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更新日:2025年7月22日

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大学生が湘南地域のおすすめサイクリングルート・スポットを紹介します!

東海大学の学生が湘南地域のおすすめサイクリングルート・スポットを紹介します。

東海大学の学生が、サイクリングをテーマに平塚・茅ヶ崎・大磯の3地域の魅力を調査しました。大学生が実際に自転車に乗って現地に赴き、発見したおすすめサイクリングルートやスポットを、観光リーフレットにまとめています。

【リーフレットはこちらからダウンロードできます】(別ウィンドウで開きます)

ここではリーフレットに掲載しきれなかった各スポットの魅力を、大学生が記事にして紹介します!

[画像:map]

(注記)紹介している情報は、取材当時のものです。現在は変更となっている場合があります。

紹介する地域・スポット一覧

茅ヶ崎

・高砂緑地 ・茅ヶ崎市美術館 ・サイクリングロード

・茅ヶ崎サザンC ・サザンビーチカフェ ・サザン神社

・茶商小林園 ・8HOTEL CHIGASAKI ・鶴嶺八幡宮

平塚

・平塚八幡宮 ・平塚市総合公園 ・平塚市博物館

・ONE DREAM CAFE ・駄菓子屋まめぶん

・三嶋神社 ・東家 ・トラスコ湘南大橋 ・平塚海岸

・平塚市美術館

大磯

・パンの蔵 ・大磯海水浴場 ・OISO CONNECT

・新杵 ・旧吉田茂邸 ・大磯城山公園 ・茶室 城山庵

・旧島崎藤村邸 ・鴫立庵 ・澤田美喜記念館

・大磯駅前洋館(旧木下別邸)

茅ヶ崎のおすすめスポット

高砂緑地(たかすなりょくち)

[画像:takasunaryokuchi2]

茅ケ崎駅南口から自転車で3分ほど走ると、閑静な住宅街にある緑豊かな一角が高砂緑地である。高砂緑地の由来は、昔この付近に砂山があり「高砂(たかすな)」と呼ばれていたことと、この地は小字が「上高砂下(かみたかすなした)」であることによるそうだ。高砂緑地内にある廻遊式の日本庭園には前庭付き茶室・書院がある。茶室は裏千家の又隠(ゆういん)を、また書院は表千家不審菴(ふしんあん)の松風楼(しょうふうろう)を写している。四季折々の景観を楽しめる高砂緑地は茅ヶ崎の貴重なネイチャースポットである。

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茅ヶ崎市美術館

[画像:chigasakishibijutukann]

高砂緑地を抜けた先にあるのが茅ヶ崎市美術館である。茅ヶ崎市美術館は郷土ゆかりの芸術家の作品を展示している地域に根付いた空間である。芸術家の作品のみならず、茅ヶ崎市民の発表の場を提供する場所となっており、加えて実業家の原安三郎が別荘として建てた南欧風建築の松籟荘(しょうらいそう)の跡地に美術館が建てられていて、いまも玄関前庭と塀が残っている。また、茅ヶ崎市美術館は、建築物そのものが魅力的で、周辺は自然豊かな空間となっており、全体的に落ち着いた雰囲気である。芸術作品を楽しむだけではなく、市民の日常とは切っても切れない文化空間となっている。

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サイクリングロード(湘南海岸)

[画像:cyclingroad]

湘南海岸のサイクリングロードで最も良い場所が茅ヶ崎。茅ヶ崎市柳島から藤沢市鵠沼海浜公園までの約7.73kmのサイクリングロード。多少砂交じりの道のため海水浴ついでにもピッタリ。鵠沼海浜公園から約2km東に進むとそこは江の島である。道中、エボシ岩を見ることができる。ここは太平洋戦争後に米軍が戦闘機で日本を攻撃する際の練習目標とされていたという歴史がある。続いて道中で立ち寄るべき場所は「ヘッドランドビーチ」である。こちらは茅ヶ崎エリアの砂浜の浸食防止のため、テトラポットや岩でつくられた小さな半島。砂浜からは結構な高さがあるが、先端部の柵をしてある場所を除き立ち入ることができる。先ほど紹介したエボシ岩が一番近くで見ることができる場所でもあるため併せておすすめだ。サイクリングに訪れた際には立ち寄ってみてはいかがだろうか。

