先輩職員の声(総合土木)

A 地元に貢献できる職に就きたいと考え、大学で学んだことを生かすことのできる三重県の総合土木職を志望しました。

A 私が所属する事業推進室 道路課では、鈴鹿市および亀山市内における、公共事業(道路整備事業)の計画・設計、公共工事の発注事務、工事監督を行っています。
計画・設計とは、新規に策定された道路整備事業に対し、道路構造の基準をふまえながら道路線形の決定や構造物(橋梁・トンネルを含む)の設計等を行い、工事図面を作成することです。
工事の発注事務とは、工事費の積算や工事用資料の作成などを行うこと、工事監督とは、公共工事を請け負った業者に対して指示・協議等(現場確認や書類管理など多岐にわたります)を行うことです。

A 通学路における歩道設置工事をはじめとする道路交通安全対策事業、交差点改良を目的とした道路改良事業、橋梁の架け替えを伴う道路改良事業などを担当しています。設計や工事のほか、市や地元住民との対外協議も行います。

A 担当している工事現場に何度も足を運ぶなかで、自分の仕事が地元をより良くしていると実感できるところです。部署によっては道路事業のほか、河川事業、砂防事業、港湾・海岸事業など多岐にわたる公共事業に携わることができます。工事が完成し、利用者に喜んでもらえるところも魅力の一つです。
建設業界でもICTをはじめとした新技術の活用が進んでおり、現場ではさまざまな最新技術に触れることができます。また、各建設事務所にはドローンが導入されており、現場のPR写真や動画撮影用にドローン自分で操縦することが楽しみにもなっています。
また、私の所属する職場内のことになりますが、若手職員の人数が増えてきており、若手同士で業務のことなどを気軽に相談できる雰囲気ができています。

A 以前は流域課に所属していたことがあり、4年間で道路・河川・砂防・港湾と多くの事業を経験することができました。
そのなかで特に印象に残っていることは、職場内でワーキンググループを立ち上げ、職員同士で勉強・意見交換しながら、砂防堰堤事業の全体計画を策定したことです。砂防堰堤とは、土砂災害による被害を防ぐため渓流などに設置されるダムの一種です。全体計画は詳細な設計の元となる大まかな設計のことで、現場での渓流調査、調査結果から土砂流出量の算定、土砂流出量から必要となる堰堤高の算出などを自分たちで実施しました。
職員自ら実施することで、砂防事業の知識・理解が深まるとともに、職員同士の結びつきも強くなり、とても良い経験でした。

A 設計から工事まで、道路から川・海まで、多くの事業から学び・経験することができ、職員同士で助け合いながら、チームとして事業の完成に向けて取り組むことができます。
三重県は、私たちの手によってより良いまちに生まれ変わっていきます。例えば、私の所属する鈴鹿建設事務所では、鈴鹿亀山道路という高規格道路が事業化され、中勢・北勢地域がより便利となるよう設計・調査が進められています。土木職員として、私たちとともに三重県の公共事業に携わっていきましょう!