四寺廻廊

お知らせ

毛越寺>萩まつりのご案内

新型コロナウイルス感染防止に関するお知らせ

しろまる感染防止について、現在次のような対策をしております。

  • にじゅうまる発熱・咳などの症状がある方、体調のすぐれない方の拝観はご遠慮ください。
  • にじゅうまるマスクの着用にご協力ください。マスクを着用されていない方には職員がお声掛けさせて頂きますので、ご了承ください。
  • にじゅうまる他のお客様とは一定の距離を保っての参拝をお願いします。
  • にじゅうまる各所に消毒液を配置しておりますので、手指消毒にご協力ください。
  • にじゅうまる金銭の授受はトレーを使用しております。
  • にじゅうまる拝観受付・売店などの対面の接客場所には、飛沫防止シートを設置しております。
  • にじゅうまる接触が予想される箇所(券売機・受付カウンター・お手洗い・手すりなど)は、職員が定期的に消毒を行なっております。
  • にじゅうまる混雑時には入場制限を行う場合があります。

四 寺 廻 廊 と は

四寺廻廊は、9世紀、仏法を求め日本列島、そして中国大陸を旅した一人の僧・円仁。風景豊かな巡礼の地に築かれた松島の瑞巌寺、山寺の立石寺、平泉の中尊寺と毛越寺四寺の四つの聖地を「四寺廻廊」と言います。17世紀、俳人芭蕉はこの聖地を巡拝し、日本を代表する紀行文「奥の細道」が生まれました。四寺廻廊は、日本の心の風景と祈りに出会える巡礼の旅なのです。

四 寺 の 開 祖

慈 覚 大 師 円 仁

慈覚大師は天台宗第三代座主で、世界三大旅行記のひとつ『入唐求法巡礼行記』の著者としても知られています。松島 瑞巌寺、平泉 中尊寺、平泉 毛越寺、山寺 立石寺には慈覚大師にまつわる像や掛け軸が多く残されています。

慈覚大師円仁とは

マルコ・ポーロ、玄奘三蔵と並ぶ世界史の人
慈覚大師円仁

四寺を開いた慈覚大師円仁(794-864年)は、日本を代表する宗教者です。838年〜847年に入唐した円仁は、「入唐求法巡礼行記(にっとうぐほうじゅんれいこうき)」を残しました。長く駐日大使を務めた歴史学者ライシャワー博士は、この書に注目し、円仁をマルコ・ポーロ(『東方見聞録』)、玄奘三蔵(『大唐西域記』)と並ぶ世界史上の人として世界に紹介したのです。帰国後、第三天台座主となった円仁は、この前後に東北布教の旅を敢行(これは、830年、出羽を中心とする東北地方では大きな地震があり、その被災者の救済に尽力するものだったとも伝えられいます)。円仁によって開かれた瑞巌寺、中尊寺、毛越寺、立石寺から、みちのくに仏教思想が広まっていきました。

参 拝 順 路

四寺の参拝には順路はございません。最初にお参りしたお寺で、四寺廻廊の御朱印帳を頂いて始めます。輪袈裟、数珠をご準備なさるとなお良いでしょう。数珠や輪袈裟は既にお持ちのもの、菩提寺のものでもかまいません。

御 朱 印 帳

  • 限定御朱印帳

御朱印帳は各寺院でご購入いただくことが可能です。

結 願 に つ い て

  • 中尊寺

  • 瑞巌寺

  • 毛越寺

  • 立石寺

四寺を廻り終え全ての御朱印を集められると、最後のお寺の御住職の色紙が頂けます。熱心な方は四寺廻廊を四回廻り、全ての色紙を頂いておられる方もいらっしゃいます。

松 尾 芭 蕉

芭 蕉 の 奥 の 細 道 は 、四 寺 回 廊 を 巡 る 旅 だ っ た 。

松島や
鶴に身を借れほととぎす

夏草や 兵どもが夢の跡
五月雨の 降残してや光堂
閑さや 岩にしみいる蝉の声

1689(元禄2)年、旧暦3月27日。
松尾芭蕉は、『奥の細道』の旅へと足を踏み出しました。一説には、1189年、平泉高館に自刃した源義経の500回忌を意識した旅ともいわれています。その祈りに、同行の曽良の句も含めて見事な句が詠まれ今に伝えられています。

四 寺 紹 介

  • 松島 瑞巌寺

    瑞巌寺は828年、慈覚大師円仁によって開創された天台宗延福寺が前身と伝えられる。1259年、執権北条時頼によって臨済宗建長寺派円福寺創建。1578年頃、臨済宗妙心寺派に転じ、1609年には伊達政宗公が堂宇を建立し、正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」とした。平成30年には10年に及んだ「平成の大修理」が完了し、政宗公が心血を注いで完成させた創建当初の姿が甦った。

