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平成24年03月09日

高校生家庭科用冊子

参考資料

三重の特産品

[画像:米]

【米(三重のコシヒカリ・伊賀米・みえのえみ)】

三重県を代表するお米の銘柄が「三重のコシヒカリ」で全国では第8位の生産量を誇ります。

また、伊賀地方は古くから良質米の産地として有名で「伊賀米」の愛称で親しまれています。

「みえのえみ」は三重県が開発した品種で、学校給食などに使われている良食味米です。

[画像:伊勢いも]

【伊勢いも】

ツクネイモの仲間で、櫛田川の砂壌土地帯が原産です。約300年の歴史があり、10月中下旬から11月にかけて収穫されます。でこぼこがあり、こんにゃくいもとよく似た形をしています。

消化促進にすぐれているだけでなく、コクと粘りが特徴です。高級和菓子の材料に利用されたり、とろろ汁などにして食べられます。

[画像:伊勢茶]

【伊勢茶】

三重県のお茶は、生産面積や量で全国第3位です。主に県下全域では、よく飲まれる旨みと渋みが調和したさわやかな味の煎茶、四日市市周辺では、上質で香味のあるかぶせ茶、飯南郡では濃厚な風味の深蒸煎茶が作られています。

緑茶は、主要なビタミンはもちろんのこと、緑茶の渋み「カテキン」を含んでいます。

[画像:シイタケ]

【シイタケ】

県北中部を中心に生産されています。

1mぐらいに切ったクヌギやコナラに植菌をして栽培する原木栽培とオガコと米ぬかなどで作ったブロックに植菌して栽培する菌床栽培があります。

炭水化物とタンパク質が主な成分となっていますが、カルシウム、鉄分などの無機質やビタミン類も豊富です。特に、野菜には含まれていないビタミンdを多く含んでいます。

[画像:なばな]

【なばな】

冬から春に収穫される野菜です。三重県のなばなは、「洋種ナタネの主枝及び側枝の若い茎葉を食べるタイプ」で、「花を主として食するタイプ」とは、区別されます。三重県は茎葉を食べるタイプを栽培する全国1位の産地です。

ビタミン類はもとよりカルシウム、鉄分などが多く含まれ、味にくせがなく、料理が簡単なため、若い人に人気があります。

[画像:モロヘイヤ]

【モロヘイヤ】

エジプト原産で、高温乾燥の砂漠地帯でも育つまれな緑黄色野菜です。若葉を収穫して食べます。5月から10月が旬です。

カルシウム、鉄、ビタミンa、b、c、eなどの栄養成分が多く含まれているのが特徴です。味と香りにくせはなく、葉を切ると出てくる粘りに特徴があります。

[画像:ハタケシメジ]

【ハタケシメジ】

三重県で人工栽培技術が確立され、全国に先駆けて生産されるようになりました。

食物繊維が多く、シャキシャキとした歯ごたえと日持ちのよさが特徴です。どんな調理法にも合う苦みのない味わいで、ビタミンやミネラルも豊富です。

[画像:梨]

【梨】

久居市を中心に松阪市、香良洲町、四日市市、津市などの産地で「幸水」、「豊水」などが栽培されています。ハウス栽培の幸水は7月中旬から、露地栽培の幸水は8月中旬から、豊水は8月下旬から9月上旬まで出回ります。

[画像:ぶどう]

【ぶどう】

伊賀地域の上野市、名張市を中心に玉城町や伊勢市などの産地で、「巨峰」、「安芸クイーン」など大粒で甘みの強い品種や「デラウエア」が栽培されています。デラウエアは7月下旬から、巨峰や安芸クイーンはハウス栽培で7月下旬から、お盆を中心に9月まで出回ります。

[画像:みかん]

【みかん】

本県では温暖な気候条件を活かし、古くからかんきつ類、かき、なし、ぶどう等の果樹栽培が行われていますが、特にみかんの栽培が盛んです。みかんは東紀州地域や南勢町を中心に栽培が行われており、ハウスみかんは6月下旬から9月中旬にかけて、露地みかんは9月下旬から1月下旬にかけて県内外に出荷されています。

[画像:松阪牛]

【松阪牛】

日本を代表する肉牛ブランドで、松阪市を中心とした22か町村の地域内で飼育された黒毛和種の未経産雌牛です。

肉のきめが細かく、脂肪の質が優れており、甘みのある風味が特徴です。

典型的な松阪牛は、但馬地方から導入された優良素牛に生産農家自家配合による良質の飼料を与え、約3年間肥育されます。

[画像:アナゴ]

【アナゴ】

アナゴ(マアナゴ)は全体的に茶褐色で、規則正しく並ぶ白い点列が特徴です。三重県では主に伊勢湾で漁獲されています。

身近な魚であるにもかかわらず、産卵期や産卵場所など、その一生については不明な点が多く残されています。

良質のたんぱく質の他、dhaやepaを多く含み、亜鉛、ビタミンaなど、ミネラル、ビタミンも豊富な魚です。

[画像:あわび]

【あわび】

三重県は鳥羽・志摩地方を中心に入り組んだ海岸線と岩礁がひろがっており、あわびの絶好の生息地です。古くから伊勢神宮への奉納品である「熨斗(のし)鮑」は、全国で唯一鳥羽市の国崎で作られています。また三重のあわびは肉厚で甘みがあり、その優れた品質で高く評価されています。

[画像:伊勢えび]

【伊勢えび】

県の魚にも指定されている、県を代表する海産物です。三重県は伊勢えびの卵から稚えびまでの人工飼育に世界で初めて成功しています。また産卵期の保護のため、厳しい禁漁期間を設けたり、稚えびが漁獲されると再放流するなど、積極的な資源管理によって全国第2位の漁獲量を維持しています。

[画像:マダイ]

【マダイ】

「魚の王者」と言えば鯛。マダイは奄美・沖縄を除く北海道以南に分布し、三重県では鳥羽沖が全国でも屈指の好漁場となっています。また、熊野灘沿岸では養殖業が盛んで、生産量では全国第2位を誇っています。

鯛には良質のたんぱく質のほか、ビタミンb1、b2が豊富に含まれ、カリウムの含有量は魚の中ではトップレベルです。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 農林水産部 農産物安全・流通課 食の安全・安心班 〒514-8570
津市広明町13番地(本庁6階)
電話番号:059-224-3154
ファクス番号:059-223-1120
メールアドレス:shokua@pref.mie.lg.jp

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