5 原子力だより かごしま 147
No. 6
原子力だより かごしま 147No.3 か 月 間
積 算 線 量
計 数 率
(連続測定)
北 門 南 局
正 門 西 局
小 平 局
境 界 北 局
境 界 東 局
境 界 南 局
港 局
久 見 崎 局
上 野 局
寄 田 局
高 江 局
隈 之 城 局
放 水 口 ポ ス トモニタリングポスト4 9 地 点
くろまる...県モニタリングポストくろまる...九電モニタリングポスト空 間 放 射 線 量 の 測 定 結 果 に つ い ては ,
リアルタイムで県のホームページで公表しています。
鹿児島県 環境放射線テレメータ(テレメータによる連続測定)線 量 率川内原子力発電所周辺の測定局
隈之城局
くろまるしらす
くろまるきびなご
くろまるひらめ
試料数:[Cs]4 [Sr]4
試料数:[Cs]2 [Sr]2 魚 類
(1kgあたり)
海産生物 軟体類・棘皮類
(1kgあたり)
海産生物
畜産物
(1Lあたり)
畜産物
陸 水
(1Lあたり)
陸 水 松 葉
(1kgあたり)
植 物
くろまるこういか くろまるけんさきいか
試料数:[Cs]2くろまる水道原水
くろまる池水 くろまる河川水
くろまる牛乳
単位 : シーピーエム
単位 : ミリグレイ
単位 : ナノグレイ / 時
0.10 0.15
20 30 40 50
400 500 700
600 8000.20これまでの測定値範囲
今回の測定値範囲
今回の測定値
(範囲)CsCsCsND 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0
ND 5 10 15 20
ND 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5
ND 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5
今回の調査結果は,これまでと同様,過去に実施された大気圏内核実験等による影響と考えられる,
ごく微量のセシウム137,
ストロンチウム90が検出されていますが,
異常は認められませんでした。
今回の調査結果は,
これまでの調査結果と比較し,
異常は認められませんでした。
モニタリングポスト
(73局)
の空間放射線量と,
発電所の
放水口ポスト
(1局)
における海水中の放射線量を,
テレメータ
システムを用いて常時監視しています。
また,
発電所周辺の49地点において,
3か月間の積算線量の
測定を行っています。
単位:ベク
レル
単位:ミ
リベク
レル
単位:ベク
レル
単位:ベク
レル
単位:ベク
レル
過去5年度の測定値範囲
(H29.4〜R4.6)
これまでの測定値範囲
(S53.4〜R4.6)
くろまる松葉
試料数:[Cs]1 [Sr]1
ND 1.0 2.0 3.0 4.0
ND 5 10 15 20 25
(令和4年7月〜9月)
環境試料の
放射能分析
空間放射線量
の測定
(令和4年7月〜9月)CsND...検出されなかったことを示します。
Sr ...ス
トロンチウム90
...セシウム137 CsSr
試料数:[Cs]6Sr
人工の放射性物質であり,
環境における蓄積や被ばくの観点か
ら重要なセシウム137,
コバルト60,
ストロンチウム90,
ヨウ素
131等について分析しています。
今回は海洋試料10試料,
陸上試料30試料,
合計40試料を対象としています。
水温・塩分・流況や周辺海域の海生
生物の出現状況については,
過去の
変動の範囲内でした。
温排水とは,
発電所内で蒸気の冷却に使用した後に排出される海水のことで
す。
この温排水が周辺海域に与える影響を把握するために,
温排水影響調査を
定期的に実施しています。
水温計を船でひきながら,
水深別
に水平分布を調査しました。
また,
海面から海底までの鉛直分布も
調査しました
(令和4年8月11日)。海中に流速計を設置し,
潮流の
向きや速さを調査しました
(令和
4年7月28日〜8月12日)。海藻や潮間帯生物の出現した種類
や量を調査しました
(令和4年5月
27日〜28日)。温排水影響
の調査
(令和4年度 春・夏季)
流況調査
海生生物
調査
水温・塩分
調査
13定線
10地点
4地点
2定線
2定点
水温・塩分水平分布
水温鉛直分布
流況
海藻・動物定線
海藻定線
鍋浜B点 寄田崎A点
寄田崎定線
唐浜定線
今回の調査結果については,
県のホームページ
に掲載しています。
鹿児島県 環境放射線・温排水影響調査結果
県では,
川内原子力発電所の運転による影響を調べるため,
発電所の試運転開始前から,
周辺地域の
空間放射線量や,
周辺で採取した野菜・水等に含まれる放射性物質の測定,
温排水の影響を調査しています。
川内原子力
発電所周辺の 環境放射線・温排水影響調査結果
環境放射線・温排水影響調査結果SrCs

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