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おしごと三重
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女性管理職を育成するシステムを
6年前に就任した社長は30歳代。若く新しい感覚で事業を展開している。
女性を活用することにも取り組み、ギフト部門とホールの新規開業時には、2名の女性を採用。新規採用の際には、採用部門の責任者が選考にあたることとし、その結果、女性が採用選考を行うことが多くなった。
能力に応じ、性別に関係なく昇進させる方針で、管理職にも積極的に女性を登用している。
人材の活用の面だけではなく、アンケートにより顧客の要望を聞いたり、チャリティーイベントを催したり、ホームページの活用などの点でも斬新さを取り入れている。
県内でいち早くセレモニーの司会者に女性を起用した。始めは顧客からの苦情もあったが、きめ細やかな対応が評価され、徐々に理解を得られるようになってきた。むしろギフトの相談など、女性の方が適切なアドバイスができる場合もあり、業績を上げている。
この業界は、今まで男性の仕事とされていたが、女性を起用することによって、この古いイメージを覆すことができた。
研修も重要視し、女性従業員も男子従業員も同じように、銀行などの接客マナーの研修会に参加している。社内の研修会も年に4、5回開催し、男女とも能力・技術の向上に努めている。
男性中心に行っていた祭壇の準備やセレモニーに女性従業員が従事するようになって、女性が仕事をしやすいように工夫をしている。たとえば、道具を小さく軽くして扱いやすくしたり、大きなものは場所を固定してあまり動かさなくてもすむようにした。また、男性とペアを組んで、力仕事などの部分をサポートするようにしている。
いろいろな工夫をしながら、女性の能力活用をすすめ、業績を上げることに成功したモデルケースとなりうるであろう。