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更新日:2025年1月6日

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バラ栽培における接ぎ挿し苗の利用 神奈川県

バラの接ぎ挿し苗(ミニプラント)において、台木の種類による生産性を「ノブレス」を用いて検討しました。接いで挿す手間はかかりますが、生産性に問題はなく、有用な技術であると思われました。

1接ぎ挿し苗(ミニプラント)とは...

接ぎ挿し苗とは、ロサオドラータ等の茎部に切花用品種の穂木を接いで挿し木をした苗のことです。バラの養液栽培では、以前より挿し木苗を用いるのが一般的でしたが、近年、生産性・品質の向上等の理由から、ロサオドラータ等を用いた接ぎ挿し苗(ミニプラント)の利用が増加しています。

[画像:接ぎ挿し苗(ミニプラント)]








2台木の種類


[画像:オドラータ]







「オドラータ」

一般的に接ぎ挿し用台木に用いられている。
とげも少なく、扱いやすい。
R.indica Majorの選抜系統と言われている。



[画像:ナタール・ブライヤー]








「ナタール・ブライヤー」

Rosa caninaの選抜系統や南アフリカ由来等の諸説があり来歴不明
とげが強く、節間が短い。接ぎにくい。




3 接ぎ挿し苗による生産性の違い

品種「ノブレス」(10株) 6月に定植
栽培方法:ロックウールアーチング養液栽培1条植え(栽植密度10cm)[画像:接ぎ挿し苗による生産性の違い]

4 接ぎ挿し苗による切り花長の違い


台木種類

切り花長(cm)
1年目 2年目 平均

オドラータ
ナタールブライヤー
挿し木

84.0
90.4
78.9

74.3
79.2
65.2

77.3
82.4
68.2
  • 農林水産

このページに関するお問い合わせ先

生産技術部(果樹花き研究課)
電話 0463-58-0333 内線330から336

このページの所管所属は 農業技術センターです。

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