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三重県労働委員会
令和3年の調整事件取扱件数は、前年からの繰越しが1件、新規申請が2件の計3件で、いずれもあっせんの申請でした。
なお、過去10年の新規申請件数の平均は7.1件です。
新規申請に係る月別申請状況は、3月及び7月がそれぞれ1件でした。
新規申請分を調整事項別にみると、次のとおりでした。
申請から終結までの所要日数は、630日、193日、28日で、平均所要日数は284日となっています。
令和3年に取り扱った3件は同年中に終結しました。終結内訳は、協定書の締結により解決したものが1件、話し合いの不調により打ち切ったものが1件、被申請者があっせんに応じず打切りとなったものが1件でした。
令和3年の個別労働関係紛争のあっせん取扱件数は、新規申請が2件でした。
新規申請2件は労働者側による申請で、申請件数は前年と比較して1件増加しました。
新規申請に係る月別の受任状況は、1月及び4月がそれぞれ1件でした。
新規申請分を調整事項別にみると、次のとおりでした。
あっせんの委任を受けてから終結までの所要日数は、64日、44日で、平均所要日数は54日となっています。
令和3年に委任を受けた2件は同年中に終結しました。終結内訳は、合意書の締結により解決したものが1件、取下書が提出されたものが1件でした。
令和3年の不当労働行為事件取扱件数は、前年からの繰越しが3件でした。
なお、過去10年間の新規申立件数の平均は、2.9件です。
令和3年に取り扱った3件は同年中に終結しました。終結内訳は、自主交渉により当事者間で和解が成立し取下書が提出されたものが1件、命令書(一部救済命令)を交付したものが1件、救済申立てを却下したものが1件でした。
審査期間の目標は548日以内としているところ、令和3年に終結した事件は3件で、所要日数は901日、445日、550日で、平均処理日数は632日でした。
令和3年における取扱について、1件の新規申出がありました。
令和3年における労働組合資格審査取扱状況は、前年繰越が1件、新規申請が2件の計3件で、その内訳は、委員推薦に係るものが2件、不当労働行為に係るものが1件でした。
終結状況については、適合決定となったものが2件、打切りになったものが1件でした。
総会は、労働委員会規則第4条及び第5条の規定に基づき、公益委員、労働者委員、使用者委員という三者構成の委員全員によって開催され、委員会運営の中心であって、委員会の処理方針を決定し、また、具体的な処理が諮られる会議で、毎月開催する定例総会と、必要に応じて開催する臨時総会とがあります。
令和3年は、定例総会を12回開催しました。
公益委員会議は、労働組合法第24条や地方公営企業等の労働関係に関する法律第16条の2などの規定に基づく公益委員のみの権限とされた事項について審議する会議で、労働組合の資格に関する事項、不当労働行為に関する事項及び認定告示に関する事項等について協議決定します。
令和3年は、5回の公益委員会議を開催しました。
上記の会議とは別に労働委員会相互の連絡を密にし、その事務処理に必要な統一と調整を図るため、公益委員、労働者委員、使用者委員の三者構成による連絡協議会や会長連絡会議等が、全国規模あるいは地域別規模によって開催されました。
個別労働関係紛争のあっせん(第6〜第10表)(PDF:124KB)
不当労働行為事件の審査(第11表〜13表)(PDF:124KB)