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令和07年11月12日

みえ森林・林業アカデミー棟が「ウッドデザイン賞2025」において 優秀賞(林野庁長官賞)を受賞しました。

一般社団法人 日本ウッドデザイン協会が主催する、「ウッドデザイン賞2025」において、
三重県林業研究所の「みえ森林・林業アカデミー棟」がソーシャルデザイン部門 優秀賞(林野庁長官賞)を受賞しました。

1 受賞内容
ウッドデザイン賞2025 建築・空間分野 ソーシャルデザイン部門 優秀賞(林野庁長官賞)
受賞作品 「みえ森林・林業アカデミー棟」
受賞者 施主: 三重県
設計者: 有限会社 南勢建築設計
施工者: 株式会社 山口工務店、株式会社 生田、株式会社 カキトー

2 受賞概要
「ウッドデザイン賞2025」は、令和7年6月20日から応募が始まり、第一次審査、第二次審査を経て入賞作品が決定しました(応募327点)。
今回、最終審査を経て最優秀賞4点、優秀賞(林野庁長官賞)9点、特別賞3点、奨励賞15点が選出されました。
「みえ森林・林業アカデミー棟」は、
・教室や談話スペース、調理コーナーなど、ここを訪れる人たちの交流を促す木質感溢れる空間づくり
に工夫がある。
・一般流通材を中心に地域で調達した無垢材を採用、部分的に大径材の積極的な活用もしており、木造
建築のショーケース的な役割も担う施設である。
などのポイントが評価され、ソーシャルデザイン部門において優秀賞に選ばれました。

3 ウッドデザイン賞とは
「ウッドデザイン賞」は、木を使って様々な社会課題を解決する、優れたデザインの建築・空間、プロダクト、活動や研究を表彰し、広く社会へ発信する顕彰制度で、一般社団法人日本ウッドデザイン協会が主催するアワードとして、2015年に創設され、今回で11回目の開催となります。
最優秀賞に「農林水産大臣賞」「経済産業大臣賞」「国土交通大臣賞」「環境大臣賞」(各1点)、の4作品、優秀賞(林野庁長官賞)、奨励賞(審査委員長賞)、さらに本年は大阪・関西万博特別賞の流れを汲み、「日本の技・文化特別賞」が設けられました。
ウッドデザイン賞には、ライフスタイルデザイン部門、ハートフルデザイン部門、ソーシャルデザイン部門の3部門があり、今回受賞した、ソーシャルデザイン部門は、持続可能な森林管理、地域経済の活性化や価値の還元に寄与する木材利用や、ストーリー性の付与や林業と福祉の連携など関わりの創出等で木材利用の高付加価値化に寄与する建築・空間、技術、木製品、取組、研究などが対象となります。

4 その他
12月10日(水曜日)には「エコプロ2025」(東京ビッグサイト)の特設ステージにて「表彰
式」、 12月10〜12日には特設ブースにて「受賞作品展示」が行われます。

(注記) 「みえ森林・林業アカデミー棟」は、地域の林業が抱える様々な課題に、自ら取り組める人材育成を
行なう「みえ森林・林業アカデミー」において、充実した教育環境を実現するために建築しました。

構造 : 木造
階層 : 地上1階
延べ床面積 : 882m2
木材使用量 : 約356m3
竣工日 : 令和5年3月27日


詳しくは、一般社団法人ウッドデザイン協会のHPをご覧ください。
・ウッドデザイン賞2025 受賞作決定

・みえ森林・林業アカデミー棟の応募資料(一部)

本ページに関する問い合わせ先

三重県 林業研究所 普及・森林教育課 〒515-2602
津市白山町二本木3769-1
電話番号:059-262-5352
ファクス番号:059-262-0960
メールアドレス:miefa2@pref.mie.lg.jp

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