。
海域によっては、本来そこにあるはずの何十台という筏が
一切消失してしまった、というところもある。
また、通常は筏をアンカーで流れないよう固定するが、
この写真のように複数のアンカーで両端を固定する。
写真のものだと全部で8個、両端で合計16個のアンカーだが、
これが
波の力でこのようにグニャリと曲がる。再使用不能のものだが、
如何に自然の力というものが物凄いか、を物語っている。
閑話休題
UPしようと思ったら寝てしまった!
また改めて書きます。
今日、明日と常任委員会と特別委員会です。
行ってきます!
投稿時間 : 07:39 個別ページ表示 | トラックバック (0)
去る日曜日、4月4日に開催しました政経フォーラムには、
大変多くの方々にご来場をいただき、誠にありがとうございました!
実施までの準備期間が短くならざるを得ない中、
あれほどまで盛会裏に終えることが出来ましたのも、
ひとえに実行委員長をはじめご協力いただいた皆様のおかげです。
事務局を担っていただいたGさん他いつもお世話になっている皆さん、
声がけをしてくれた実行委員会と後援会の皆さん、
裏方に回って支えてくれたスタッフ一同、
そしてご来場いただいた多くの皆さん。
皆さんの協力で開催できました。
心から御礼を申し上げます。
今回は県連青年部との共催で実施しましたが
小泉衆議院議員という得がたいゲストを迎えての催しとなりました。
全国を飛び回ってご多忙にも関わらず来石いただけたことを心から感謝しています。
フォーラムに先立つ仙台市内での街頭演説会でも大勢の市民・県民に参加をいただいたき、。
ここでも小泉代議士には熱弁をふるってもらいました。
変わっていこうとする我が党の姿勢を感じ取ってもらえたのでは、と思います。
せっかく開催する以上、
「参加いただける方々に喜ばれるゲストを」
ということを意識して企画しています。
前回は後藤田代議士、今回は小泉代議士をお迎えしての会合となりました。
思い起こすと、前回は20年の9月2日に開催しましたが、
その前夜である9月1日に
「福田総理が突如の辞任」
今回は前々日に
「与謝野新党結成へ」
ということで、須田の会合の直前には政界変動が起こる、という
変なジンクスが生まれそうな予感ですw
ともあれ、無事に終了することが出来てホッとしています。
今回の開催を通じて、改めて自分が様々な多くの縁に支えられて
活動のフィールドを与えてもらっていることを切実に実感し、
そのことに感謝しております。
また、これを契機に残りの任期、またその先へと、
皆の期待と信頼に応えられるよう精進していくことを誓い直しました。
今回も自分自身のことでは反省しきりであり、至らざる面も多々ある私ですが、
どうか見守っていただき、またご支援いただければ、と思います。
本当に皆さん、ありがとうございました!
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