豊田市は、松平地区に「松平市民広場」(仮称)の整備を計画しており、実施設計を早川都市計画(豊田市)に委託した。委託金額は2358万円。設計工期は2018年3月23日まで。また、広場と合わせて「地域体育館」(仮称)の建設を予定しており、現在規模など詳細を庁内で検討している。12月ごろまでに設計を委託する見通し。
計画によると、九久平町地内の松平子ども園や松平中学校などが隣接する丘陵地3・2?fに、地形を生かしながら運動ができる多目的広場や体育館、駐車場を整備する。多目的広場の面積は1・2?f程度で、体育館は延べ床面積1400平方?b程度を想定している。今回委託した業務では、調整池や重力式擁壁、プレキャストL型擁壁などの構造物に対する詳細設計も行う。
同計画では、多くの市民が気軽に利用できる運動広場、アリーナや多目的ルーム、運動ルームなどを備えた体育館を整備することで、スポーツ振興や健康増進を図ることが目的。15年度に基本構想、16年度に基本設計をいずれも早川都市計画(豊田市)で行った。
同市では今後、18年度に敷地の造成工事から着手し、20年度の完成を目指す。
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建通新聞社