月刊「創」ブログ最新記事
『創』11月号にミスあり。図書館などには訂正シール送ります『創』2025年11月号にひどいミスがありました。P22の見出し「人質司法違憲訴訟」が何と「人質司法意見訴訟」となっていました。急きょ、正誤表の挟み込みや、訂正シールの作成を行いました。図書館などの蔵書には訂正シールを貼りたいと思いますので、気が付いた図書館関係の方はご連絡いただけないでしょうか。国会図書館などには既に当方から連絡しています。
2025年12月号 苦境「街の書店」の反撃/死刑囚表現展と死刑囚
苦境「街の書店」の反撃/死刑囚表現展と死刑囚
特集:苦境「街の書店」の反撃
◆だいやまーく「地域密着」を掲げ、在庫強化など着々と......編集部
啓文堂書店から紀伊國屋書店に
◆だいやまーく街の書店が消えてゆく一方、新たな動きが.........編集部
無書店自治体とHONYALの取り組み
◆だいやまーく第21回死刑囚表現展を迎えて......太田昌国
今年も「死刑囚表現展」作品に込められた死刑囚の思い
◆だいやまーく超党派議連と法制審のダブルトラック状態......鴨志田祐美/村山浩昭
正念場迎えた「再審法改正」大議論の対立点はどこか
◆だいやまーくガザの実情を伝える映画を連続公開......浅井 隆
ドキュメンタリー映画『ガザからの声』の新たな試み
◆だいやまーくマンガ『はだしのゲン』を正面に据えて.........込山正徳
映画『はだしのゲンはまだ怒っている』を世界へ
◆だいやまーく他界直後の個展に全国から春友さんが集合
三浦春馬さんの鉛筆画を描き続けたdekoさんの死を悼む
◆だいやまーく【短期集中連載】......平野 悠
後期高齢者〜老後の世界を行く(1) 高級老人ホーム入ってみた〜入居金6000万円ってどうよ
加害者家族として生きて
kagaicover.jpg 好評発売中
オウム真理教元教祖の三女として生まれた著者が加害者家族として生きてきた半生を振り返る。「個」が確立していない日本社会においては「家」の観念が残存し、加害者と一緒にその家族もバッシングしてしまう。そういう中において著者は、大学3つに合格したのに父親が松本智津夫であることを理由に入学を拒否される、就職しようとしても取り消される、銀行口座も開設できないなど、理不尽な仕打ちを受けてきた。これまでも大事件の加害者家族が自殺に追い込まれるなどしてきた経緯もあわせ、「加害者家族」という存在について考えるための書。入学拒否の経緯など当事者ならではの迫真の手記。ちょうど今、加害者家族支援の問題を考えようと日弁連なども取り組みを始めている時期だけに、時宜にかなった出版といえる。
加害者家族として生きて
ISBN 978-4-904795-89-7
2025年10月1日発行
定価 1870円(本体1700円+税)
2025年11月号 角川裁判と人質司法/再審法改正「法制審」の内実
角川裁判と人質司法/再審法改正「法制審」の内実
特集:角川裁判と人質司法
◆だいやまーく終わらせよう!人質司法......篠田博之
角川歴彦さんの裁判、人質司法告発の大きな意味
◆だいやまーく2022年の逮捕の舞台裏は...×ばつ金平茂紀
取材に応じたら逮捕されたという現実
◆だいやまーく9月3日被告人最終陳述......角川歴彦
私が望んでいた「文化オリンピック」構想
◆だいやまーく9月3日の法廷での最終弁論......弘中惇一郎
東京地検特捜部の誤った見立てを糺す
◆だいやまーく再審法改正をめぐる内幕......周防正行/指宿信
再審法改正の重大局面!法制審議会の恐るべき内実
◆だいやまーく超多忙な本人に直撃インタビュー......編集部
「ブレない人」望月衣塑子記者のぶっ飛び度に拍車がかかっている
◆だいやまーく「清武の乱」で読売を離れて14年......清武英利