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茅ヶ崎サザンC

[画像:southernc]

平成14年3月に竣工。多様性を受け入れ尊重する街を目指し、思いやりのこころでつながれる完全な円ではないところがポイントであるモニュメント。「Chigasaki」の頭文字「C」の形にすることで、この街のシンボル的な存在である一面もある。このモニュメントの縁に2人で立つと、円が結ばれ完結する「縁結びの輪」としても人気。この近くで夏季では海の家が開設され湘南茅ヶ崎地区のレジャーの拠点としての役割も併せ持っている。

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サザンビーチカフェ

[画像:southernbeachcafe]

午前8時からオープンと比較的開店の早いカフェ。モーニングに力を入れており、5種類からプレートが選択できる。さらにアサイーやレモネードなどモーニングジュースのドリンクバーも利用できる。ファミリーやカップルが多く訪れる店だが、11時から16時30分までバーベキューが予約なしでテラス席にて楽しむことができる。サイクリングロードや駐車場が脇にあり気軽に立ち寄ることが可能だ。ビーチボールなどの貸し出しも行っており、目の前のビーチで食事と一緒にレジャーを楽しめる仕掛けになっている。

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サザン神社

[画像:southernjinnja]

茅ケ崎駅南口から海岸へと続くサザン通りの中央付近で交差している「サザン通り商店街」の中にサザン神社がある。なんとサザン神社の前身は商店街事務所であり、サザンオールスターズの30周年記念にそれを改装して作られた。そのため、サザン神社の中にはサザンオールスターズに向けた寄せ書きが壁に寄せられており、ファンにとっての聖地となっている。宮司はいないものの、鳥居や賽銭箱に加えて御朱印も用意している。御朱印はサザン神社の斜め向かいにある「小林園」の店主が自ら手書きで書いている。欲しい方は、サザン神社だけでなく、ぜひ小林園にも訪れて頂きたい。

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茶商小林園

[画像:kobayashienn]

サザン通り商店街の西端に位置する「茶商小林園」では、数々の著名人に飲まれてきた美味しい日本茶に出会える。店主の小林さんは、サザンオールスターズの桑田佳祐氏と長い交流があり、ここでしか手に入らないサザンオールスターズのグッズも販売されている。向かいにあるサザン神社など、全国からファンが足を運ぶスポットとなっており、名物となっている「茶山(さざん)」はサザンオールスターズのライブの際に開発されたお茶である。隣接されている「だんごのこばやし」で食べられる和菓子やお団子は絶品であり、地域の人々から愛される味となっている。

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8HOTEL CHIGASAKI

[画像:8hotelchigasaki]

「1週間が8日あったとするならば人は、どのようなインスピレーションを、そこで抱くだろうか」。このようなコンセプトを基に8HOTEL CHIGASAKIは誕生した。そのため、宿泊はもちろんのこと、プールや宿泊者限定サウナ、ヨガやトゥクトゥクによるビーチへの無料送迎など従来のホテルにはない非日常体験を楽しむことができる。特にサウナに関してはサウナシュランに選出されるなど上質なサウナを用意している。そのため利用者は主にサウナを目的とした方が多く、地域周辺の若者に愛されている。

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鶴嶺八幡宮

[画像:tsuruminehachimannguu]

鶴嶺八幡宮は、應神天皇、仁徳天皇、佐塚大神、菅原道真が祀られている神社である。境内には、樹齢約950年にも及ぶ大きなイチョウの木が鎮座している。この木は、神奈川県の天然記念物に指定されているほか、「かながわ名木百選」にも選定されている。イチョウの根本には厄割石(やくわりいし)が置かれており、それに向かってかわらけを投げ割ることで、自身の厄を払うことができる。

