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3500人を越える関係者が結集し、真実悲痛な叫びを上げた。
自身の努力だけでは何とも超えがたい現状に対する、怒りと苛立ち。
「燃油で困っているのは漁業だけではない」とする声を聞くことがある。
それはその通りであろう。
しかし、漁業の場合は総漁獲量や漁業区域などが厳然として管理されており、
自主的な増産は極めて困難である。
加えて、ほとんどの魚種が市場流通を介し、価格に対し生産者が決定権を持ち得ない。
更には、経営コストに対する燃油の割合が他業種と比し極めて高い。
取り巻く環境が他の産業とは大きく異なるのである。
燃油暴騰、魚価安、漁獲規制 etc.
まさに、漁業存亡の危機である。
国は責任ある決断と回答をしなくてはならない。
大会とデモ行進終了後、個人的なルートで与党幹部に対し、
この問題に関する要望と財源確保に関する具体的なアイディアの提案を行ってきた。
単独業種に対する直接支援にはナーバスにならざるを得ない事情もわからぬではない。
国民理解の問題や他産業からの突き上げもあり得るであろう。
しかし、消費者によるチャイナフリーの動きに代表される食の安全確保や、
我が国の食料自給率に対する意識の高まりを考えれば、
漁業をはじめとする食産業、特に生産者に対する優先的な支援は
国民のコンセンサスを十分に得られる状況にあるはずであり、
コンセンサスを得られない(得ようとしない)のはむしろ各省庁である。
これを超越し、一つの道筋を示し、形作るのが政治の役割ではないか。
生意気ながらこの様なことも申し上げてきた。
それにしても今日で何度目の要請であろうか。
特に、この1年は漁業燃油対策で上京することが多かった。
私の提案がベストではないかもしれない、とは思っている。
それでもとにかく具体案を提示していかないことには何も進まない。
状況を動かす一助たれば、と思って行動しつづけるのみである。
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※(注記)内容に合わせてタイトルを変えました m(__)m
一歩を踏み出し、夢をかなえた選手達。
勝負である以上、必ず勝者と敗者が生まれる。
夢のフィールドでの現実は厳しいものだったかもしれない。
この日、彼らの夏は終わった。
でも、「夏」なんてもんじゃない。
彼らにとっては、これまでの2年半の全ての思いをぶつける夢舞台だった。
プレーヤー、マネージャー、
夢を追う彼らの姿を大勢の人が支え、共に戦い、
理解し合いながら同じ夢を追ってきた。
彼らがいなければ、今日のこの日、この舞台を迎えることはなかった。
彼らがいなければ、皆が同じ夢を共有することも出来なかっただろう。
喜びと悔しさ、周囲への感謝、これまでの苦闘 etc.
最後の瞬間に流した、色んな想いが混じった涙。
その涙は、誰にとってもこれからの大きな糧だ。
聞けば、応援の生徒達はバス代を割り勘して自腹で来てくれたそうな。
彼らが行動したからこそ、新たな絆が生まれた。
そう、7月6日、彼らは新たな歴史の一ページ目を母校の校史に、
そして球史に確かに刻んだ。
決して一人だけで出来ることじゃない。
親御さんをはじめ多くの人の支えと協力があったからこそではある。
それでも、歴史の扉をこじ開けたのは、間違いなく君達自身なんだ。
これから夢の続きを紡いでいくのは後輩達だ。
これからの君達の役目は後に続く者たちに伝えていくことだ。
歴史がどうやって始まったか、
フィールドというものは当たり前に存在するのではなく
如何に多くの人々の支えによって存在できているのか、
そして、
自分自身が願い続け、本気で行動すればいつか壁は乗り越えられるんだ、ってことを。
君達の挑戦が君達の母校に新たな魅力と活力を加え、
良き伝統に繋がっていくことを願う。
幾ばくかでも君達の挑戦を応援できたことが俺自身うれしい。
同時に、俺自身も色んなことを改めて教えられたような気がする。
一言で言い表せないけどピュアな何かを。
お礼を言うのはこっちのほうだ。
お疲れさん、そしてありがとう!
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