新しく仲間入りした桜
平成17年1月23日に「君ヶ野ダム周辺環境保全協議会」により、約300名のみなさんの(ボランティア)協力で、5種類(シダレザクラ、フゲンゾウ、カンヒザクラ、ヤマザクラ、カンザン)、250本の桜が仲間入りしました。
カンヒザクラ
寒緋桜(カンヒザクラ)
花は小輪、一重咲きで濃紅紫色。開花期は3月中旬。
中国から台湾に自生している桜で台湾緋桜、緋寒桜とも呼ばれています。花は釣鐘状の形となり花色と併せ独特の雰囲気をもつ桜です。
フゲンゾウ
普賢象(フゲンゾウ)
花は大輪、八重咲きで淡紅色。開花期は4月下旬。
室町時代からあったといわれる古い品種で、葉化した雌しべが普賢菩薩の乗る象の鼻に似ていることからこの名がつけられたといわれています。
ソメイヨシノ
染井吉野(ソメイヨシノ)
花は中輪、一重咲きで淡紅色。開花期は4月上旬。
日本各地に植えられている代表的な桜です。江戸時代末期に江戸染井村(現在の東京都豊島区)から「吉野桜」として売り出されました。
ヤマザクラ
山桜(ヤマザクラ)
花は中輪、一重咲きで白〜淡紅色。開花期は4月上中旬。
古来より親しまれてきた代表的な野生の桜です。花とともに展開する新芽の色が様々で、山野の景観を美しく彩ります。
カンザン
関山(カンザン)
花は大輪、八重咲きで濃紅色。開花期は4月下旬。
八重桜の代表的品種で欧米でも広く植えられています。
また、花の塩漬けは桜湯として用いられます。
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画像:シダレザクラ]
枝垂桜 (シダレザクラ)
しだれ性エドヒガン。
大木になり、寿命が長く名木も多い。
しだれ性の桜全般を「枝垂れ桜」とよぶことも多いが、これは特定の品種の名。