調査の結果

健康状態調査

1 裸眼視力(図3-1、図3-2、統計表)

裸眼視力1.0未満の者の割合は、6歳から7歳にかけ減少し、8歳以降は年齢とともに増加しています。全国と比較すると、6歳を除くすべての年齢において三重県が全国より低くなっています。
裸眼視力0.3未満の者の割合が最も高いのは13歳で20.7%、最も低いのは6歳で1.0%となっています。

※(注記)三重県の5歳、15歳、16歳は標本サイズが小さい等のため、統計数値を公表していません。また、14歳
17歳は裸眼視力1.0未満の者の内訳について、標本サイズが小さい等のため、統計数値を公表していません。

2 鼻・副鼻腔疾患(図4、統計表)

鼻・副鼻腔疾患(蓄のう症、アレルギー性鼻炎等)の者の割合は、6歳、8歳、10歳、12歳、14歳〜15歳の各年齢で10%を超えています。その割合が最も高いのは12歳と15歳で18.3%、最も低いのは5歳で4.1%となっています。全国と比較すると、5歳、10歳、12歳、14歳〜15歳の各年齢で三重県が全国より高くなっています。

3 むし歯(う歯)(図5-1、図5-2、統計表)

むし歯(う歯)の者の割合(処置完了者を含む。)が最も高いのは9歳で58.5%、次いで8歳で55.5%となっています。また、最も低いのは12歳で39.1%、次いで5歳で39.3%となっています。全国と比較すると、すべての年齢で三重県が全国より高くなっています。

学校種別にみると、幼稚園39.3%、小学校50.2%、中学校41.4%、高等学校50.9%となっています。また、前年度と比べ、幼稚園は増加し、小学校、中学校及び高等学校は減少しています。

4 アトピー性皮膚炎(図6-1、図6-2、統計表)

アトピー性皮膚炎の者の割合が最も高いのは7歳で3.6%、最も低いのは17歳で1.2%となっています。全国と比較すると、5歳と7歳を除くすべての年齢で三重県が全国より低くなっています。

学校種別にみると、幼稚園3.1%、小学校3.0%、中学校2.0%、高等学校1.4%となっています。また、前年度に比べ幼稚園及び小学校は増加し、中学校及び高等学校は減少しています。

5 心電図異常:6歳、12歳及び15歳時のみ(統計表)

心電図異常の割合は、6歳で2.3%、12歳で3.2%、15歳で4.5%となっています。

6 ぜん息 (図7-1、図7-2、統計表)

ぜん息の者の割合が最も高いのは9歳で3.5%、最も低いのは5歳で1.0%となっています。全国と比較すると、すべての年齢で三重県が全国より低くなっています。

学校種別にみると、幼稚園1.0%、小学校3.3%、中学校2.1%、高等学校1.8%となっています。また、前年度に比べ小学校及び高等学校は増加、中学校は減少、幼稚園は同割合となっています。


(注)健康状態調査においては、全国数値は小数点第2位まで、都道府県別数値は小数点第1位までの公表と
なっています。

統計表 年齢別疾患被患率 (194KB)