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昔から森林の恵みを受けてきた地域の人々の暮らしへの子どもたちの理解と関心を深めるため、地域で「竹」で炭焼きを行われている農業家の方を指導者に、「竹炭焼き」や「竹筒炊さん」など「竹の利用」をテーマとした体験活動を行いました。(4年生の総合学習の一環)
平成21年2月5日(木曜)、平成21年2月12日(木曜)
伊賀市大内地内 花之木小学校 学校林横の学習用農園
花之木小学校 4年生の児童 19名 教職員等 3名 (引率者)
地域の農業家の 谷川さん (竹炭焼き体験)
大杉谷自然学校スタッフ 2名 (コーディネーター)
< 2月5日(木曜)>
8時50分〜 9時00分 オリエンテーション & 指導者等の紹介
9時00分〜10時10分 「竹炭窯づくり」 & 「火入れ」 (野焼き及びドラム缶の窯づくり)
10時10分〜10時20分 「竹炭のお話し」 (竹炭づくりの作業工程など)
(→ 1日目の教室は終了)
18時30分〜22時00分 窯の火を止める作業 (指導者のみ)
<2月12日(木曜)>
8時50分〜 9時00分 オリエンテーション
9時40分〜10時30分 「竹炭の窯出し体験」
10時30分〜11時30分 「竹ごはんの準備」 (炊飯用竹筒の準備、炭おこし、米研ぎ など)
11時30分〜12時15分 「竹ごはん炊き」 (竹筒による炊さん体験)
12時15分〜12時25分 竹ごはんの試食
12時25分〜12時30分 まとめの活動 (→ 終了)
< 2月5日(木曜)>
オリエンテーションです。
谷川さんが作られた「竹炭」をさわってみます。
<ドラム缶での炭焼き>
穴を掘ってドラム缶を設置します。
底上げをして、 煙突を付け、青竹を入れます。
竹炭になる青竹が入りました。
竹の上に「もみ殻」を敷きつめます。
準備ができたら火を入れます。
勢いよく 炎が上がります。
火が回って煙突から煙が出てきました。
<野焼きでの炭焼き>
みんなで野焼き用の穴を掘ります。
火の通り道となるトタンの筒を設置します。
トタン板の枠をはめて、青竹を入れていきます。
もみ殻をかぶせたら、トタンを外して火を入れます。勢いよく炎があがり、火が回っていきます。
火が回って煙突から煙が出てきました。
夜になって谷川さんが火を止めてくれました。
ドラム缶は蓋、野焼きには土をかけて冷まします。
<2月12日(木曜)>
1週間たったので、竹炭を取り出してみましょう。
ドラム缶を開けたら、思わず「煙臭い」の声が。
もみ殻をかき分けて竹炭を取り出します。
残念ながら、約半分しか焼けていませんでした。
次は野焼き分です。みんなで掘り起こします。
こちらは、しっかりと炭になっています。
青く光る良い竹炭ができました。
竹炭は竹ごはん用の燃料として使います。
竹ごはん用の竹筒を作ります。
竹筒の材料は「真竹」です。香りも良いです。
洗ったお米を計量カップで量って入れます。
水も計量カップで量って入れます。
協力して炭火を起こします。
お米を入れた竹筒を置いて約45分。
ふっくらつやつやのごはんが炊きあがりました。
みんなでそれぞれ試食します。
ほのかに竹の香りがしてとてもおいしいです。
まとめの活動です。感想を発表します。