くらしが育んだ「里」を未来へ
人々のくらしに育まれてきた健やかで美しい「にほんの里」100選。
各地のニュースや活動、特色や所在地――里からの発信をお届けします。
北アルプスと四季折々の農村風景。「癒やしの郷(さと)」づくりがうたい文句。リンゴ、米、大豆などを生産。住民が率先して圃場(ほじょう)整備。
※(注記) 交通アクセスや店舗情報などは、お出かけ前にご確認ください。
※(注記) 車ナビは、里を訪れる際の目標ポイントを数値化したマップコードで、()内が施設名や地点です。地図では★で示しました。カーナビのマップコード検索で利用できます。
2015年08月04日
星も山々も「美しい村」
北アルプス連峰の雄大な眺めや、四季折々彩りを変える農村風景......。村内各所に撮影ポイントがある。全国各地の町村が参加するNPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟している。
「星と夢の降る里」が村の観光キャッチフレーズ。標高約1000mの大洞(おおどう)高原には60cm反射望遠鏡を備えた小川天文台とプラネタリウム館がある。
2004年から「癒(いや)しの郷(さと)・村づくりプロジェクト」をスタート。住民が労力、村が資材を提供する「民公協働」で、心安らぐ環境づくりを続けている。
主な農作物はリンゴ、大豆、米。加工品では、小麦粉の皮で切干大根や野沢菜、カボチャなどの具を包んだ郷土食「おやき」の生産が盛んだ。
(グリーンパワー2015年8月号から転載)