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平塚のおすすめスポット

平塚八幡宮

[画像:hiratsukahachimannguu]

平塚八幡宮は災害に苦しむ人々を救うために仁徳天皇が380年に建てた歴史ある建造物である。初宮、安産祈願、厄除、家内安全、商売繁昌、交通安全、芸能上達などの御利益を得ることができる。平塚駅からすぐの場所にあり交通量の多い道路に面しているが、鳥居をくぐると木や池があり都会的な雰囲気とは離れた落ち着いた空間が広がっている。また、境内には県内で唯一の神馬である「皐月」がおり、ニンジンをあげるなどの触れ合いを楽しむこともできる。

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平塚市総合公園

[画像:hiratsykashisougoukouenn]

平塚市総合公園は広さ30.3ヘクタールの大きな公園である。公園内にある「ふれあい動物園」には、ポニーの乗馬体験ができるコーナーや、カピバラなどの展示コーナー、ウサギやヤギなどの動物と触れ合うことのできるふれあいコーナーがある。また、複合遊具のアスレチックが設置されている「わんぱく広場」、大きな原っぱとして「平塚のはらっぱ」などが常設しているため、小さな子どもを連れた家族におすすめ。売店では軽食や動物のエサが販売されている。一方、日本庭園や彩り豊かなバラ園(5月上旬〜6月中旬、10月中旬〜11月中旬が見頃)などがあり、大人がリラックスできる場所も多い。また園路が広く作られているため、ウォーキングやランニングなどを楽しむことができる。

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平塚市博物館

[画像:hiratsukashihakubutsukann]

相模湾に面し、内陸では平野が広がる平塚の歴史は旧石器時代にまでさかのぼる。平塚は、温暖な気候で川・山・海などがあったことから、当時の人びとは集落を形成し、縄文時代、弥生時代、古墳時代の遺跡から石器や土器などが出土している。遠い昔から住みやすい平塚の環境は、近現代にいたるまで商業・農業・漁業・文化を育んできた。平塚市博物館には、平塚の歴史や自然などに関する資料や展示物が多くある。たとえば、江戸時代に東海道の整備とともにつくられた平塚宿のジオラマ、19世紀に建てられた窪田家旧宅の一部、平塚の自然環境や生態系を説明するパネルや模型などが展示されており、平塚空襲(1945年)に関する展示もある。

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ONE DREAM CAFE

[画像:onedreamcafe]

アメリカンな雰囲気がおしゃれなお店。おすすめは昔ながらのナポリタンで、店主こだわりのもちもちの太麺がポイント。その他にも唐揚げ定食などのガッツリメニュー、ガパオライスやタコライスなどもありメニュー豊富。テイクアウト用のお弁当販売も充実しているため様々なシーンに活用できる。アクセスは平塚駅から北に徒歩約10分。お店の前に紺色のキッチンカーが停まっており、それが目印である。

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駄菓子屋まめぶん

[画像:mamebunn]

創業95年の老舗駄菓子屋であり、10円ガムやふ菓子、ソースせんべいなど昔ながらの駄菓子はもちろん、今人気のスクイーズなどのおもちゃまで、豊富な品揃えのお店。休日は地元の家族連れが多く訪れ、大きなにぎわいを見せている。大人も童心に帰り、子どもと同じように楽しむことができる空間である。公式のインスタグラム(@mame.bun)では、お店の定休日やイベントの情報、商品の入荷情報などが発信されているため要チェック!

