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西川豊・伊藤寿・前川哲男・森本亨
三重県のカキ主要品種である前川次郎を供試し、果実を含む枝葉部への不織布等による被覆が、果実の成熟に及ぼす影響について検討した。その結果、光透過率が60〜70%の資材を用いて、着色開始期にあたる満開後100〜120日頃から収穫期まで処理を行うと、晴天日の日中の被覆内温度が上昇し、無処理(露地栽培)に比較して成熟が7〜14日程度抑制されることが明らかになった。また、前川次郎のほかロー19、太秋についても同様の抑制効果が認められた。