平成22年度健康福祉部予算三重県福祉基金活用事業

平成22年2月

1 三重県福祉基金について

三重県福祉基金(以下「基金」という。)は、高齢者等の保健福祉の向上を図るための事業に要する経費の財源に充てるために設置されています。〔三重県福祉基金条例(昭和50年10月3日三重県条例第29号)〕
この基金は、多くの企業の協力によって得た法人県民税の超過課税、平成3〜5年にかけて措置された地方交付税、運用益および寄附金を財源として積み立てられています。

2 基金を活用する事業

基金の積立金については、高齢者等の保健福祉の向上を図るため、次に掲げる事業の財源として活用しています。

1. 保健福祉の向上を図るための社会環境を整備する事業
2. 保健福祉の向上を図る市民団体活動を支援するための事業
3. 保健福祉の向上を図る中小企業活動を支援するための事業
4. 保健福祉の向上を通じて障がいのある人の地域生活を支援するための事業
5. 保健福祉の向上を通じて東紀州地域等の活性化を図るための事業
6. その他、三重県健康福祉部が重点的に取り組む事業

3 基金の現状

(単位:千円)

20年度末 残高 a	21年度 積立額 b	21年度 活用額 c	21年度末残高(※(注記)) A(a+b-c)
4,076,982	271,398	1,020,783	3,327,596
22年度 積立見込額 B	22年度 活用見込額 C	22年度末残高見込 A+B-C
	248,731	1,024,994	2,551,333

※(注記)平成21年度末残高は平成21年度12月補正予算後の残高見込です。

4 平成22年度予算における基金活用状況

平成22年度健康福祉部予算においては、下記の事業に福祉基金を充当しており、その充当額については記載のとおりです。

【基金充当合計額 1,024,994千円】

(1)保健福祉の向上を図るための社会環境を整備する事業(586,507千円)

(2)保健福祉の向上を図る市民団体活動を支援するための事業(14,339千円)

(3)保健福祉の向上を図る中小企業活動を支援するための事業(25,038千円)

(4)保健福祉の向上を通じて障がいのある人の地域生活を支援するための事業
(214,456千円)

(5)その他、三重県健康福祉部が重点的に取り組む事業(184,654千円)