[フレーム]
ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 統計課 > 愛知県の漁業センサス結果-2008年-(平成20年11月1日現在)

本文

愛知県の漁業センサス結果-2008年-(平成20年11月1日現在)

ページID:0029957 掲載日:2010年3月26日更新

海面漁業調査
平成22年3月26日公表

(過去のデータは、年報周期調査結果(農林水産業) にてご確認ください。)

この結果は、農林水産省所管のもとに実施された2008年漁業センサス結果のうち、愛知県分をまとめたものです。

結果の特徴

  • 漁業経営体数は前回比9.3%の減で、9回連続の低下
  • 漁船隻数は前回比10.0%の減で、9回連続の低下
  • 漁業就業者世帯数は前回比6.4%の減で、9回連続の低下
    60歳以上が約5割を占め、高齢化が進行

統計表

調査結果データがエクセル形式でダウンロードできます。

ご利用に際して

くろまる 漁業センサスとは ・・・・・ 漁業センサスの概要を掲載しています。

くろまる ご利用にあたって ・・・・・ 統計表の利用上の注意がわかります。

結果の概要

1 漁業経営体

(1) 経営体数

海面漁業の漁業経営体数は2,530経営体で、前回(平成15年調査。以下同じ。)に比べ260経営体(しろさんかく9.3%)の減少となり、9回連続の低下となっています。
経営体数の推移をみると、昭和38年の13,326経営体をピークとして、その後は減少が続いています。(図1、第1表)
市町村別にみると、南知多町が893経営体(構成比35.3%)で最も多く、次いで田原市が499経営体(同19.7%)、一色町が459経営体(同18.1%)の順となっており、この3市町で全体の7割以上を占めています。(第2表)

図1 漁業経営体数の推移グラフ

(2) 経営組織別経営体数

経営組織別にみると、個人経営体が2,404経営体(構成比95.0%)、団体経営体が126経営体(同5.0%)となり、前回に比べ個人経営体が257経営体(しろさんかく9.7%)、団体経営体が3経営体(しろさんかく2.3%)それぞれ減少となっています。団体経営体の内訳をみると、前回に比べ共同経営は3経営体(しろさんかく2.7%)の減少となり、会社は1経営体(6.3%)の増加となっています。(表1)
表1 年次別経営組織別経営体数 (単位:経営体)
区分平成10年平成15年平成20年増減率(%)
平20/平15
構成比(%)
総数3,0512,7902,530100.0しろさんかく 9.3
個人2,9112,6612,40495.0しろさんかく 9.7

会社1316170.76.3
漁業共同組合2110.00.0
漁業生産組合1110.00.0
共同経営1231101074.2しろさんかく 2.7
官公庁・学校・試験場11.........
その他......---
(小計)1401291265.0しろさんかく 2.3

(3) 経営体階層別経営体数

経営体階層別にみると、漁船使用経営体が2,023経営体(構成比80.0%)、海面養殖経営体が364経営体(同14.4%)、小型定置網・地びき網経営体が47経営体(同1.9%)、漁船非使用経営体が96経営体(同3.8%)となっています。
前回と比べると、海面養殖経営体が126経営体(しろさんかく25.7%)、漁船使用経営体が124経営体(しろさんかく5.8%) 、小型定置網・地びき網経営体が15経営体(しろさんかく24.2%)それぞれ減少となっている一方、漁船非使用経営体が21経営体(28.0%)増加となっています。(図2、表2)
図2 経営体階層別経営体数の構成比グラフ
表2 経営体階層別経営体数 (単位:経営体)
区分平成10年平成15年平成20年増減率(%)
平20/平15
構成比(%)
総数3,051 2,790 2,530 100.0 しろさんかく 9.3
漁船非使用40 75 96 3.8 28.0


使
無動力漁船のみ-1 2 0.1 100.0
船外機付漁船......776 30.7 ...
動力漁船使用1トン未満683 768 29 1.1 しろさんかく 96.2
1〜3359 312 263 10.4 しろさんかく 15.7
3〜5491 508 438 17.3 しろさんかく 13.8
5〜10297 262 245 9.7 しろさんかく 6.5
10〜20183 178 154 6.1 しろさんかく 13.5
20〜3030 21 26 1.0 23.8
30〜5081 73 69 2.7 しろさんかく 5.5
50〜10017 16 16 0.6 0.0
100〜2003 6 5 0.2 しろさんかく 16.7
200トン以上2 2 -0.0 -
(小計)2,146 2,147 2,023 80.0 しろさんかく 5.8
小型定置網63 62 47 1.9 しろさんかく 24.2
地びき網17 16 .........
(小計)80 78 47 1.9 しろさんかく 39.7



