令和3年度三重県中大規模木造建築設計セミナーを開催しました

県では、県産木材の需要拡大及び木材利用の普及啓発のため、公共建築物や民間商業施設等非住宅の木造・木質化の推進に取り組んでいます。
その一環として、平成30年度から県内の一級建築士を対象として中大規模の木造設計に必要な知識・技術を習得するための講座「三重県中大規模木造建築設計セミナー」を開催しており、今年度は、令和3年10月から令和4年2月にかけて開催しました。
本講座では、6日間にわたり、県内の森林・林業、木材流通の基礎知識や、木構造、防耐火、耐久性等の専門技術を学ぶとともに、1・2日目は川上から川下までのネットワーク形成の交流の場となるよう、受講者と森林・林業・木材産業等関係者と意見交換等のワークショップを通じてそれぞれの立場の相互理解を深めました。
最終日には、Web会議システムを活用し、プレゼンテーション形式で受講者が一人ずつ設計提案を発表し、プレゼン後には、講師が講評を行うとともに、受講者も相互に講評を行いました。修了式では、所定の課程を修了した受講者6名に修了認定を行いました。

令和3年度 三重県中大規模木造建築設計セミナー修了者(一級建築士)
本セミナーの修了者は、三重県木材協同組合連合会の「三重県中大規模木造建築設計アドバイザー」として、県内における中大規模建築物の木造・木質化に関する相談に対応していただくなど、セミナー終了後もご活躍いただいています。
三重県中大規模木造建築設計アドバイザー一覧へのリンク先はこちら(外部リンク)


セミナー概要(チラシ) セミナーの様子


原木市場見学の様子 製材工場見学の様子


リモートによる修了式の様子