三重県林業研究所のみえ森林・林業アカデミー棟には、県内で育った様々な樹種の木材が使用されています。
ここでは、アカデミー棟の取っ手に使用されているクスノキの木を紹介します。
なお、アカデミー棟に使用されている木材については、
こちらのページをご覧ください。
別名
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学名
Elaeocarpus japonicus
科
ホルトノキ科
属
ホルトノキ属
アカデミー棟における使用状況
アカデミー棟における使用状況(取っ手)
※(注記) 写真撮影協力:白山中学校
分布
暖温帯に分布、本(近畿地方南部以西)、四、九、沖、中国、台湾
分類
常緑高木
樹形
高さ15〜20m、半球状
花
5〜6月葉腋から総状花序をだし淡黄色の小さな花をつける
果実等
果実は長さ約1cmの楕円形で赤く濃青色に熟す
葉
互生し長さ6〜10cmの狭楕円形で縁に浅い鈍鋸歯がある
樹皮
灰色でなめらか
材の性質
散孔材
比重:0.53程度 色:辺、心材とも白色から黄白色、帯紅黄白色
用途
庭木、器具材
その他
鹿児島付近では柳箸、割箸に利用される
備考
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参考
・林 弥栄著、1985年9月1日1刷発行、1990年9月20日15刷発行、山渓カラー名鑑 日本の樹木 株式会社 山と渓谷社
・財団法人 林業科学技術振興所発行、昭和60年12月18日第1版発行、平成16年10月1日第4版発行、有用広葉樹の知識-育てかたと使いかた