ひらめ養殖7 7 2 0.1 しろさんかく 71.4
わかめ養殖15 14 19 0.8 35.7
のり類養殖762 467 341 13.5 しろさんかく 27.0
その他の養殖1 2 2 0.1 0.0
(小計)785 490 364 14.4 しろさんかく 25.7

(4) 主とする漁業種類別経営体数

主とする漁業種類別にみると、採貝・採藻が747経営体(構成比29.5%)と最も多く、次いで小型底びき網が539経営体(同21.3%)、のり類養殖が341経営体(同13.5%)、刺網が226経営体(同8.9%)、釣が204経営体(同8.1%)の順となっています。
前回と比べると、のり類養殖が126経営体(しろさんかく27.0%)、釣が72経営体(しろさんかく26.1%)、小型底びき網が64経営体(しろさんかく10.6%)小型定置網が15経営体(しろさんかく24.2%)それぞれ減少した一方、わかめ養殖が5経営体(35.7%)、まき網が1経営体(33.3%)、その他の養殖が1経営体(100.0%)それぞれ増加となっています。(表3)
表3 主とする漁業種類別経営体数 (単位:経営体)
区分平成10年平成15年平成20年増減率(%)
平20/平15
構成比(%)
総数3,051 2,790 2,530 100.0 しろさんかく 9.3



沖合底びき網4 4 4 0.2 0.0
小型底びき網638 603 539 21.3 しろさんかく 10.6
(小計)642 607 543 21.5 しろさんかく 10.5
船びき網130 115 106 4.2 しろさんかく 7.8
地びき網17 16 .........
その他の網漁業......21 0.8 ...
まき網7 3 4 0.2 33.3
刺網256 263 226 8.9 しろさんかく 14.1
小型定置網63 62 47 1.9 しろさんかく 24.2
はえ縄16 29 23 0.9 しろさんかく 20.7
279 276 204 8.1 しろさんかく 26.1
潜水器漁業...126 113 4.5 しろさんかく 10.3
採貝491 649 .........
採藻25 17 .........
採貝・採藻......747 29.5 ...
その他の漁業337 137 132 5.2 しろさんかく 3.6



魚類
養殖
ひらめ養殖7 7 2 0.1 しろさんかく 71.4
その他の魚類養殖-1 ---
わかめ養殖15 14 19 0.8 35.7
のり類養殖762 467 341 13.5 しろさんかく 27.0
その他の養殖1 1 2 0.1 100.0
(小計)785 490 364 14.4 しろさんかく 25.7

(表3 注)

  1. 平成10年の総数には、「内水面漁業・養殖業」を主たる漁業種類として営んだ経営体が含まれています。
  2. 平成10年の「その他の漁業」には、潜水器漁業が含まれています。

2 漁船

漁船隻数は4,426隻で、前回に比べ494隻(しろさんかく10.0%)の減少となり、9回連続の低下となっています。
漁船隻数の推移をみると、昭和38年の14,968隻をピークとして、その後は減少が続いています。
漁船種類別にみると、船外機付漁船が2,621隻(構成比59.2%)、動力漁船が1,788隻(同40.4%)、無動力漁船が17隻(同0.4%)で前回に比べ、船外機付漁船が295隻(しろさんかく10.1%)、動力漁船は169隻(しろさんかく8.6%)、無動力漁船は30隻(しろさんかく63.8%)それぞれ減少となっています。
また動力漁船を規模別にみると、3〜5トンが581隻(構成比13.1%)と最も多く、次いで10〜20トンが417隻(同9.4%)、5〜10トンが382隻(同8.6%)、1〜3トンが358隻(同8.1%)の順となっています。
前回と比べると、1〜3トンが60隻(しろさんかく14.4%)、3〜5トンが62隻(しろさんかく9.6%)、5〜10トンが14隻(しろさんかく3.5%)、10〜20トンが18隻(しろさんかく4.1%)それぞれ減少となっています。
なお、動力漁船1隻当たりの平均トン数をみると、前回の6.64トンから6.61トンと0.03トンの減少となっています。 (表4)

