7月22日(火)に、河芸江の会の主催で「庵芸郡の古代を歩く〜中ノ川、田中川から志登茂川へ〜」をテーマに出前講座を行いました。
講座では、弥生時代の井堰が見つかった鈴鹿市森ヶ坪遺跡をはじめ、当埋蔵文化財センターが発掘調査した戸関遺跡、稲生遺跡、高井A遺跡、西毛谷北古墳群、六大A遺跡、大里西沖遺跡の話題などを盛り込みつつ、弥生時代から中世までの当該地域の歴史を渡来系集団の入植や窯業生産、伊奈冨神社を核とした神仏習合の背景なども織り込みながら解説をしました。
今回はガイドネットの方をはじめ、歴史研究会の方々など総勢で113名が出席され、熱心に聴講していただきました。
当日の会場風景