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伊賀地区農村青少年クラブは4年前から田んぼアートを行っています。今年は上野南中学校がこの活動に初めて参加し、クラブ・中学校・普及センターが一体となって取り組み、これまで、6月23日に田植え、10月1日に稲刈りと天日干しを行ってきました。12月2日には、クラブ員の指導の下、機械を使わずに牛乳パック、ソフトボールなど身の回りにあるもので脱穀〜精米までを行いました。中学生は、飛び散る籾に悪戦苦闘をしながら脱穀・籾すりを体験しました。そして、これを炊飯器で炊き、おにぎりにして食べました。中学生からは、「食べるということの難しさを知りました」、「農業の大変さを教えてくれてありがとうございました」など様々な感想がありました。校長先生からも「今後もこのような取り組みがあれば是非参加させていただきたい」という言葉を頂きました。クラブ員からは、「最初はどうなるかと思ったが、中学生に農業を知ってもらえてよかった」、「このような取り組みで中学生が農業を将来の仕事として選ぶ選択肢になってほしい」などの感想が出ました。普及センターはこれからも青少年クラブ活動を支援していき、地域農業の振興につながるように取り組んで行きたいと思います。
[画像:もみすりの様子] もみすりの様子
[画像:食事風景] おにぎりを食べる中学生
11月29日(土)、名張市の旧細川邸やなせ宿でがんばる農家のおばちゃん(伊賀地域農村女性アドバイザー、女性農業者組織スマイル・くノ一、リリーベル・くノ一)が、ワンディシェフを実施しました。当日は15名のメンバーが伊賀の食材のおいしさや旬の味を発信したいと「旬のおいしさかみしめて御膳」をレシピとともに提供しました。 女性農業者組織によるワンディシェフも3回目となり、「野菜いっぱいのメニューで、食育の重要性を感じた」「野菜本来の味でおいしかった」「メニューを持ち帰って家でも作ってみたい」「年に数回開催してほしい」などの感想がきかれ、楽しみにしていただいているお客様も増えており、大変好評でした。
伊賀地区の女性農業者組織はそれぞれの目的に合わせて活発に活動していますが、農村女性アドバイザー制度やスマイル・くノ一がスタートした当初のメンバーの退任が続いており、世代交代の時期を迎えています。ワンディシェフの実施にあたっても、若手メンバーで構成するリリーベル・くノ一が先輩女性農業者の想いに学びながら、多様な世代で取り組むことができましたが、普及センターではこれらの活動を若手女性農業者のネットワークづくりに活かしていけるよう引き続き支援をしていきます。
[画像:やなせ宿厨房] 厨房の様子
[画像:旬のおいしさかみしめて御膳] 旬のおいしさかみしめて御膳