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三嶋神社

[画像:mishimajinnja]

湘南ひらつか七福神のうち、「湘南えびすさま」として親しまれている神社であり、商売繁盛や家内安全の御利益がある。社殿にはおとぎ話の「天の羽衣」や「浦島太郎」の彫刻が飾られている。また、えびす様の御神像があり、そのえびす様が抱える鯛をなでると願い事がかなうとされている。夏季限定で、湘南スターモールのキャラクターをモチーフにした「七夕御朱印」をいただくことができる

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東家(あずまや)

[画像:azumaya]

湘南で獲れた新鮮な海産物を食すことができる食堂。朝どれの新鮮なしらすをたっぷりとのせた生しらす丼は絶品であるが、すぐに売り切れてしまうので早めに行くのがおススメ。他にも、焼き魚、マグロ切り落とし、生しらすが一度に味わえる東家定食、漬けマグロがたっぷりのった東丼などがイチオシである。メニューが豊富で価格も非常にリーズナブルであるため、地元住民も訪れる「知る人ぞ知る名店」。

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トラスコ湘南大橋

[画像:torasukoshonanoohashi]

トラスコ湘南大橋は平塚市と茅ヶ崎市を相模川の南端で結ぶ橋である。正月の箱根駅伝のコースにもなっており、高さがあまりなく、訪れやすい橋である。橋上からの景色は相模湾とその水平線まで見渡すことができる。

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平塚海岸

[画像:hiratsukakaigann]

平塚海岸は、全長約4kmもの長さを誇る海岸である。平塚のシンボル的存在の一つである「湘南平」を背景にもち、天気の良い日には富士山を眺めることもできる。年中を通して美しい景色を楽しめる観光スポットとして人気である。また、景色だけでなく、中央部に位置するビーチパークでは、ビーチバレーやバスケットボールなどビーチスポーツを楽しむことができる。夏には多くの海水浴客が訪れ、他にもサーフィンやウィンドサーフィンなどのマリンスポーツも楽しまれている。

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平塚市美術館

[画像:hiratsukashibijutsukann]

青空と木々を背後に白い平塚美術館の建築物が映える。その前に広がる芝生にはいくつかのパブリック・アートが点在する。平塚市美術館のまわりには芸術的な雰囲気が広がっている。そして、美術館に入館すると、一年を通じてさまざまな企画展が開催されており、高く評価される芸術家の作品を鑑賞することができる。ただし、平塚美術館の価値を高めているのは、展示会場の芸術作品だけではない。白い壁と階段の建築デザイン、天井から降り注ぐ自然光、そしてロビーで一般公開されている芸術作品(たとえば、若手芸術家の作品が無料で展示されることがある)によって、館内全体が芸術的な空間となっている。そして、芸術家、芸術愛好者、教育プログラムやワークショップの参加者、ちょっと立ち寄っただけの人びとなど、多様な人びとが行き交いながら、新たな世界をつむいでいる

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大磯のおすすめスポット

パンの蔵

[画像:pannnokura]

イチオシ商品は茶々(玉露と抹茶ペーストを混ぜ込んだパン/1斤760円)である。茶々は季節によって期間限定の商品が出る。秋は栗、春は桜、ずんだと柚子、正月は黒豆など。また茶々を使ったフルーツサンドがあり、使われるフルーツは季節によって変わる。奥さんの実家が営む和菓子屋があんぱんの餡子を作ったり、和菓子を提供したりしている。地場屋ほっこりと大磯コネクトなどに商品を提供している。

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大磯海水浴場

[画像:ooisokaisuiyokujo]

「海水浴発祥の地」と言われる大磯海水浴場は、軍医総監の松本順が健康増進を目的として海水浴の効能を説いたことから、1885年(明治18年)に開かれた。明治時代から大磯は、相模湾を臨む避暑地としての名声を得て、8名の首相経験者(山縣有朋、伊藤博文、原敬、大隈重信、西園寺公望、加藤高明、寺内正毅、吉田茂)をはじめ、多くの政治家や実業家が別荘や邸宅を構えるまちとなっていった。かつての大磯海水浴場は、潮湯治の場であったが、今日は、海水浴や磯遊びなどレジャーを目的とした湘南の有名観光地の一つになっている。北浜海岸、照ヶ崎海岸、こゆるぎの浜でそれぞれ特徴が異なり目的に合わせて遊ぶことができる

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OISO CONNECT(大磯コネクト)

[画像:oisoconnect]

