愛知県知多建設事務所は、主要地方道名古屋半田線の延伸を阿久比町と東浦町で計画しており、予備設計と測量を拓工(名古屋市熱田区)に委託した。履行期間12月19日まで。また、関連する地質調査を大和地質(名古屋市中川区)に委託した。履行期間は10月16日で、予備設計に反映させる。
予備設計と測量は、東浦町緒川地内から知多半島道路を挟み、阿久比町の境界付近の延長440?b。全体は延長2400?b、幅員22?bで計画しており、今回の業務で予備設計が完了する。
現在、一部の用地取得に着手しており、2026年度以降の詳細設計に向け、予算化など準備を進める。
主要地方道名古屋半田線の道路改良は、知多半島北部の重要な路線で、第二次緊急輸送道路の計画路線に位置づけられ、防災上も重要な路線。事業区間に並行する現道は、2車線で慢性的な交通渋滞が発生しており、緒川新田交差点や卯坂交差点は主要渋滞箇所に指定さていることから、現道の東側にバイパスを整備して渋滞の緩和と緊急時の輸送確保を図る。
提供:建通新聞社