『記者は天国に行けない』とジャーナリズムに思うこと
◆だいやまーく「女性の休日」プロジェクトなど多くの動きも......森下詩子
映画『女性の休日』とジェンダーをめぐる動き
◆だいやまーく自然の映像美と独特の物語......三宅唱
映画『旅と日々』が描いた自然のいろいろな瞬間
◆だいやまーく背後に天皇後継問題が?......編集部
天皇家と秋篠宮家の関係めぐる週刊誌報道
死刑囚と家族になるということ
やまゆり園事件・植松聖死刑囚と先頃獄中結婚した女性や、死刑執行されたオウム元幹部らと結婚したまま遺骨を保持している女性、さらには池田小事件・宅間守元死刑囚や寝屋川中学生殺害事件の山田浩二死刑囚らの元妻の手記など収録。また少年事件で死刑が確定した者と養子縁組した女性のこの10年など、驚愕の手記を一挙掲載。彼女たちはなぜ敢えてそういう決断に踏み切ったのか。その問題を探ると、今の死刑制度が抱える根本的矛盾に行き当たる。
死刑囚と家族になるということ
ISBN 978-4-904795-88-0
2025年7月14日発行
定価 1650円(本体1500円+税)
2025年10月号 「加害者家族」当事者対談/新潮社「差別」コラムの波紋
「加害者家族」当事者対談/新潮社「差別」コラムの波紋
特集:「加害者家族」の現実
◆だいやまーく「加害者家族」の当事者として!......松本麗華/林浩次
「加害者家族」として生きづらさに向き合った日々
◆だいやまーく日弁連がいよいよ本格的に取り組み!......篠田博之
「加害者家族」支援に日弁連などの歴史的取り組み
◆だいやまーく新潮社は今後、どう対応していくのか......篠田博之
『週刊新潮』コラムを差別的と批判された新潮社の深刻事態
◆だいやまーく戦争報道のあり方を問う!......川上泰徳/野中章弘
ガザで相次ぐジャーナリストの殺害は何を意味するのか
◆だいやまーく祭り太鼓 あぁーやっぱりこれが聞こえなきゃ.........落合誓子
能登半島地震から2回目の夏――能登の夏祭りの今を追う
◆だいやまーく当事者が語った一連の経緯......石橋 学
気に入らない記者を排除 参政党記者会見の実態
◆だいやまーく逮捕報道のあり方にも大きな問題提起......上田大輔
映画『揺さぶられる正義』が追いかけた虐待事件と冤罪
◆だいやまーく非常戒厳令の背後に何があったのか......キム・ヨンジン
韓国映画『非常戒厳前夜』が描いたメディアと権力の対峙
【マスコミ就職読本】2027年度版1〜3巻
2025年9月号 植松死刑囚獄中結婚の波紋/白石死刑囚執行の衝撃
植松死刑囚獄中結婚の波紋/白石死刑囚執行の衝撃
特集:死刑囚との獄中結婚
◆だいやまーく植松死刑囚獄中結婚に大きな反響が!......篠田博之
白石死刑囚刑執行の衝撃と植松死刑囚獄中結婚の波紋
◆だいやまーく阿佐ヶ谷ロフトAでの出版記念イベント......植松 翼/渡辺一史/雨宮処凛/西角純志
植松聖死刑囚の獄中結婚をめぐる大議論
◆だいやまーく白石死刑囚とやりとりしていた女性たちは.........渋井哲也
座間事件・白石隆浩死刑囚が執行前に模索していた獄中結婚
◆だいやまーく戦争とドキュメンタリー映画1......川上泰徳
映画『壁の外側と内側』が試みた戦争取材の新しい形
◆だいやまーく戦争とドキュメンタリー映画2......原義和
映画『豹変と沈黙』がたどる日中戦争と沖縄戦
◆だいやまーく異色のミュージシャンインタビュー......寺尾紗穂
音楽活動と子育て、そして山谷でのフェス開催も
◆だいやまーく角川歴彦氏「人質司法」告発裁判をめぐって......相嶋静夫 長男
大川原化工機事件で逮捕された父・相嶋静夫が受けた仕打ち
◆だいやまーく久々に春友さんたち大集合!
