三重県での「企業の森」の16番目の取組として、城南建設株式会社(神奈川県)が松阪市飯南町の区有林で実施される森林整備活動に支援することになりました。「城南建設 檜(ひのき)の森」と命名された森林は10.3haで、緑の資源循環を目指して、ヒノキ植林のほか間伐が実施されます。
今回、この森林整備活動の実施に先立ち、平成22年4月9日に県庁プレゼンテーションルームで、城南建設株式会社、松阪市長及び三重県副知事の三者が、森林づくり宣言書への調印を行いました。
調印後、城南建設の岩堀社長は、「関東地区でオーダー住宅を建設していますが、三重県から供給される多くの木材を使わせて頂いています。これまで、住宅ビルダーとしてこうした取組をしてきませんでしたが、皆様方からのご指導、ご支援を得ながら、森の命を守る活動を進めて参りたいと思っています。」と述べられました。
なお、調印式の前日の4月8日に、城南建設の社員の皆さんが、現地で記念植樹を行ったほか、間伐実施予定地で森林組合職員による「間伐をしないとどうなるのか?最終的にどんな森林になるのか?」という森林環境教育も受講され、木材のふるさとである「山」について学んでいただきました。