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初期公開日:2023年7月18日更新日:2025年8月13日
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このページでは、帯状疱疹ワクチンについて案内しています。
お知らせ
令和7年度から、65歳の方などへの帯状疱疹ワクチンの予防接種が、予防接種法に基づく定期接種の対象になりました。
接種できる医療機関や費用については、お住まいの市町村へお問合せください。
帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)と同じウイルスで起こる皮膚の病気です。日本人成人の90%以上は帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜伏しており、過労やストレスなどで免疫力が低下するとウイルスが活性化して帯状疱疹を発症します。50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。
はじめに皮膚に神経痛のような痛みが起こり、ピリピリ・チクチクといった痛みや、焼けるような痛みを感じます。その後、水ぶくれを伴う赤い発疹が出現します。
帯状疱疹の特徴は、体の左右どちらかに見られ、強い痛みがあることです。症状は3〜4週間程度続きます。
帯状疱疹の代表的な合併症の一つに、発疹がなくなった後も長期に渡って痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)があります。
帯状疱疹患者の約20%で起き、特に加齢が発症リスクや痛みの程度等に関与するとされています。痛みは数か月から数年持続します。症状の程度は個人差がありますが、持続性の痛みにより睡眠や日常生活に影響を及ぼすこともあります。
帯状疱疹ワクチンによって、帯状疱疹やその合併症を予防できます。
令和7年度より、お住まいの市町村による定期接種を実施します。
(※(注記)1)ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
原則有料(低所得者を除く)
※(注記)お住まいの市町村によって、費用負担額が異なりますので、詳しくはお住まいの市町村へお問合せください。
以下の2種類のワクチンが接種できます。
接種回数や接種方法、効果とその持続性等、特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。接種を希望される方は、下記記載の「2種類のワクチンの違い」 を参考にして医師とも相談の上、接種するワクチンをご検討ください。
ただし、お住まいの市町村や医療機関により取り扱うワクチンが異なる場合がありますので、詳しくはお住まいの市町村へお問合せください。
定期予防接種は、市町村が実施主体となっております。接種できる医療機関や接種に必要な持ち物、住所違い接種等の制度等については、お住まいの市町村ホームページをご確認ください。また、ご不明点がありましたら、市町村窓口へお問合せください。
50歳以上の方、または帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方は、任意接種として受けることができます。任意接種でも、2種類のワクチンが接種できますので、接種を希望される方は、上記記載の「2種類のワクチンの違い」 を参考にして医師とも相談の上、接種するワクチンをご検討ください。
なお、医療機関によって取り扱うワクチンが異なりますので、各医療機関へお問合せください。
また、任意接種の場合は全額自己負担となりますが、お住まいの市町村によっては助成を受けられる場合がありますので、詳しくはお住まいの市町村へお問合せください。
水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹の予防
帯状疱疹の予防50〜59歳 約70%
60歳以上 約50%
50歳以上 約97%
70歳以上 約90%
帯状疱疹後
神経痛
50歳以上 100%軽減
70歳以上 85.5%軽減
接種できる年齢
(※(注記)1)
50歳以上の者
または
帯状疱疹に罹患するリスクが高いと
考えられる18歳以上の者
(※(注記)1)定期接種の場合は、対象者が決められています。詳しくは上記記載の「定期接種対象者」をご確認ください。
(※(注記)2)
関連リンク
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。