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牛・豚・鶏などの産業に利用するために飼養される動物をいいます。
乳用牛は牛乳を、採卵鶏は卵を提供してくれますし、肉用牛・豚・肉用鶏は、食肉として食卓に上り栄養源として我々の命を支えてくれています。
生後14〜16ヶ月で人工授精され、24〜26ヶ月で初めて子牛を生んで牛乳を出すようになります。その後7,8年間の間に4〜5頭の子牛を生みながら牛乳を生産した後、食肉センターなどで処理されて食肉となります。
生後7〜10ヶ月まで生産・育成農家で育てられた後、家畜市場で取引され、18〜20ヶ月間(長いものでは約30ヶ月間)肥育農家でおいしい牛肉になるために育てられます。その後、食肉センターなどで処理されて食肉となります。
生後約25日で離乳後、生後5〜6ヶ月で100〜110kgまで育てられ、食肉センターなどで処理されて食肉となります。繁殖用雌豚は、約10〜11ヶ月で初めて子豚を生み、10回程度子豚を生んだ後、食肉センターなどで処理されて食肉となります。
ふ化後、約5ヶ月で卵を産み始め、18ヶ月頃まで卵を産んだ後、食鳥処理場で処理されて食肉となります。
ふ化後、約5ヶ月で3kg前後まで育てられて食鳥処理場で処理されて食肉となります。一部は、さらに長期間育てられるものもあり、“地鶏”、“銘柄鶏”と呼ばれています。
平成17年度に改正された「動物の愛護及び管理に関する法律」(以下、動物愛護管理法)では、“動物の所有者又は占有者の責務”が定められ、産業動物の適切な飼養についての基準が示されました。(最終改正:平成25年環境省告示第85号)
産業動物は、産業に利用されるという側面から、その飼養には経済効率が重視されますが、それとともに、動物本来の習性・生理・生態を理解し適正な飼養・管理をすることも必要とされています。
・産業動物の飼養及び保管に関する基準 (平成25年環境省告示第85号)(65KB)
・産業動物の適正な取り扱いをお願いします(リーフレット)(300KB)