5年目の7・18、春馬さんへの思いを春友さんたちがつづった
三浦春馬 死を超えて生きる人
miura.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像月刊『創』編集部編
四六判 208ページ 本体1500円+税
ISBN 978-4-904795-66-8
2020年7月18日のその「死」をいまだに受け入れられない女性たちがなぜこんなにも多いのか。
月刊『創』で大反響を呼んだ三浦春馬さんの特集を一挙収録!
パンドラの箱は閉じられたのか 相模原障害者殺傷事件は終わっていない
ISBN 978-4-904795-62-0
本体:1,500円+税
19人の障害者殺害という衝撃的な相模原障害者殺傷事件の裁判は、植松聖被告に死刑を宣告して幕を閉じた。 障害者差別の問題や障害者施設のあり方など、多くの課題が解明されることなく残されたままだ。 詳細な裁判報告や植松死刑囚獄中手記など含め、この深刻な事件に改めて迫った! 大反響を巻き起こした前作『開けられたパンドラの箱』を上回るインパクト!
「試し読み」ボタンからその場で試し読みできます。そのまま購入もできます。
詳しい内容はこちら。
篠田博之(『創』編集長)
定価:本体1500円+税
ISBN 978-4-904795-58-3
皇室タブーを初めて正面から取り上げた衝撃の書!1961年、右翼少年による刺殺事件が出版界を恐怖に陥れ、深沢七郎さんの小説「風流夢譚」は封印された。その後50年を経て、封印は解かれつつあるのだが、果たして出版界は皇室タブーの呪縛から逃れられているのだろうか。皇室を扱った表現がその後も回収や差し替えにあっている現実をたどることで何が見えてくるのか。改元と天皇の代替わりが単なるお祭り騒ぎだけで終わろうとしている現在、象徴天皇制とは何なのか、改めて考えてみたい。
開けられた パンドラの箱 やまゆり園 障害者殺傷事件
ISBN 978-4-904795-53-8
本体:1,500円+税
2016年、19人の障害者を刺殺した衝撃的なやまゆり園事件。障害のある人たちの恐怖がいまだに消えないのと対照的に一般の人たちにとっては事件は過去のものになりつつあるかに見える。植松聖被告の動機の解明もできず、事件を二度と起こさないためにどうするかという社会的対策も何も講じられない状態で、この事件をこのまま風化させてよいのだろうか。
「試し読み」ボタンからその場で試し読みできます。そのまま購入もできます。
詳しい内容はこちら。
鈴木邦男さん新刊!「言論の覚悟 脱右翼篇」発売!
『言論の覚悟 脱右翼篇』 鈴木邦男 著
ISBN 978-4-904795-48-4
2017年9月16日発行
本体:1,500円+税
〈本文より〉
今は世の中がどんどん右寄りになっている。僕を超えて時代の方が右になっていく。僕は変わってないのに、「こいつは左だ」「もう右翼じゃない」と言われることが多い。この変化は何なのか。僕はもう「右」も「左」も超えたと思っている。「左になった」と言う人には、勝手に呼んでくれ、と思う。詳しい内容はこちら。
雨宮処凛さん新刊!「不透明な未来のための30章」発売中!
『不透明な未来のための30章』 雨宮処凛 著
ISBN 978-4-904795-47-7
2017年7月15日発行
本体:1,500円+税
本書あとがきより
この3年間、世界は大きく変わった。これからこの国が、世界が、そして私たちがどうなっていくのか、それは誰にもわからない。そんな不透明な未来の前で、この本が、ほんの少しでもあなたの思考の役に立てたら、こんなに嬉しいことはない。詳しい内容はこちら。
森達也さん新刊!「同調圧力メディア」発売中!
