建通新聞社四国
2013年02月26日
【愛媛】八幡浜土木 鳥井喜木津線亀浦工区道路改良
愛媛県八幡浜土木事務所は、(一)鳥井喜木津線(亀浦工区)道路改良に新規着手するため、一部初弾工事に着手した。
亀浦工区は2012年度からの5カ年継続を目標に伊方原発の東側で延長1・2?`を改良するもの。概算総事業費10億円を投入し、伊方原発東側入り口から約1?`東側地点を起点に、東方向へ1・2?`区間で1〜1・5車線の狭い現道を5・5(7)?bの2車線に拡幅する計画で、本年度は延長約200?bに着工した。詳細設計は複数のコンサルタントでほぼ完了している。
鳥井喜木津線は、佐田岬半島の北岸を走る旧道だが、生活道路として使われているほか、災害時の緊急輸送路・避難道路ともなるため、防災・減災対策の一環として整備する。
また、現道拡幅区間の続きとなる800?b区間では海側の人家連坦部を避けるバイパスを計画しており、事業採択へ向けて予備設計などの準備を進めている。バイパスは800?bのうち400?bがトンネルとなる計画で、工法などは検討中。バイパス区間が事業化できれば、現道拡幅部分と並行して整備していく可能性がある。次年度当初予算案には事業費1億0526万円を計上、継続して改良を進める。