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三重の教育 - 三重県教育委員会ホームページ
平成21年3月10日
国際化の進展に伴い、県内の小・中・高等学校及び特別支援学校に外国人児童生徒が多く在籍しています。学校では、文化・生活習慣の違いや言葉が通じないことなどから生じる課題も発生しています。
外国人児童生徒が、日本語で学ぶ力を身につけ、学校生活に適応できるよう取り組むとともに、すべての児童生徒が異なる文化や習慣を理解し、尊重し、お互いを認め合って、共に成長していけるよう、市町教育委員会や関係機関等と連携して学校の実践を支援していきます。
外国人児童生徒の日本語指導や学校生活への適応指導の充実を図るため、ポルトガル語を話すことができる巡回相談員9名を配置して、日本語指導が必要な外国人児童生徒が在籍する県内の小中学校を訪問しました。
外国人児童生徒やその保護者等の不安や悩みに対応するため、ポルトガル語の電話等による教育相談窓口を開設しました。
各小中学校の外国人児童生徒教育担当者が学習を深め、外国人児童生徒教育の充実を図りました。
受入れから学習言語の指導に至るまでを4期に分けて作成し、研修会や実践交流会を通じて教職員の指導力の向上を図ります。平成19年度は、学校の受入体制や保護者への学校生活の説明等に関して取り上げました。
各地域の学校で翻訳され保護者に配布されていた文書等をまとめた「保護者への連絡文書例」(ポルトガル語版、スペイン語版)をホームページに掲載し、活用の利便性を図りました。また、英語版の「保護者への連絡文書例」を作成し、ホームページへ掲載の予定です。
外国人等の子どもたちや保護者の方々が日本の学校制度等について理解し、安心して学習を進めることができるよう、多言語による冊子「日本の学校は、こんなところ」を作成してホームページに掲載し、活用が図られるよう取り組みました。
日本語指導が必要な外国人児童生徒の在籍が多い県内の7市(桑名市、四日市市、鈴鹿市、亀山市、津市、松阪市、伊賀市)が設置する初期適応指導教室(来日後間もない外国人児童生徒に、一定期間集中して日本語等を指導)等への支援をしました。
平成19年度に引き続き、外国人児童生徒巡回相談員の派遣や教師向け「日本語指導の手引き」の作成等の事業を推進し、日本語指導や学校生活への適応指導及び多文化共生の教育の充実を図り、外国人児童生徒が、日本語で学ぶ力を身につけ、学校生活に適応することができるよう支援します。
なお、事業の推進にあたっては、市町教育委員会や生活部、関係機関等と連携し、より一層の充実を図ります。
日本語指導が必要な外国人児童生徒が年々増加する中、各学校の教材の作成や受入体制の整備等に対して緊急に支援を行います。
1趣旨
日本語指導が必要な外国人児童生徒の急激な増加にともない、様々な教育上の課題が増えてきています。平成19年度から他の主体の参画を得て、県の部局や分野を越えて横断的に取り組む「多文化共生社会へのステップアップ・プログラム」の中に「外国人児童生徒教育支援事業」を位置づけ、生活・文化部国際室をはじめとする関係機関等と連携し取組を進めています。
このような中、「外国人児童生徒教育支援センター事業」の調査研究を委託している市町や関係機関等の担当者が情報交換を行い、様々な課題に対して多面的に取り組むことにより、外国人児童生徒教育の充実を図ります。
2協議内容
・「外国人児童生徒にかかる初期適応指導教室」の設置
・労働関係機関等と連携した就学支援の取組
・日本語の習得状況に応じた日本語指導
・就学前教育との連携 等
3検討会議の概要
| 連絡先/教育委員会事務局 小中学校教育課 |
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