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いや〜、何とか晴れました!
今年のみなと祭り。
天気予報では当日雨の確率80%(!)。
実際は朝からかなりの暑気と照りつける太陽。
「夜まで何とか持ってくれ!」と願うも
夕方前にはかなりの雨。
おかげで来るのを止めちゃった人も多かったのでは?
その雨も山本譲二コンサートの頃にはすっかり晴れ上がり、
ちなみに私は石巻に行っていたのでわかんないんだけど、
大変多くの観客の前でご本人も熱唱されたとのこと。
恒例の花火大会も無事開催されたのでした。
花火大会にてフィナーレを迎えた後は、関係者一同で一斉会場清掃!
皆が楽しんだ後(前もね)には誰かが陰で頑張っている、ってことですね。
ちょっと写真がボケてますが、みんなで一列に並んで清掃開始!
ゴミ箱は各所に設置されていたがどこもこんな感じ。
で、私も清掃に参加していたが、ゴミのポイ捨ての多いこと多いこと・・・。
路上のポイ捨てはもちろん、ゴミ箱のすぐ脇にある植え込みの中に
わざわざゴミを突っ込んでまで捨てていく阿呆共(ごく一部でしょうが)・・・。
もしこのような皆様に「公金の使途が云々」とか言われたら呆れ果てるしかない。
エコだ何だと言っても、世の中簡単には変わってくれない。
一人ひとりのほんのちょっとの気付きと行動だけで、
変わるものは一杯あるはずなのに・・・。
今度の総選挙は、どの勢力が勝ったとしても、
大きなターニングポイントになるのは間違いない。
でも、そこでどんなに素晴らしいビジョンや方向性が示されようとも、
それをベースに地域を、社会を作っていくのは
誰あろう私たち一人ひとりの生活者なのである。
さて、その総選挙絡みについては次回以降私見を記していきます。
ともあれ、祭りが無事終了して何より。
さて次は川開きだ〜!
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6月議会閉会から一週間。
閉会日の7日(火)には新議長が選任された。
新議長は気仙沼選挙区選出の畠山和純(かずよし)議員(4期)。
政策的にも、メンタル的にも、私のお師匠さんのような方だ。
就任後1週間、本日が新議長初の対外公務、ということで、
それを私の地元女川町出島でお迎えできたのは個人的に感慨深い。
畠山議長の地元には県内最大の有人離島大島があり、
当方には前記の出島をはじめ4つの有人離島がある。
双方の地域の基幹産業は水産業、交通基盤の強化が必要不可欠など、
似たような地域事情を抱え、それを一つでも克服していくために共にやってきた、
尊敬する良き先輩であり、同僚であり、そして目標でもある方だ。
新議長決定までは色んな経過があり、それが会期末の心の重さとなっていた。
私にとって畠山さんと同様に大切な方も固い意志を持って名乗りを上げられていた。
私のみならず、会派の多くの同僚にとって共にも大事な二人であり、
若い世代をいろんな場面で引っ張ってきた二人である。
この二人を争わせることだけはしたくない、
二人の友情にひびを入れるような結果は招きたくない、
というのが率直な思いだった。
そしてその思いで各々が様々な努力をしたが、二人の固い決意は覆らず、
最終的に会派所属議員のそれぞれの判断を問う形となり、
結果としてもう一方の方でなく畠山候補が会派の統一候補となる。
議長選出の本会議直前、そのもう一方の方より
「会派の意思決定を尊重するし、自身の思いにもけじめがついている。
皆で一丸となって畠山議長誕生へ向けて結束しよう」
との皆に向かっての呼びかけがなされ、
その心中を推し量ると胸が張り裂けそうな思いを抱きながら本会議に臨んだ。
今回、たまたま議長選挙の開票立会人に私が選ばれ、
無記名投票にて選挙が行われた後、壇上での開票を見届けた。
誰が誰に入れたか判らないのが無記名投票だが、
開票結果は、我が会派の38名全員が一人も欠けることなく
畠山候補に投票したことを示していた。
全てが終わり、会派全体での今議会の総括の場で新議長より
皆への、そして誰よりももう一方の方の友情への謝意が述べられ、
それぞれが涙と共に胸を熱くした。
今回の結末は、それぞれが真剣に議会や会派のこれからを考えて
行動しあった結果が導き出したものであり、そこに筋書きなんてものは無い。
そしてその結末は将来へとつながっていく結末でもあった。
同時に、我々の杞憂や色んな複雑な思いを最後に救ってくれたのは、
心を晴らしてくれたのは、最後まで真剣にぶつかり合った二人の候補者の友情と絆であった。
正直、利害関係や駆け引きがどこにでも転がっている議会という場に、
美談のようなものを期待しても甲斐の無いことかもしれない。
それでも、このような素晴らしい先輩方と、また真剣に相手を思うことが出来る