大磯漁港の隣にある道の駅のような交流施設である。1階には軽食や地場の野菜や魚、お土産などが販売されている。2階にはレストランがあり、海を眺めながら食事を楽しめる。外には芝生のうえにベンチもあり、野外でも食事ができる。デート、休憩にもおすすめ。ここで一番人気な料理はフィッシュバーガー(480円税込)。日によって具材も変わる。たまに高級具材もある。地元住民や観光客(ファミリー層や海に訪れた人など)で賑わう、エンタメと開放感が享受できる場所。

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新杵(しんきね)

[画像:shinnkine]

1891年(明治24年)から続く新杵菓子舗は、吉田茂や島崎藤村も愛したといわれる老舗和菓子屋である。風情溢れる外観だが、店内は明治の名残を残すものの気さくな女将さんと彩り豊かな銘菓で溢れる。名物は、大磯名物として知られる西行饅頭(左)と虎子饅頭(右)。西行饅頭は、島崎藤村の好物であり、虎子饅頭は吉田茂が愛したことで知られ今もなお客足は絶えない。その他の銘菓もどれも見た目が可愛らしく味も絶品である。気軽に立ち寄れるだけではなく女将さんと大磯町の歴史や銘菓についてお話もでき、大磯町に来たならばぜひ立ち寄りたい場所である。

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旧吉田茂邸

[画像:yoshidashigerutei]

旧吉田茂邸は、第二次世界大戦直後に内閣総理大臣を務めた吉田茂(1878〜1967年、首相任期1946〜47年および1948〜54年)が1945年頃から亡くなるまで住んだ邸宅である。吉田茂は、日本の戦後復興に向けてさまざまな政策に取り組み、特に1951年にサンフランシスコ講和条約締結と日本の国際社会復帰を実現したことから、外交面での功績が高く評価されている。邸宅は、日本再建に向けて国内外で尽力した吉田茂の政治人生を垣間見ることができ、歴史的資料として価値が高い。園内には、兜門、日本庭園、七賢堂、バラ園などがあり、相模湾を臨む小高い丘には、サンフランシスコに向かって屹立する吉田茂の銅像がある。邸宅2階からは、富士山を見ることができ、吉田茂はその景観を好んだと言われている。旧吉田茂邸を訪れれば、日本の戦後史を学ぶとともに、吉田茂が愛した大磯の美しい景観を満喫できるだろう。

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大磯城山(じょうやま)公園

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大磯城山公園は、三井財閥の別荘を再利用して開発した旧三井別邸地区、吉田茂が暮らした邸宅と庭園を再現した旧吉田茂邸地区という2つの地区に分けられている。公園の中には、大磯町郷土資料館、茶室、北蔵ギャラリー、展望台など、歴史的価値を象徴する建物と自然を観賞しながら、ゆっくり散策を楽しむことができる。旧三井別邸地区には、滝や渓流、竹林のある小道など静かな緑に囲まれ、天気の良い日には展望台で富士山と相模湾を見渡すことができる。大磯町郷土資料館には、大磯の歴史、文化、風土に関する資料が展示され、建物があった場所も案内板が充実している。茶室で抹茶や和菓子などで一息入れ、くつろぎの時間を過ごせる。近くにある日本庭園の不動池は、毎年11月にライトアップされ、水面に映える紅葉を鑑賞することができる。城山公園では、日本の四季風情を味わうことができ、歴史・文化とともに豊かな自然を満喫できる。

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城山公園の旧三井別荘地区にある展望台には、三井財閥別荘である「城山荘本館」の意匠をモチーフにした鶴のオブジェが特徴的なガゼボが建てられ、周囲の木々が取り払われた解放感のある展望台になっている。景色がとてもよく大磯ロングビーチも見え、遠くに目を凝らせば箱根の山々から真鶴半島、伊豆半島の稜線、相模半島、伊豆大島も見える。天候に恵まれれば富士山の姿も見ることもできる。関東の富士見百景に選ばれており、四月・九月にはダイヤモンド富士が観測できる。これらの観測を記した銅板があり、その傍らには双眼鏡が設置されている。

