伊達市で発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫措置に伴う周辺環境への影響について
掲載日:2024年12月23日更新
伊達市で発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫措置に伴う周辺環境への影響について
伊達市で発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫措置が行われた農場周辺で、河川及び地下水の調査を実施しましたが、その結果、有意な変動はなく、異常は認められませんでした。
引き続き、同一地点における調査を継続して、推移を確認していきます。
調査項目の概要
・基本的な項目
pH(水素イオン濃度)、EC(電気伝導率)
・埋却物の影響を確認する項目
TOC(全有機炭素)、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素
・消毒剤の影響を確認する項目
pH、カルシウムイオン(石灰成分)、陽イオン界面活性剤(消毒剤の成分)
〈参考〉環境基準値
・河川水
pH 6.5以上8.5以下、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 10mg/L以下
・地下水
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 10mg/L以下
調査結果
- 試料採取日 令和4年11月29日〜令和6年12月9日
- 調査結果
採水地点
pH
EC(mS/m)
TOC(mg/L)
カルシウムイオン(mg/L)
陽イオン界面活性剤(mg/L)
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素(mg/L)
河川
農場上流側
7.7〜8.1
15〜36
1.9〜3.0
16〜25
<0.2
0.8〜1.2
農場下流側
7.7〜8.1
15〜37
1.9〜3.1
16〜25
<0.2
0.7〜1.2
地下水
農場周辺5地点
6.6〜8.0
7〜35
<0.5〜2.7
4.9〜49
<0.2
<0.2〜7.9
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