多くの同僚と共に県政の場で働かせてもらっている自分の巡り合せに
改めて心から感謝している。
畠山新議長を中心に、多くの仲間と共に、
希望ある、信頼される県政を築くべく努力していきたい。
さて、国政では解散以降の日程もほぼ固定されつつあるようだ。
こちらは信頼とは程遠い、想像を絶する逆風の選挙になるだろうが、
思うところはまた後日・・・。
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その会期も残り3日間。
いよいよ大詰めである。
前回も記したが、今回は6月議会としては珍しく補正予算審議があるので
例年の6月議会よりも若干会期が長い。
一般質問と予算質疑が終わり、現在予算以外の議案を審議中である。
今議会では全体のトップを切って一般質問を行った。
地元紙にも掲載されていたが、
当方の要請に対し非常に前向きな知事からの答弁をいただいた。
まずは、三陸道への割引制度導入である。
社会実験(試しにやってみよう、ということ)としての実施とはなるが、
具体的に今年の秋からの割引実施が表明された。
平成17年11月議会で初めて取り上げて以降、4年間、
この件についてはずーーっと議会の場で要請してきたものだし、
何よりも先の県議選にて自身の大きな取り組みの一つとして
訴えてきたものだけに、一つの目標をクリアした感がある。
自身の視点としては、一般利用者もさることながら、
物流事業支援の観点から強く要請してきたところであり、
この点についても知事から同意の返答を得た。
実は、水面下では担当部局と折に触れて割引のあり方について
協議は行ってきており、当初の執行部の方針には
国の土日1000円高速方式に合わせようという考え方もあったのだが、
この場合だとトラックをはじめとする大型車両などは割引から除外されるため
物流支援の観点を外すべきでない旨を繰り返し要請してきた。
今回、知事から正式な議会の場での表明を得たので
大変安堵している。
また、環境やエネルギー施策の充実も私自身の公約。
今回もメガソーラー(大型太陽光発電施設)など、
太陽光関連産業の振興について引き続き提案したが、
今後策定する(仮称)クリーンエネルギーみやぎ創造プランに
メガソーラーをしっかりと位置づけるとともに、
各種の支援を行っていくことも表明された。
なお、創造プランのプロジェクトについては実施可能なものから
順次実施していく意向が示された。
私は石巻地方へのメガソーラー誘致と、それを中核とした
副次的な産業振興をかねてから訴えてきたが、
一つの前提となる県の推進体制については一山超えた。
今後は石巻地区が有望な受け皿となるように
具体化を急ぎたい(自分の中には4年越しのアイディアがあるんですけどね)。
プルサーマルについては、国の安全一時審査が終了したことを受け、
県としての主体的な関わりを求めたが、
講演会の開催や検討体制の構築など前向きの答弁が出された。
このように書いていくと良質の答弁ばかりが出たようだが、
教育行政(特に道徳と教育の本質)について知事にも答弁を求めたところ、
野球に例えるなら、こっちが直球一本の真剣勝負を望んで
バッターボックスに立ったのに、投げた途端に明らかにボールと分かる球を
投げられた感じ。
(こっちは相当な覚悟を持って発言しているのだから、もっと本音を出そうよ!)
まあ、お立場上仕方がないところでしょうか?
なお、当日の模様は県議会HPにUPされているので、
ぜひご覧になってみてください!
http://www.pref.miyagi.jp/kengikai/tyukei/h21.06gikai_media.htm#20090623
以上が一般質問の概要でした!
また、今議会より私自身の議会内での立場も変更となった。
昨年度の一年間は環境生活委員会にて委員長を務めたが、
このたび、総務企画委員長を拝命することとなった。
2年連続での常任委員長であり、それも全体で6つある常任委員会で
一番の要となるのが総務企画委員会である。
昨日より委員会審議も始まったが、今後も心して臨みたい。
さて、残りわずかの6月議会、実は自分の中ではここからが一番重い。
重い理由はいずれ書くが、正直、身を裂かれる思いだ。
同じ思いの同僚も多いだろう。
会派の役員として、また一人の議員として、
最終的には何らかの判断をしていくことになるが、
まずは全体にとって最善と思われる方向へ努力するしかない。
(何のことかわかんなくてごめんなさい m(_ _)m )
閉会日には心の重さが晴れて、
皆で心から「ご苦労さん!またみんなで一緒に頑張って行こうや!」って言いたいな。
んじゃ、今日も行ってきます!
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