山梨県歯科医師会のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
私たちの歯科医師会は、大正5年(1916年)の創立から、山梨県内の歯科医師を会員に、歯科医学の進歩・発展、及び地域歯科保健の普及向上等を図り、県民の皆様の健康と福祉の増進に寄与することを目的に活動しています。
むし歯の洪水と言われた昭和から、平成の時代となると歯周病がクローズアップされ、歯周病と全身疾患との関わりが明らかになり、生活習慣病対策の一翼を担う意味でも歯科保健の重要性が注目されてきました。
こうした中、平成元年からの「8020運動」をはじめ、フレイル予防や介護予防のための「口腔機能の向上(口腔ケア)」の普及啓発、寝たきり高齢者等に対する訪問歯科診療、障がい児・者及び難病の方々への口腔保健センターでの歯科保健
・医療の提供、住み慣れた地域で高齢者等を支える地域包括ケアシステムへの貢献などに、会員はもとより、行政や他職種とも連携して取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大期においては、県民の皆様の健康と安全を第一と考え、全力で感染予防対策に取り組み、安全な医療環境を提供できるよう努めて参りました。
また、「人生100年時代」とも言われ、年々「平均寿命」が延びていますが、同時に、健康上の問題で日常生活が制限されることのない「健康寿命」を延ばすことが重要といわれています。本県は健康長寿日本一ともなっていますが、
まだまだ2つの「寿命」には開きがあり、その差をできるだけ少なくするために、歯科の立場から、生涯を通じた定期的な歯科健診と保健指導を受けることを進めています。
定期的な歯科健診や口腔ケアは、歯や口の病気を予防するだけでなく、全身の健康や生活にも関連し、健康寿命の延伸につながります。また、令和2年度から実施した「新型コロナウイルス感染対策強化歯科健診事業」等では、
健診受診者の感染率が、県全体の感染率の1/2以下に抑えられるなど、感染症の予防に効果があることも明らかになりました。
県民の皆様には、まずは「かかりつけ歯科医」を持ち、定期的な歯科健診と継続的な口腔のメンテナンスを心掛けていただけると幸いです。
「口腔(口)は健康の入り口、健康寿命の延伸は生涯を通じた健口管理から」をお手伝いできるよう、山梨県歯科医師会として一層取り組んで参ります。
「80歳になっても自分の歯を20本以上残そう」という運動です。
言いかえれば、80歳は人の一生(平均寿命)であり、20本は自分の歯でなんでもおいしく食べられるために必要な歯の本数です。
一生涯自分の歯でなんでもおいしく食べましょうという運動です。(人の歯は28本、上下左右の親知らずを含めると32本あります) 24年度に行った、山梨県の歯科疾患実態調査によると、80歳で残っている歯の本数の平均は、13.6本でした。
一般社団法人 山梨県歯科医師会
〒400-0015 山梨県甲府市大手1丁目4番1号
TEL : 055(252)6481 FAX : 055(253)0854
E-Mail : info@yda.jp