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2007年02月27日
今日から議会に復帰!
登庁直後は、私が近づくとなぜか皆さんに一歩下がられる
(当然ですね・・・)。
関係の皆さんには迷惑をかけたが、今任期最後の議会、
責任を全うするよう努力していきたい。
今日は一般質問が行われた。
同僚議員の質問の中で、牡鹿半島地区のことが取り上げられ、
鹿対策、道路整備、
金華山黄金山神社の山道復旧などが触れられた。
私の昨年12月議会での質問に対する執行部答弁で、 既に以下の点が示されている。
鹿対策 :
19年度で全体調査⇒20年度に計画策定、
及び雌鹿を含む本格駆除検討
道路整備:
19年度より石巻鮎川線祝田地区〜風越地区の未整備区間事業着手
これらは実際に
19年度事業として予算化され、
今議会の予算議案にも当然含まれている。
どちらも牡鹿地区には切実な問題で、
事業着手については既に地域のみなさんに報告も行い喜んでいただいている。
私がよく理解できなかったのは、
事業実施が決まっていることをなぜあえて取り上げたのか、
ということである。
次年度事業で予算化されているということは
ちょっと問い合わせればすぐに分かることである。
もっとも、
鹿対策については即時対応を強く求めるものではあった。
半島地区の鹿害の現状を考えれば私も同じ思いである。
しかしそれについても、
抜本的な解決には雌鹿の駆除が必要条件であり、
現行の管理計画では雌鹿の駆除は出来ず、
時間は少々かかるが全体調査を行った上で
特定鳥獣保護管理計画(雌の駆除が可能になる)を策定し、
それに基いた駆除の実施が根本解決には近道であることは、
このことを議論してきていれば理解できるはずである。
また、黄金山神社山道復旧については、
質問側・答弁側ともに具体の対応については
触れていなかったが(要は県側も現在の動きを把握していない)
、
当面の対応について実は既に決定している。
林野庁宮城北部森林管理署に
最低限以上の復旧作業はしていただくことになっている。
恐らく5月以降の対応になると思うが、
先週末に北部森林管理署と牡鹿支所がこのことで協議してもらっているはずである。
これについては当方で昨年のうちに北部森林管理署にお願いしており、
東京のほうにも自民党国会議員を通じて依頼をしていた。
もちろん山道の復旧だけでは不十分で、
山道上下の法面は非常に危険な状態と思われるため、
管理並びに対策について今後調整していくことにしている。
なお、山道については神社所有のため、
本来行政が手を付けれるものではないが、
森林事業実施に当たって林野庁側で常にこの山道を使用するため
今回の措置に至った。
だから県側も把握していなかったのだろう。
選挙区が広がることで課題意識をもたれたのは
地元民の私としてもありがたいことだが、
事実関係はしっかりと把握した上で質問されたほうが、
中身の濃い、先につながる議論になったのではないだろうか。
そうでなければ、
これらの問題に取り組み道筋をつけてきた当方としては
強い不快感を持たざるを得ない。
今日の議会ではこのこと以外にも考えさせられることがあったが、 それはまた後日。
投稿者 sudayoshi : 2007年02月27日 23:52