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三重の教育 - 三重県教育委員会ホームページ
平成22年12月14日
今日的な教育課題や学校現場の情報を県民の皆さんにタイムリーにお知らせするため、「三重県教育委員会だより」を発信しています。
今回は、「平成22年度『三重の教育談義』」、「平成22年度教育功労者表彰式」、「磨いています!授業力!! 〜授業実践研修〜」を掲載しています。
11月16日(火曜)に、三重県文化会館中ホールにおいて、平成22年度「三重の教育談義」を開催しました。
「三重の教育談義」は、県教育委員会、市町等教育委員会、小中県立学校等の教育関係者が一堂に会し、子どもの視点に立った教育実践や学校づくりなど、教育のあり方を共に考えるために三重県市町教育委員会連絡協議会との共催で実施しています。
本年度は、「組織マネジメント」に焦点をあて、教育委員会や学校、家庭等のあり方について考えるため、作家の岩崎夏海さんを講師にお迎えし、「組織マネジメントの観点から見た学校、教育のあり方」というテーマで講演会を開催しました。
当日はおよそ760人の教育関係者の参加を得ることができました。
岩崎さんは、大学卒業後、作詞家の秋元康さんに師事され、『とんねるずのみなさんのおかげです』『クイズ赤恥青恥』など様々なテレビ番組に放送作家として参加し、また、アイドルグループ「AKB48」のプロデュースにも携わるなど多方面で活躍されてきました。
現在はワタナベコメディスクール講師として若手芸人の指導・育成にもあたられています。
そして、昨年12月「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(以下「もしドラ」)を出版され、その著書は発売からわずか数ヶ月で100万部を超える売り上げを記録し、大ベストセラーとなっています。
岩崎さんはこの著書で「経営の神様」「マネジメントの父」と呼ばれるドラッカーの考えを高校野球の女子マネージャーと結びつけるという斬新な発想により、ドラッカーの理論を誰にもわかりやすく示しています。
このことが、マネジメントに問題意識を抱えている今の社会状況に受け入れられ、発行部数を伸ばし続け、子どもたちまでも巻き込んだ、今のドラッカーブームのきっかけにつながっているのではないでしょうか。
このようなことから、本年度の講師としてお招きしました。
<講演会の様子>
講演は、NHKの番組で部活動のキャプテンが組織をまとめるうえでの悩みを告白している場面を見たことがきっかけで「もしドラ」を書こうと考えたことから始まり、その中で、「マネジメントは社会のため、人々の幸せのために行うという目的が大切であること」、「社会の変化にあらがうのではなく対応することが必要で、そのためにはマネジメントの視点が大切であること」、「ドラッカーの考え方は企業経営だけではなく、学校などの非営利組織のマネジメントにより役立つものであること」などについて示唆に富んだお話を伺うことができました。
<教育委員長の挨拶>
<表彰式の様子>
<表彰状授与>
本年度は、社会教育功労として元三重県社会教育委員の谷岡経津子(たにおかふつこ)さん、文化功労として元三重県文化財保護審議会委員の河田貞(かわださだむ)さん、体育保健功労として学校医の渡辺彰(わたなべあきら)さんの3名を表彰しました。
久居農林高校の生徒が育てた花々がステージを彩る中、3名の受章者の方に清水明三重県教育委員会委員長から表彰状と記念品が授与されました。
<記念撮影の様子>
<受賞者の皆さん>
<研修の風景>
<研修の風景>
<研修の風景>
<研修の風景>