令和7年7月10日(金)、当センター職員が名張歴史読書会の講座で「弥生時代のはじまり」と題し講演しました。参加者は33名でした。
講演では、土器から見つかるイネや雑穀の痕跡、古気候復元や出土人骨のDNA分析といった最近の研究動向を踏まえつつ、大阪湾沿岸と伊勢湾沿岸の遺跡や出土品を比較しながら、両地域の弥生文化の特徴や、弥生時代のはじまりの歴史的意義を詳しく説明しました。
参加者からは、「弥生時代の研究が進んでいることがよくわかった」「学説も色々あり、これからの研究が楽しみだ」という感想をいただきました。
会場の様子