古墳時代の銅鏡の多くは古墳から出土します。井田川茶臼山古墳には、「画文帯神獣鏡(がもんたいしんじゅうきょう)」という種類の銅鏡が副葬されていました。
写真の銅鏡は1号石棺出土のもので、直径は21cmです。背面には中央に紐を通す鈕(ちゅう)があり、その周りに神仙や神獣などの図像が鋳出されています。また、外側にめぐる半円形と方形が交互に並ぶ文様帯には銘文があります。
なお、姿を映す鏡面は、写真の文様がある面の反対側で、文様などはなく滑らかです。
画文帯神獣鏡
おもな時代:古墳時代後期
遺跡の所在地:亀山市井田川町
発掘調査報告書のリンク:『井田川茶臼山古墳』(1988年)