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ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 神奈川ME-BYOリビングラボ実証事業(医療従事者を対象にCibyLinkアプリを活用)を実施します!
初期公開日:2025年2月6日更新日:2025年2月6日
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[画像:SDGs]
県では、県民の皆様が安心して未病改善に取り組んでいただくとともに、未病改善の持続的発展を促すことを目的とした「神奈川ME-BYOリビングラボ」を推進しています。
この度、株式会社World Life Mappingから提案のあった実証事業を採択しましたので、お知らせいたします。
医療分野においては、質の高い医療の提供が非常に重要ですが、医療現場における、人間関係などの職場環境、医療従事者個々人の心の余裕などが原因で、質の高い医療の提供に課題を抱える医療機関も存在します。
そこで本実証では、医療現場で働く医療従事者に対し、「CibyLinkアプリ」(注記1)を用いて、職場環境の関連因子が、医療機関における個人のレジリエンス(注記2)や心理的安全性の変化量にどれだけの影響があるのか明らかすることで、医療従事者の心理的安全性改善、医療機関のパフォーマンス向上・環境改善に向けた実証を行います。
(注記1)CibyLink(シビリンク)アプリ:スマホアプリによる心理的安全性・レジリエンスの可視化と、個人・組織への働きかけにより、個人のメンタルケアや組織の心理的安全性向上によるパフォーマンス改善を特徴とするサービス。
(注記2)医療機関における個人のレジリエンス:個人の心のしなやかさを指し、レジリエンスが高いと困難な問題やストレスなどに遭遇しても上手く対処したり立ち直ったりすることができるとされる。
(1)実証事業者:株式会社World Life Mapping
(2)テーマ名:電子情報システムの活用によるレジリエンス、心理的安全性及び医療安全の向上効果に関する研究事業
(3)対象となる未病領域:メンタルヘルス・ストレス
(4)実施期間:令和7年4月から令和7年10月(予定)
(5)実証事業への参加者:県内の医療機関で働く18歳以上65歳以下の医療従事者の方約150名(予定)
(6)実施内容:
〇1つの病院内で働く同一部門の医療従事者を1つの単位として3群とする。
なお、1つの病院内で働く医療従事者とは医師・看護師・理学療法士・看護補助者・栄養士・医療事務とする。
〇残業時間と業務負荷などの職場環境の要因がレジリエンスと心理的安全性の改善量に与える影響を調べるため、3群間での共分散分析をする。
《SDGsの推進について》
県では、SDGsの達成にもつながる取組として、県民の未病改善の実践と未病産業の持続的発展を促す産学公連携の実証事業を推進する神奈川ME-BYOリビングラボに取り組んでいます。
[画像:SDGs目標3] [画像:SDGs目標9] [画像:SDGs目標17]
問合せ先
神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室
未病産業担当部長 牧野
電話 045-285-0156
未病連携グループ 佐藤(貴)
電話 045-285-0778
このページの所管所属は政策局 いのち・未来戦略本部室です。