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茶室 城山庵(じょうざんあん)

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自然溢れる大磯城山公園には城山庵という、国宝「如庵(じょあん)」を模してつくられた茶室がある。国宝「如庵」は織田有楽斎によって1618年につくられたとされ、利休風な草庵茶室とは少し異なった、武人である有楽斎ならではのこだわりが随所に見られる茶室である。鱗板、有楽窓、腰張のほか、点前座に明かりを取り込むため、板を火灯形にくり抜くなど、細やかな工夫が城山庵では再現されている。城山庵と、付設する書院造りの茶室は、貸し出しがなければ見学することができ、お茶会などにも利用されている。また、呈茶席では、自然に囲まれた空間で、季節のうつろいを感じながら抹茶と和菓子を楽しむことができる。

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旧島崎藤村邸

[画像:shimazakitousounntei]

島崎藤村(1872〜1943年)は、詩集『若菜集』や小説『破戒』『春』などで有名な文豪である。晩年は鴫立庵から少し離れたところに立地する和風建築の邸宅に移り住んだが、『東方の門』を執筆中の8月22日に激しい頭痛に襲われ、「涼しい風だね」と最期の言葉を残して亡くなった。現在の藤村邸を訪れると、書斎に遺作『東方の門』の序章が書かれたペーパークラフト、庭には「涼しい風だね」のオブジェが置かれている。藤村は、美しい梅林があり、生前よく散歩で訪れた地福寺(真言宗)で眠っており、毎年命日になると墓参りと献花が行なわれている。

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鴫立庵(しぎたつあん)

[画像:shigitatuann]

『山家集』などで著名な中世の歌人・西行(1118〜1190年)は、大磯で「心なき 身にもあはれは 知られけり 鴫立沢の 秋の夕暮」(『新古今和歌集』)と詠んだと言われている。この和歌にちなんで、1664年(寛文4年)に崇雪が草庵を結んだのが鴫立庵のはじまりである。ここにある「鴫立沢」と刻まれた碑の背後には「崇雪 著盡湘南 清絶地」とあることから、江戸時代から「湘南」という地名があったようで、鴫立庵のすぐ横には「湘南発祥の地」と彫られた碑がある。西行や崇雪をいざなった湘南の海は、日本三大俳諧道場の一つである鴫立庵の誕生をもたらし、大磯の文化を支え続けている。

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澤田美喜記念館

[画像:sawadamikikinennkann]

大磯駅の正面にある小高い岩崎山を登ると大磯の海を臨む澤田美喜記念館がある。澤田美喜(1901〜1980年)は、岩崎久弥の娘、つまり岩崎弥太郎の孫娘にあたる人物で、第二次世界大戦後に日本を占領した連合国軍兵士(主にアメリカ兵)と日本人女性のあいだに生まれた孤児(GIベビーと呼ばれる)を養育するエリザベス・サンダース・ホームを創設し、さらにホームの子どもたちの就学のために聖ステパノ学園を設立した。ノアの箱舟をイメージして設計された建築物には、澤田美喜記念礼拝堂、隠れキリシタン関連のコレクション展示室があり、澤田美喜の生涯、キリスト教の歴史、日本の戦後史を学ぶことができる。

(注記)自転車でお越しの場合は、近隣の駐輪場をご利用ください

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大磯駅前洋館(旧木下別邸)

[画像:oisoekimaeyoukann]

JR大磯駅から海水浴場へ向かう道に大磯駅前洋館(旧木下家別邸)が見えてくる。バラは5月と10月に見頃を迎える。現存する日本最古のツーバイフォー工法の住宅として国登録有形文化財に登録され、景観法による景観重要建造物に指定された。大正元年建築で海の見えるモダンな洋館は現在「大磯迎賓舘」として民間事業者に活用され、上質なイタリアン(湘南の海産物や野菜を使った料理)を味わえる。1日1組限定で貸切ウェディングもできる。

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このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は 湘南地域県政総合センターです。

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