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タンザニアのキルワにある世界遺産(キルワ・キシワーニとソンゴ・ムナラの遺跡群)は小型の帆船に乗船し渡海するにも関わらず、派遣先である自然資源観光省遺跡部キルワ事務所にはライフジャケットがなかったため、職員も観光客もライフジャケットを着用せずに乗船していました。
任期中に同型の帆船が沈没し、ライフジャケット未着用の地元住民が死亡するなどの事故が起きていたため、安全な輸送のために要請しました。
ライフジャケットはタンザニアでは入手が困難であるとともに高価でもあるため、待ち望んだライフジャケット15着が到着したことで大きな歓声があがり、早速使用しました。その後、ライフジャケットに「三重県からの寄付」とライフジャケットに英語で記入しました。
それを見た別のタンザニア人は「英語だと理解できない人もいる」というので、スワヒリ語で「日本の皆さんからのご好意により」と記入しました。
現在は来客時に貸し出しをしています。
来客時貸し出し風景
通し番号と所有者名、寄付者名を記入
[画像:スワヒリ語で"日本の皆さんからのご好意により"と記入]
スワヒリ語で“日本の皆さんからのご好意により”と記入
遺跡部キルワ事務所では多様なプロジェクトが実施されているが、各所員はお互いのプロジェクトやスケジュールを把握していないため、組織的な活動ができていません。ホワイトボードを使用して各所員のスケジュールを把握するため要請しました。
ホワイトボードを2つとマーカー・イレーサーを送っていただきました。
来客予定や、各職員の予定を書き込むほか、毎日、現地職員が希望する日本語の単語を1つずつ書いて、日本語の紹介をしています。
壁に掛けたところ
今日の日本語
[画像:使用風景]