インクルーシブ遊具のある公園
インクルーシブ遊具について
インクルーシブ(inclusive) は「全てを含んだ/ 包括的な」という意味を持つ言葉ですが、聞き慣れない方も多いかもしれません。
エクスクルーシブ(exclusive)という対義語は、「独占的な/排他的な」という意味から、「限定な/特別な人向けな」ということを指す形容詞として、車のCMなどで聞いたことがある方もみえるでしょう。
インクルーシブ遊具とは、障がいの有無や年齢などで利用者が限定されることのない、みんなが楽しめる遊具のことをいいます。
県内でインクルーシブ遊具のある公園
三重県内においてインクルーシブ遊具が設置されている公園(設置予定含む)をいくつかご紹介します。
みんなでいっしょに、時にはゆずり合い、助け合いながら、楽しんでください。
(開園時間については変更されている場合がありますので、各公園のホームページ等でご確認ください。)
西野公園
パネル系及びサウンド系の遊具のついた複合遊具があります。
幼児や車いす使用者でも遊具を楽しむことができます。
下段デッキは設置高が低く設けてあり、車いす使用者でも容易に乗り移りが可能です。
開園時間
常時開園
料金
無料
駐車場
南側 101台(車いす使用者用 1台、おもいやり 1台)
北側 第一 37台
第二 206台(車いす使用者用 5台、うちおもいやり駐車場 2台)
トイレ
車いす使用者用、おむつ交換台
亀山公園(令和5年度設置予定)
令和5年度中にインクルーシブ遊具を設置予定です。
開園時間
常時開園
料金
無料
駐車場
歴史博物館東 90台、大型 2台(車いす使用者用 2台、おもいやり 2台)
菖蒲園前 13台(車いす使用者用 1台、おもいやり 1台)
テニスコート東 42台
公園池東 10台(車いす使用者用 1台)
トイレ
車いす使用者用、オストメイト対応設備、おむつ交換台
ダイセーフォレストパーク(鈴鹿青少年の森)
インクルーシブ遊具として、花びら型の回転遊具とたまご型の遊具が設置されています。付近には複合遊具や健康遊具もあり、「遊具ゾーン」となっています。インクルーシブ遊具は、保護者や介助者による見守りがしやすいよう、にぎやかな複合遊具から少し離れた、四阿(あずまや)の近くに設置されています。
花びら型遊具(回転遊具) 身体障がい等により姿勢保持が困難な方でも、安全に遊ぶことができる。遊具全体が回転するようになっています
たまご型遊具 まわりからの刺激や環境変化に敏感な特性を有する方でも、囲まれ感がある遊具内部に入ることで安心感を得られ、自分なりに楽しめます。よじ登ったりすることで、ジャングルジムのように楽しむこともできます
開園時間
11月〜2月 :午前8時30分〜午後5時まで
3月〜5月、9月〜10月:午前8時30分〜午後7時まで
6月〜8月 :午前8時30分〜午後8時まで
料金
無料
駐車場
第1駐車場 100台、第2駐車場 191台 大型バス駐車スペース 7台、第3駐車場 61台
(おもいやり8台、うち車いす使用者用 7台、)
トイレ
車いす使用者用(第1駐車場トイレ オストメイト対応設備、おむつ交換台有り)
松阪農業公園ベルファーム
ハンモック型、トランポリン型、回転式、バケット付きブランコなど、さまざまな種類のインクルーシブ遊具があります。
インクルーシブ遊具は、利用者の利便性を考慮して、同一の広場に設置されています。
ハンモック 座位がとれなくても揺れを楽しめます
トランポリン 車いすに乗ったままでも楽しめます
ハーネス付きブランコ 座位が保てない方や、足で踏ん張れない方、また、小さい子どもたちも安全・安心に楽しめます
回転遊具(オムニスピナー) 車いすからの乗り移りもしやすく、背もたれの高いハイバックシートがあるので、姿勢の保持が難しくても安定して座ることができます
開園時間
午前9時〜午後6時
料金
無料
駐車場
普通車700台、大型バス10台