『同調圧力メディア』 森達也著
ISBN 978-4-904795-46-0
2017年4月19日発行
本体:1500円+税
あの映画「FAKE」を世に問うた監督の極私的メディア論!「忖度(そんたく)」が横行する日本社会の元凶は、同調圧力を強いるマスメディアが元凶なのではないか!『創』連載をまとめた森達也さんのメディア論の真髄! 詳しい内容はこちら。
対決対談! 「アイヌ論争」とヘイトスピーチ
生ける屍の結末─黒子のバスケ脅迫事件の全真相 発売中
月刊『創』 電子書籍版 発売開始!
・連続放火事件で服役中の「くまぇり」初の獄中手記
・スクープ!くまぇりが判決直前に綴った獄中書館
・くまぇりが判決前後に綴った獄中書簡
・「黒子のバスケ」脅迫犯から本誌に届いた手紙
・「黒子のバスケ」脅迫犯が私に語った衝撃の真相
・「黒子のバスケ」脅迫犯の意見陳述全文掲載!/他
・二極分化のなかで映画界はこれからどうなる?
・最大の映画製作会社・テレビ局の映画事業
・ドキュメンタリー映画の現状と新たな可能性
・マンガ市場の激変
・『進撃の巨人』が見せた驚異の快進撃
・メディアミックスの核となるTVアニメをめぐる変容/他
和歌山カレー事件 獄中からの手紙 発売中
和歌山カレー事件・林眞須美死刑囚からの手紙
2014年7月17日 創
blog0250デモ気勢.JPG2014年7月16日、和歌山カレー事件・林眞須美死刑囚からの手紙が届いた。といっても確定死刑囚は弁護士と家族以外、基本的に接見禁止だから家族経由だ。林眞須美死刑囚の獄中手記などをまとめた『和歌山カレー事件 獄中からの手紙』(創出版刊・定価1000円+税)が15日に発売されたのだが、その本を手にした感想を書き送ってきたのだった。
7月19日(土)14時からは「エルおおさか708号室」で毎年恒例の和歌山カレー事件を考える集会が開催される。19日の集会では、この養子縁組した男性に眞須美さんの近況について話していただくし、弁護団報告はもちろん、支援する会代表の鈴木邦男さんら大勢の関係者が駆けつける。健治さんもぜひ参加してほしいと声をかけているが、この暑さで体調がすぐれないため当日どうなるかわからない。死刑について、カレー事件について関心のある人は、ぜひ19日の集会に参加してほしい。詳細は下記の「林眞須美さんを支援する会」のホームページをご覧いただきたい。
命が踏みにじられる国で、 声を上げ続けるということ 発売中
安倍政権のネット戦略 発売中
ぢぢ放談―激闘篇 絶賛発売中
創出版 定価(本体1400円+税) 四六判並製240ページ
月刊『創』の編集長が、創出版を興して今年で30年になるのを機に、関わって来た事件や様々な経緯をまとめた一冊。『創』は、もともと1982年の商法改正で、それまでの発行元が休刊を決定。それに納得できずに、当時の編集者が自力で発行を継続したものです。この何年か、総合月刊誌が次々と休刊していくなかで、雑誌を出し続けることの意味や、ジャーナリズムの責任といったことを問題提起したのが本書です。
『創』の場合、映画『ザ・コーヴ』上映中止事件など言論・表現をめぐる様々な事件について、運動を展開することで現実に関わりつつ、それと連動させて誌面づくりを行ってきたという特徴があります。また宮崎勤死刑囚や林眞須美死刑囚、それに女優・三田佳子さんの二男や田代まさしさんの薬物事件などには、当事者に接近して、独自のスタンスから報道を行ってきました。そうした誌面づくりそのものが、ジャーナリズムのあり方についての一種の問題提起だったといえます。
