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令和06年09月30日

令和6年度第1回伊勢志摩地域高等学校活性化推進協議会を開催しました

1 日時 令和6年7月30日(火)19時00分から21時00分まで

2 場所 県伊勢庁舎 401会議室

3 概要
令和5年度に当協議会がまとめた「令和5年度の協議(今後の学びと配置のあり方について)」をふま
え、当地域で令和13〜15年度頃までに想定される断続的な学級減への対応について、「伊勢市内の高
等学校の再編」を論点として協議しました。
主な意見は次のとおりです。

<主な意見>
(学びと配置のあり方全般について)
しろまる 令和6年3月の中学校卒業者数198人の減少に対し、県立高校において入学定員を160人の減と
したが、当地域の令和6年度入学者選抜の結果を見ると、伊勢市内の複数の県立高校に加え私立高校に
おいても欠員が生じることとなった。伊勢市内の高校の再編を検討するにあたっては、こうした入学者
選抜の状況も考慮していく必要がある。
しろまる 進学校は、一定の志願倍率を確保するために、入学定員をある程度絞ってもよいのではないか。そう
することで、他校の志願者数の増加にもつながると考える。
しろまる 今後の中学校卒業者数の減少を考えると、統廃合はやむを得ないと感じている。一方で、当地域は普
通科と専門学科がバランスよく配置されており、部活動が魅力となっている高校もある中で、どのよう
に減じるのかは難しい。生徒数が減少する状況だからこそ、子どもたちから選ばれる学校となるよう努
力していかなくてはいけない。
しろまる 既存の県立高校の学びのスタイルありきではなく、遠隔授業やスクーリングを取り入れるなど、私立
の広域通信制高校のスタイルなども参考にしながら、今後のあり方を検討してはどうか。
しろまる かつて宇治山田商工高校が分離独立して宇治山田商業高校と伊勢工業高校となった経緯をふまえれ
ば、少子化に伴って再び両校が統合されることとなっても、自然な流れであるように感じる。
しろまる 今回は伊勢市内の高校の再編が論点となっているが、生徒減の影響を受けやすい小規模校のことも危
機感を持って考えていくことが大切である。また、私立高校についても、中学校卒業者数の減少に合わ
せた入学定員の設定が必要である。
しろまる 統合にあたっては、災害に強い土地への移転やスクールバスの導入なども検討したほうがよい。
しろまる 中学校卒業者数が減少する中にあっても、定時制高校や通信制高校への進学者数は増加しており、多
様な学びが求められていると感じる。
しろまる 多様化する生徒のニーズに応えられる高校をつくったとしても、通学に時間がかかる生徒は一定数存
在することになる。その解消につながるひとつの選択肢として、伊勢市内の再編について議論できると
よい。
しろまる 子どもたちの学びを中心とした議論を進めるためにも、委員が各高校の学びや活動を直接見る機会を
設けてはどうか。
しろまる 新しい「三重県教育ビジョン」では、子どもたちに育みたい力として、自立する力、共生する力、創
造する力の3つが掲げられている。こうした力を育むために、子どもたちにどのような学びの場を提供
していくのかという視点が大切である。小中学校はできるだけ近くに、高校は少し遠くても、子どもた
ちの夢がかなう場があればよい。
しろまる 本日の協議を通じて、スチューデントファーストで考えること、伊勢志摩地域全体で子どもたちの学
びをどう支えるかという視点が大切であることを改めて確認することができた。

(専門学科の学びの選択肢の維持)
しろまる 専門学科については隣接する松阪地域にある学校との再編も含めた検討が必要であることは理解す
る。しかし、当地域の学びが松阪地域へ統合されることで、通学が困難となる生徒が多くなることも考
慮して、子どもたちの学びの選択肢が狭まることのないようにしてほしい。
しろまる 1学級40人の定員を少なくすることができないのであれば、学科改編で対応せざるを得ない。その
場合であっても、伊勢市内の専門学科の学びはできるだけ維持して、この地域の子どもたちが、遠方ま
で通わなくても学べる環境を維持してほしい。

(普通科の一定規模の維持)
しろまる 就学支援金制度が拡充されて以前より負担が減ったとは言え、公立高校に比べて高い学費を負担して
でも私立高校を選択している理由があるはずである。その理由を分析することで、県立高校再編のヒン
トが得られるのではないか。
しろまる 伊勢高校と宇治山田高校を統合すれば、それぞれが持つ特色は選択できなくなってしまう。とは言
え、専門学科の選択肢が減ることに比べれば、普通科と普通科を統合する方が、デメリットは小さいの
ではないか。
しろまる 子どもたちが多くの友人との出会いや部活動・学校行事が活発である高校を望むのであれば、ある程
度の学校規模があったほうがよく、そのためには統合したほうがよいという議論になるのではないか。

(今後の協議の視点)
しろまる 今後の当地域の学びと配置のあり方を協議するにあたっては、具体的に次のようなことについて検討
する必要がある。
・普通科である宇治山田高校と伊勢高校の統合の可能性について
・専門高校である明野高校、宇治山田商業高校、伊勢工業高校の3校を、教員数を確保しつつ、校舎制
の高校として統合できるかどうかについて
・普通科高校と専門高校の統合の可能性について
・小規模校である鳥羽高校、志摩高校、南伊勢高校は、どこかで統合せざるを得ないと考えるが、その
プロセスをどうするのかについて
・不登校の子どもたちが増えている中、通信制課程や定時制課程を含めて、多様な学びに対応した高校
を、どのように地域に定着させていくのかについて
・統合に伴って遠隔地となる子どもたちの学びを保障するため、市町による通学補助に加え、県として
もスクールバスの導入などの補助が可能かどうかについて


附属機関等会議概要

関連資料

  • 事項書(PDF(86KB))
  • 配付資料(PDF(4MB))
  • 県立高等学校活性化計画(PDF(2MB))

本ページに関する問い合わせ先

三重県 教育委員会事務局 教育政策課 〒514-8570
津市広明町13番地(本庁7階)
電話番号:059-224-2951
ファクス番号:059-224-2319
メールアドレス:kyosei@pref.mie.lg.jp

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