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ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 食中毒の発生について
更新日:2025年9月25日
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海老名市内の飲食店を原因とする食中毒が発生し、厚木保健福祉事務所は令和7年9月11日(木曜日)に、飲食店の営業者に対し、営業禁止処分を行いましたのでお知らせします。
1 概要
令和7年9月4日(木曜日)、海老名市内の飲食店を利用した人から「9月2日(火曜日)に飲食店で食事をしたところ、複数名が吐き気、下痢、発熱等の症状を呈した。」旨の連絡が厚木保健福祉事務所にありました。
当保健福祉事務所が調査を行ったところ、9月1日(月曜日)から9月3日(水曜日)にこの飲食店を利用した複数の利用者が同様の症状を呈していることが判明し、次の理由から、本日、この飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と決定しました。
2 発症状況
10名(男性:6名、女性:4名)(調査中)
3 原因施設
4 原因と措置
調査中
9月1日(月曜日)から3日(水曜日)に提供された主なメニュー
お通し(カレー味のポテトサラダ)、手羽先唐揚げ、炙りしめさば、炙り明太子等
原因施設に対して、9月11日(木曜日)から営業禁止
(なお、同施設は、9月10日(水曜日)から営業を自粛しています。)
9月17日(水曜日)営業禁止解除
本件については、健康医療局生活衛生部生活衛生課の内規に基づき、修正している箇所がありますので、記者発表時の内容をお知りになりたい方は、問合せ先までご連絡ください。
5 検査状況(9月11日(木曜日)10時現在)
ノロウイルス4検体(4検体ノロウイルスGII陽性)
件 数
患 者 数
死 者 数
令和7年1月1日から9月10日
64件
731名
0名
令和6年同期
66件
741名
0名
令和6年(1月から12月)
84件
951名
0名
ノロウイルスは、急性胃腸炎を起こすウイルスで、感染すると下痢や嘔吐、発熱などの症状を呈し、2〜3日で回復しますが、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では重篤な症状になることがあります。
また、非常に感染力が強く、ごく少量のウイルスで発病します。感染者の便や嘔吐物には多量のノロウイルスが含まれ、二次汚染(汚れた手などを介して食品を汚染すること)なども食中毒発生の原因となります。
ノロウイルス電子顕微鏡写真
(神奈川県衛生研究所撮影)
1 外出先から帰宅した後、トイレの後、調理の前、食事の前には石けんを使ってよく手を洗いましょう。
2 まな板など調理器具は、十分に洗浄し、熱湯や塩素系漂白剤で消毒をしましょう。
3 嘔吐物、排泄物などを処理する場合は、直接触れないようにしましょう。もし、触れた場合には、石けんを使ってよく手を洗いましょう。
4 カキなどの二枚貝が感染源になることがあるので、二枚貝の取扱いには十分注意し、中心部まで加熱調理(85°C〜90°Cで90秒以上)して食べましょう。
神奈川県厚木保健福祉事務所
食品衛生課長 岩月 電話 046-224-1111 内線3255
神奈川県健康医療局生活衛生部生活衛生課
課長 宮崎 電話 045-210-4930
食品監視グループ 藤嶋 電話 045-285-0741
このページの所管所属は健康医療局 生活衛生部生活衛生課です。