本年の正月三が日の県内主要観光施設(令和6年・令和2年と比較可能な19施設)において、入込客数を比較したところ、令和6年比では110.7%、コロナ禍前の令和2年比では78.5%となりました。
なお、今年度は9連休となった12月28日(土)から1月5日(日)で調査を行い、回答のあった22施設の観光入込客数(延数)は1,612,909人でした。
1 調査期間
令和6年12月28日(土)から令和7年1月5日(日)までの9日間
2 調査協力施設(23施設)
【北勢】 ナガシマリゾート、御在所ロープウエイ、鈴鹿サーキット
【中南勢】 松阪農業公園ベルファーム、奥伊勢フォレストピア、
ごかつら池ふるさと村・ごかつら池どうぶつパーク、おやつタウン、VISON
【伊勢志摩】伊勢神宮(内宮・外宮)、おかげ横丁、鳥羽水族館、ミキモト真珠島、
志摩スペイン村、ともいきの国伊勢忍者キングダム、横山展望台
【伊賀】 伊賀上野城、伊賀の里モクモク手づくりファーム、伊賀流忍者博物館、赤目四十八滝
【東紀州】 県立熊野古道センター、道の駅「紀伊長島マンボウ」、
道の駅「熊野・花の窟」(お綱茶屋)、鬼ヶ城センター
(23施設のうち「ごかつら池ふるさと村・ごかつら池どうぶつパーク」、「おやつタウン」、
「VISON」、「横山展望台」の4施設は、令和6年及び令和2年との比較ができないため、
19施設には含めません。)
3 調査結果
(1)令和6年及び令和2年と比較可能な19施設における正月三が日の入込客数
・令和7年 1,017,570人
・令和6年 919,251人 ※(注記)対令和6年比110.7%
・令和2年 1,296,932人 ※(注記)対令和2年比78.5%
(2)県内主要観光施設(22施設)の観光入込客数(延数) 1,612,909人
4 各施設の状況
・御在所ロープウエイでは、迎春イベント実施や積雪によるスキー場のオープンが誘客増につながり、 令和6年比159.5%となりました。
・鳥羽水族館は、国内飼育のラッコに会える水族館として、SNSでのPR効果もあり、誘客数が好調に推移し、令和6年比107.0%となりました。
・赤目四十八滝では、昨年オープンした「赤目滝水族館」や駐車場の無料化が好影響となり、令和6年比159.1%となりました。
・東紀州地域の各施設では、熊野古道世界遺産登録20周年にあわせて、鬼ヶ城センターでの開業10周年のPRや道の駅「熊野・花の窟」(お綱茶屋)での来店者のための駐車場整備などを行い、令和6年比で観光客が増加し賑わいました。