40 7月31日付の朝日新聞が生活面で創出版刊『負けないで!』の著者・小笠原恵子さんを大きく報道しました。直近の試合で眼底出血したことでもわかるように、女性でプロボクサーになるということ自体大変なのに、そのうえ聴覚障害で耳が聞こえないという困難を努力によって乗り越えたのが小笠原さんです。小中学校時代はいじめにあったり、不登校に陥ったり、高校時代は親や教師に反発して停学処分を受けたりもしました。逆境のなかで培われたハングリーさが、彼女をボクシングに向かわせたのだと思います。「耳の聞こえない女性がプロボクサーなどとんでもない」と門前払いされながらも、プロへの道をあきらめず、昨年、念願のプロとしてリングに立ったのでした。
決してあきらめずに可能性に挑戦していこうとする小笠原さんの勇気に共感し、彼女の生き方を多くの人に知ってもらおうと出版を企画したのは今年2月のことでした。彼女は不登校で中学3年の時はほとんど授業に出ていないのですが、今回、出版を機に、かつての教師と再会するなど、著者にとっても本を出すのは自分を見つめ直す作業でした。また。彼女の家族は妹も聴覚障害ですが、その家族と半年間つきあったことで、編集者としてもいろいろなことに気づかされました。
これは聴覚障害者の間では常識らしいのですが、子どもが聴覚障害だとわかった時、まず母親がしたことは、家中の家具に名前のカードを貼って、「物には名前がある」ことを教えることでした。また小笠原さんに本などを送る時、宅急便の送り状に電話番号を書けません。彼女の家族は両親とも共働きで、姉妹が家に居ても電話に出られないからです。我々は想像力を働かせないと、聴覚障害の人たちの立場に立って物を考えることができないのですが、そういう想像力を働かせることは我々にとってすごく大切であることを気づかされました。
40 耳の聞こえない人がどうやってプロボクサーとしてリングで闘えるのか。興味深いそのことはぜひ本を読んで把握して下さい。きょうの朝日新聞の記事でも書いていますが、「音の振動を全身で感じる」ということなのですね。ちなみに小笠原さんをプロデビューさせたジムの佐々木会長も視覚障害者です。小笠原さんは、この会長に大きな影響を受けたのです。いろいろなことをかんがえさせてくれる本『負けないで!』をぜひ多くの人に読んでほしいと思います。小笠原さんについては、テレビドキュメンタリーや映画の企画も既に出ています。
40ISBN 978-4904795101
2011年5月20日発行
定価 1,500円+税
1971年10月、都内日石ビル地下の郵便局で小包が爆発。郵便局員が負傷した。また同年12月、土田国保・警視庁警務部長宅で小包が爆発。夫人が死亡し、四男が負傷した(土田邸爆破事件)。 これらの事件で警視庁は元活動家ら11人を逮捕。裁判では死刑の求刑もあったが、判決は全員無罪。戦後の歴史に残る日石・土田冤罪事件である。爆弾事件の真相はわからないまま闇の中へ葬られた。 そして事件から40年。今、本書によって初めて真相が明かされたのだ。
ぢぢISBN 978-4904795095
2011年5月16日発行
定価 1,500円+税
この数年間、日本社会の格差拡大を背景に、ワーキングプアと呼ばれる貧困層の増大が大きな社会問題になっています。この問題の象徴的存在といえば、湯浅誠氏と並んで、雨宮処凛さんが第一人者です。ゴスロリファッションという独特のいでたちもあって注目されていましたが、この1〜2年は厚生労働省の研究会の委員に任命されるなど、貧困問題のシンボルになりつつあります。
本書は、その雨宮さんが月刊『創』で3年間連載してきたものをまとめたもので、貧困問題の渦中で雨宮さんが奮闘してきた激動の日々のドキュメントです。それは同時に、この何年かの日本社会のドキュメントでもあります。