(車いす使用者用 5台、うちおもいやり 2台)
トイレ
車いす使用者用、オストメイト対応設備、おむつ交換台
のびのびパーク天啓(天啓公園)
空気の力を利用したドーム型の2つの山が連なった大きなトランポリンです。
とんだり、はねたり、すべったり、大人も子どももいっしょに楽しめます。(付き添いの方は飛び跳ねずにご利用下さい。)
開園時間
ふわふわ山ドームの利用可能時間
春 3月1日 〜 5月31日 10時00分 〜 17時15分
夏 6月1日 〜 8月31日 10時00分 〜 18時00分
秋 9月1日 〜 10月31日 10時00分 〜 17時15分
冬 11月1日 〜 2月28日 10時00分 〜 16時30分
料金
無料
駐車場
100台程度(車いす使用者用 16台、うちおもいやり 16台)
トイレ
車いす使用者用
黒瀬向山公園
児童発達支援センターの開所に伴い、整備された公園です。
インクルーシブ遊具であるハーネス付きブランコのほか、複合遊具、鉄棒が設置されています。
ハーネス付きブランコ 身体をしっかりと固定できるサポート付のシートで、姿勢の保持が難しい子も安心
して大きな揺れを楽しめます
複合遊具
所在地
黒瀬町向山559番5ほか >>
アクセスMAP(googleMAP)
開園時間
常時開園
料金
無料
駐車場
なし(いせトピア第2駐車場 148台 車いす使用者用 2台)
トイレ
なし
朝熊山麓公園
子どもたちや地域住民、市外からの来訪者を問わず、多くの皆さんが訪れ、交流の拠点となる公園を目指して、インクルーシブな遊具を含む新たな公園施設が整備されました。
現地での聞き取り、近隣の保育園や小学校、市民へのアンケート結果を基に選定された3つの遊具(インクルーシブな遊具、大型複合遊具、クライム遊具)を導入し、合わせてトイレの改修やベンチ、障がい者用駐車スペースの整備なども行われています。
インクルーシブな遊具(回転遊具) 内向きに座るのでお互いの表情を見ながら回転する感覚を楽しめます。車いすから乗り移りしやすく、背もたれが高いので姿勢の保持が難しい子も一緒に楽しめます。
複合遊具 多方向から多様な遊びができます
単体遊具(クライム遊具) あらゆる方面から登ることができます
開園時間
常時開園
料金
無料
駐車場
P1 42台(車いす使用者用 4台)
P2 63台
トイレ
車いす使用者用、介護用ベッド
大仏山公園(山のなかよし広場)
設置された遊具は、近隣の明野小学校、小俣小学校の子どもたちが、公園づくりを題材にインクルーシブについて学び考えた「みんなが一緒に遊べる遊具」のアイデアを取り入れています。
大型複合遊具(はなてらすちゃんのフラワーコンビ) 車イスの方でもアクセスできるスロープ、パネル遊具、幅の広いすべり台が付いており、多くのみんなとさまざまな遊び方ができます
3連ブランコ 3種類の座面があり、通常のタイプ、複数人で乗れる円形タイプ、身体の保持が難しい方でも乗れるサポートタイプのなかから選んで遊べます
スプリング遊具(ホットポット) 小さいお子様や車イスの方でも乗り降りしやすい高さになっており、みんなで一緒に揺れを楽しめます
シーソー(ダブルホッパー) 向かい合って遊べるシーソー型のスプリング遊具で、片方の座面には背もたれが付いており、身体の保持が難しい方でも安心して乗ることができます
開園時間
常時開園
料金
無料
駐車場
23台(車いす使用者用 3台、うちおもいやり 3台)
トイレ
車いす使用者用
リンク集
細口池公園(名古屋市天白区)【つなぐTENPAKUサイト】
豊川公園(愛知県豊川市)のリニューアル工事について【豊川市サイト】
インクルーシブ遊具を設置している公園(京都市内)【京都市サイト】
だれもが遊べる児童遊具広場の整備について【東京都サイト】
インクルーシブ公園とは?誰もが遊べる遊具で車椅子でも楽しめる工夫を実例とともに紹介!【一般社団法人Ayumiサイト】