宮崎県都城市では、子供たちが地域の高齢者の自宅を訪れ、地震の揺れで家具が倒れないように固定するボランティア活動を行いました。

参加したのは、日本ボーイスカウト宮崎連盟都城第1団の小中学生12人です。
子供たちは3つの班に分かれて市内の高齢者宅を訪問。
「長生きしてね」などのメッセージが添えられた家具の転倒防止板を取り付けたり、金具を使って家具を壁に固定したりして、大地震への備えをお手伝いしていました。

(ボランティアを依頼 戸越京子さん)
「安心です。心配でした、あれ(タンス)が倒れないかと思ってですね」

(ボーイスカウト 桑畑賢吾さん)
「ドリルで釘を打つのが結構難しいです。お年寄りの命を守りたいという気持ちで頑張りました」

このボランティア活動は今年で5年目を迎え、これまでに62軒で家具の固定作業を行ったということです。