戸畑共同火力は、可能な限りの環境負荷低減と省エネ対策により、「地域にやさしい」「地球にやさしい」発電所
をめざしています。
◆だいやまーく バーナから噴射される燃料と空気の割合
に濃淡を持たせ、燃焼反応帯を原理的に燃
料過剰域と空気過剰域に区分し、窒素酸化
物(NOx)発生がピークとなる空気比範
囲を避けることにより、NOxの発生を極
力、少なくしています。
◆だいやまーく 燃焼ガスを節炭器出口から取り出し、空
気余熱機出口の燃焼用空気と混合し、燃焼
用空気の酸素濃度を下げることによって、
燃焼によるNOxの発生を抑制します。
◆だいやまーく 発電所の冷却水となる海水は、海面より
数メートル下から取水し、放水温度と海水
の表層温度の差を最小限にしています。
◆だいやまーく ボイラの炉内圧制御を行うIDF(通風
機)にインバータ方式の回転数制御を採用
し、省エネルギーをはかっています。
◆だいやまーく ボイラから排出されるNOxを抑制する
ため、二段燃焼や排ガス混合方式を採用し
ています。
◆だいやまーく 2号機、4号機にはPM(低NOx)バ
ーナ、排煙脱硝装置を設置しています。
◆だいやまーく 2号機(石炭混焼ボイラ)には、SOx
やばいじんの排出を抑制するために電気集
塵機および排煙脱硫装置を設置しています。
◆だいやまーく 高さ200m集合煙突(3・4号)を設
置して、排煙の高空効果を高め、地上での
NOxなどの濃度を極めて低い値に保って
います。
◆だいやまーく 復水器の冷却用水(海水)は、大型深層
取水設備により、海面下数メートルで取水
していますので、温排水の海面拡散範囲が
狭くなります。
◆だいやまーく 発電所で使用した水は、一般排水処理装
置および2号脱硫排水処理装置できれいな
水に処理されています。
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