令和元年度三重県中大規模木造建築設計セミナー修了証書授与式を行いました

県では、県産木材の需要拡大及び木材利用の普及啓発のため、公共建築物や民間商業施設等非住宅の木造木質化の推進に取り組んでいます。
その一環として、令和元年10月から12月にかけて、県内の一級建築士及び森林・林業・木材産業等関係者を対象として中大規模の木造設計に必要な知識・技術を習得するための講座「三重県中大規模木造建築設計セミナー」を開催しました。
本講座では、6日間にわたり、県内の森林・林業、木材流通の基礎知識や、木構造、防耐火、耐久性等の専門技術を学ぶとともに、1日目・2日目・最終日は川上から川下までのネットワーク形成の交流の場となるよう、建築士と森林・林業・木材産業等関係者との合同の講座とし、意見交換等のワークショップを通じてそれぞれの立場の相互理解を深めました。
また、最終日には建築士が自ら設計した演習課題の設計提案プレゼンテーションを行い、受講生相互の講評を行うとともに、講師から講評を行い、所定の課程を修了した一級建築士11名および森林・林業・木材産業等関係者11名に修了証書の授与を行いました。

令和元年度 三重県中大規模木造建築設計セミナー修了者(一級建築士)
令和元年度 三重県中大規模木造建築設計セミナー修了者(森林・林業・木材産業等関係者)

セミナー概要(チラシ) セミナーの様子


原木市場視察の様子 課題発表会の様子

令和元年度三重県中大規模木造建築設計セミナー 修了証書授与式