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令和06年08月15日

27_ナギの木目

27 ナギ(梛)
みえ森林・林業アカデミー棟に使用されている木材

三重県林業研究所のみえ森林・林業アカデミー棟には、県内で育った様々な樹種の木材が使用されています。
ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているナギの木を紹介します。
なお、アカデミー棟に使用されている木材については、こちらのページをご覧ください。
別名 トチノキ
学名 Podocarpus nagi
マキ科
マキ属
ナギの葉
ナギの葉(撮影:津市)

ナギの樹皮
ナギの樹皮(撮影:津市)

アカデミー棟における使用状況
アカデミー棟における使用状況(取っ手)
(注記) 写真撮影協力:白山中学校
分布 暖温帯の山野に自生、本(式根島、八丈島、紀伊半島、山口県)、四、九、沖、中国(海南島),台湾
分類 常緑高木
樹形 大きいものは高さ25m、直径1.5mにも達する
5〜6月頃開花し雄花は円柱形で数個ずつ、雌花は1個ずつつける
果実等 果実は直径1〜1.5cmの球状、種子は11月頃成熟する
対生し、長さ4〜6cmの卵状または楕円状披針形で多数の平行脈がある
樹皮 紫褐色で鱗片状にはがれたあとは紅黄色
材の性質 緻密、樹皮はなめし皮用の染料に使われる
用途 庭木、街路樹、境内木
その他 実生でよく繁殖することができる。肥沃で土壌の深いところではよく生育する。ルビロームシがつきやすい。枝を剪定して好みの樹形にすることもできる。ナギにはこのほかフイリホソバ種などの園芸品種がある
備考
参考 ・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社
・出典:森林総合研究所九州支所HP「ナギ」の項(https://www.ffpri.affrc.go.jp/kys/business/jumokuen/jumoku/zukan/nagi.html)

本ページに関する問い合わせ先

三重県 林業研究所 普及・森林教育課 〒515-2602
津市白山町二本木3769-1
電話番号:059-262-5352
ファクス番号:059-262-0960
メールアドレス:miefa2@pref.mie.lg.jp

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