  • 平泉 中尊寺

    十二世紀のはじめ、奥州藤原氏の初代清衡公が多宝塔や二階大堂など多くの堂塔を造営しました。その趣旨は前九年・後三年の合戦という長い戦乱で亡くなった人々の霊をなぐさめ、仏国土を建設するものでした。十四世紀に惜しくも堂塔の多くは焼失しましたが、いまなお金色堂はじめ三千余点の国宝を伝える平安美術の宝庫です。毛越寺とともに世界文化遺産「平泉」の構成資産となっています。

  • 平泉 毛越寺

    平安時代後期、奥州藤原氏ニ代基衡公と三代秀衡公が金堂円隆寺、嘉祥寺など壮大な伽藍を造営し、その規模は堂塔四十、僧坊五百を数え、我が国無二の霊地と称されました。当時の伽藍は惜しくも焼失しましたが、現在浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存され、特別史跡・特別名勝の二重の指定を受けています。中尊寺とともに世界文化遺産『平泉』の構成資産となっています。

  • 山寺 立石寺

    奇岩が折り重なるように続く山腹の杉木立を縫って千百余段の石段を上ると、静寂に満ちた世界に誘われます。石段の途中には岩塔婆や石仏が、また百丈岩の岩上には納経堂、開山堂があり、特に舞台造りの五大堂からの眺めは絶景です。俳人松尾芭蕉も山寺を訪れ、有名な「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の句を詠んでいます。

お 守 り ・ 写 経

各 寺 院 に は お 守 り や
写 経 を
準 備 し て お り ま す。

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交 通 ア ク セ ス

四寺廻廊を巡る旅は、JR・観光バスなどがオススメ

中尊寺・毛越寺

・「平泉駅」から中尊寺へは徒歩20分、毛越寺へは徒歩10分 中尊寺〜毛越寺は徒歩20分
・東北新幹線一関駅から「平泉世界遺産めぐり」定期観光バス
(問合せ=岩手県交通(0191-23-4250)

瑞巌寺

・「松島海岸駅」から徒歩5分
・東北新幹線仙台駅前から「松島めぐり」定期観光バス
(問合せ=宮城交通022-267-1777)

立石寺

・「山寺駅」から徒歩7分

お 知 ら せ

  • 毛越寺>萩まつりのご案内

    毛越寺【萩まつり】

    2022年9月15日(木)〜9月30日(金)

    〈期間中の行事〉

    【延年の舞公演】

    国の重要無形民俗文化財にしていされている「延年の舞」を公演いたします。

    場所:本堂前舞台

    (注記)毛越寺拝観料でご覧いただけます

    9月18日(日)

    午前11時〜正午ころまで

    演目「王母ヶ昔(おぼがむかし)・留鳥(とどめどり)」

    9月25日(日)

    午前11時〜午前11時30分ころまで

    演目「若女禰宜・老女」

    行事についての詳細は毛越寺HPをご覧ください

    https://www.motsuji.or.jp/

  • 毛越寺>あやめまつりのご案内

    【あやめまつりのご案内】

    令和4年6月20日(金)〜7月10日(日)

    岩手県平泉町にございます毛越寺(もうつうじ)。

    お隣の中尊寺様からは車で5分と近い場所にございます。

    その境内にはあやめ園があり、6月初旬から開花いたします。

    広大な敷地に300種30,000株のハナショウブが色鮮やかに咲き誇ります。

    見頃は6月中旬から下旬にかけて。

    お花の咲く時期に合わせ、あやめまつりを開催しており、延年の舞公演などを行っております。

    本年、毛越寺は史跡指定100年・特別史跡指定70年を迎えており、

    あやめまつりに合わせ、これを記念した特別行事も予定しております。

    ぜひこの機会に、毛越寺を御参拝ください。お待ちしております。

    行事についての詳細は、下記URLを御覧ください。

    毛越寺ホームページ

    お知らせ「あやめまつりのご案内」

    https://www.motsuji.or.jp/news/article.php?p=102

  • 四寺廻廊法要(6月13日)について

    6月13日(日)毛越寺を会場に開催を予定しておりました「四寺廻廊法要」ですが、新型コロナウイルス感染が終息しない状況を受け、感染拡大防止の観点から 一般の方の参列をご遠慮頂き、各寺院に於いて法要のみ厳修いたします。

    令和元年度〜令和3年度に納められた写経は、令和4年に開催を予定しております四寺廻廊法要にて 奉納式を執り行いたいと考えております。

    開催が決まりましたら、あらためてご案内申し上げます。

    何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

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