三重県文化会館では、2017 年度より、認知症の介護現場に演技の手法を取り入れた取り組みで近年注目を集める俳優・介護福祉士の菅原直樹さんをお招きし、3 年間のアートプロジェクトを行っています。2017 年度前期は、「介護を楽しむ」という視点から、県内各地で菅原さんによる「介護に寄り添う演技」体験講座を実施。後期は、もう一つの「明るく老いる」という視点から、シニアを中心に様々な世代の県民を対象とした菅原さんのワークショップを 3 回シリーズで開催いたしました。2018年度は、これらの活動をさらに発展させ、生きがいとなるような継続的な活動を行う母体集団を立ち上げます。
【老いのプレーパークとは】
よりよく生きるヒントは、「遊び」の中にある。
若者からシニアまで幅広い年齢層で集まり、毎回様々な「遊び」にチャレンジすることで、新たなつながり
を創出します。2018年12月には発表イベントを開催。演劇作品上演のほか、メンバーの特技・趣味を生かした
展示や出し物を企画します。
【講師プロフィール】
菅原直樹(すがわらなおき)
「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。俳優、介護福祉士。平田オリザが主宰する青年団に俳優として所属。2012
年より、家族と共に岡山に移住。介護と演劇の相性の良さを実感し、地域における介護と演劇のあり方を模索
している。OiBokkeShiの活動に密着したドキュメンタリー番組「よみちにひはくれない〜若き“俳優介護士”の
挑戦〜」(岡山放送OHK)が第24回FNSドキュメンタリー大賞で優秀賞を受賞。2017年には、その活動が
NHK「こころの時代」にも取り上げられる。
【活動内容】
■しかく活動スケジュール
6月から定期的に月1〜2回集まり、メンバー同士の交流を深めます。
11月・12月は発表準備や稽古のため、月に5〜6回集まって活動します。
12月22日(土曜日)・23日(日曜日)発表イベント本番(演劇公演+展示や出し物)
於:三重県文化会館 小ホール
※(注記)集まる日程はメンバーの予定にあわせ調整して決定します。
場所は基本的に三重県総合文化センター内を予定しています。
■しかく対象
年齢・国籍・演劇経験不問。若者からシニアまで大歓迎!ものづくりや料理、絵を書くのが得意、人と接す
るのが好き、などご自身の特技や趣味を生かしたい方を募集しています。
【申込について】
■しかく申込方法
チラシ裏面の申込用紙にご記入の上、以下のいずれかの方法でお申し込みください。
(申込用紙は三重県文化会館webサイトからもダウンロードいただけます。)
《郵送》 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
三重県文化会館「老いのプレーパーク」係
《Fax》 059-233-1106
《窓口》 三重県文化会館チケットカウンター
《E-mail》kenbun@center-mie.or.jp
※(注記)件名を「老いのプレーパーク」とし、お送りください。
■しかく申込締切
3月31日(土曜日)必着
※(注記)応募者多数の場合選考あり。詳細は締切後ご連絡します。
◇特設サイト
https://www.center-mie.or.jp/oibokenbun/
特設サイトでは、これまでの「介護を楽しむ」「明るく老いる」アートプロジェクトの活動記録も掲載しております。