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平成26年5月10日に、日本キャボット・マイクロエレクトロニクス株式会社、足坂農家組合により「農山村活性化の取り組みに関する協定書」を締結しました。
今後は、津市美里町足坂地域における田植え、稲刈りなどの農作業支援を行うほか、農山村活性化に向けた協働活動を行っていく予定です。
第3回目の活動は、平成26年9月28日、秋空のもとで日本キャボット・マイクロエレクトロニクス株式会社の社員の方や足坂農家組合の組合員など約20名が参加し、春に手植えで田植えした水田の、稲刈りを手刈りで行いました。
[画像:キャボット]
▲さんかく 岐阜県などで栽培されるハツシモという品種を植えたため実りが遅く、周囲の田んぼの稲刈りが
すっかり終 わってからの収穫作業となりました。これだけの広さを手刈りできるか?というくらいに広く感じる水田です。
▲さんかく ノコギリ鎌を使って、ザッ、ザッ、と刈り取っていきます。自分が手植えしたものが大きく育って、
自分の手の中に再びずっしり重さを感じる・・・なかなか灌漑深いものがあります。
▲さんかく 最初は快調だったペースも、単調な作業が続くと、さすがに少し落ちてきます。
昔の人は大変だったなあ、などと実感します。
▲さんかく それでも、こんな気持ちの良い青空の下で、9月の爽やかな風を受けて行う収穫作業は
かなり楽しいもので。広いように見えた田んぼも、どんどん刈り取りが進んでいきます。
▲さんかく 刈り取った稲は、ワラで縛ってからコンバインで脱穀します。
このワラで結ぶ作業は、最近の農家さんでもすることが少なくなったと、地元の方が話していました。
▲さんかく 盛りは過ぎたものの、畔には彼岸花がたくさん咲いていました。
時期が来ると、毎年ちゃんと花が咲くのって不思議ですね。
▲さんかく 見事に収穫ができました。う〜ん、達成感。
この刈り取ったばかりの稲は、太陽の匂いがして気持ちいいんですよね。
▲さんかく 今年は、夏に天候不順だったため、普通の品種(コシヒカリなど)は実入りが悪かったそうです。
ところが、このハツシモは時期がずれているためか、とてもよく実ったと話していました。
▲さんかく 作業後は、地元の方が用意いただいた簡単な食事をいただきました。
地元産の新米を、二見の塩でにぎったおむすび。
地元産野菜などが入った、地元産大豆で作った味噌汁。
▲さんかく 気持ちのいい天気に、心地よい汗と疲労感。
もう、おいしくない訳がない!地元の方と一緒に、ちょっとした収穫作業の打ち上げでした。
▲さんかく その後、7月にコスモスの種を巻いた田んぼへ見に行ってみました。
一面のコスモス畑を想像していたら・・・ 一面の草むら?
除草剤をまかないと、コスモスより雑草の方が成長が早いのでこんな風になってしまうのだと。
雑草の強さを再認識させられました。
自分が植えた稲を収穫するというのは、やったことがない人にとっては特別な体験ではなかったかと思います。田植え、草刈り、稲刈り・・・毎回のちょっとした達成感が積み重なって、最後に大きな達成感と充実感につながる。そういう体験は、会社で働く会社員の方には、とても新鮮に感じるのではないかと思います。
会社の人にも喜んでもらえ、地元にも喜んでもらえる。そんな良い関係をもっと広げていきたいですね。