表4 種類別漁船隻数 (単位:隻)
区分平成10年平成15年平成20年増減率(%)
平20/平15
構成比(%)
総数5,388 4,920 4,426 100.0 しろさんかく 10.0
無動力漁船17 47 17 0.4 しろさんかく 63.8
船外機付漁船3,134 2,916 2,621 59.2 しろさんかく 10.1



(小計)2,237 1,957 1,788 40.4 しろさんかく 8.6
1トン未満66 62 48 1.1 しろさんかく 22.6
1〜3549 418 358 8.1 しろさんかく 14.4
3〜5674 643 581 13.1 しろさんかく 9.6
5〜10453 396 382 8.6 しろさんかく 3.5
10〜20491 435 417 9.4 しろさんかく 4.1
20〜30-----
30〜503 2 2 0.0 0.0
50〜100-----
100〜200-----
200トン以上1 1 ---
1隻当たり
平均トン数
6.53トン6.64トン6.61トンしろさんかく0.5

3 漁獲物・収穫物販売金額

漁獲物・収穫物販売金額別経営体数をみると、100〜500万円が最も多く774経営体(構成比30.6%)、次いで500〜1,000万円が589経営体(構成比23.3%)、1,000〜2,000万円が412経営体(構成比16.3%)の順となっています。(表5)
表5 漁獲物・収穫物販売金額別経営体数 (単位:経営体)
区分100万円
未満
100

500
500

1,000
1,000

2,000
2,000

5,000
5,000

1億円
1億円
以上
平成15年経営体数4888375635682576512
構成比(%)17.5 30.0 20.2 20.4 9.2 2.3 0.4
平成20年経営体数4027745894122894717
構成比(%)15.9 30.6 23.3 16.3 11.4 1.9 0.7

4 個人経営体

(1) 専兼業別経営体数

自営漁業の専兼業別経営体数は、専業は656経営体(構成比27.3%)、第1種兼業は1,119経営体(同46.5%)、第2種兼業は629経営体(同26.2%)となっています。
前回と比べると、専業は46経営体(しろさんかく6.6%)、第1種兼業は、200経営体(しろさんかく15.2%)、第2種兼業は11経営体(しろさんかく1.7%)それぞれ減少となっています。(表6)
表6 自営漁業の専兼業別経営体数 (単位:経営体)
区分平成10年平成15年平成20年増減率(%)
平20/平15
構成比(%)
総数2,911 2,661 2,404 100.0 しろさんかく 9.7
専業(自営漁業のみ)772 702 656 27.3 しろさんかく 6.6
第1種兼業1,509 1,319 1,119 46.5 しろさんかく 15.2
第2種兼業630 640 629 26.2 しろさんかく 1.7

(2) 自営漁業の後継者の有無

自営漁業の後継者については、「後継者あり」の経営体は491経営体(構成比20.4%)、「後継者なし」の経営体は1,913経営体(同79.6%)となっています。
前回と比べると、「後継者あり」の経営体は55経営体(しろさんかく10.1%)、「後継者なし」の経営体は202経営体(しろさんかく9.6%)それぞれ減少となっています。(表7)

表7 自営漁業の後継者の有無(単位:経営体)
区分平成15年平成20年増減率(%)
平20/平15
構成比(%)
総数2,661 2,404 100 しろさんかく 9.7
後継者あり546 491 20.4 しろさんかく 10.1
後継者なし2,115 1,913 79.6 しろさんかく 9.6

(3) 基幹的漁業従事者の性別・年齢別経営体数

個人経営体の基幹的漁業従事者を性別にみると、男性の経営体が2,327経営体(構成比96.8%)、女性の経営体が77経営体(同3.2%)となっています。
前回と比べると、男性の経営体が241経営体(しろさんかく5.0%)、女性の経営体が12経営体(しろさんかく13.5%)それぞれ減少となっています。
また、男性の経営体を年齢別にみると、60歳以上の構成比が59.3%と最も多く、次いで50〜59歳が21.7%、40〜49歳が13.0%となっています。(図3)

図3 基幹的漁業従事者の男性年齢別経営体数の構成比グラフ

5 漁業就業者

漁業就業者数は4,964人で、前回に比べ340人(しろさんかく6.4%)の減少となっています。
漁業就業者数の推移をみると、昭和38年の23,883人をピークとして、その後は減少が続いています。
男女別では、男子が4,015人(構成比80.9%)で、女子が949人(同19.1%)となっており、前回に比べると、男子が76人(しろさんかく1.9%)、女子が264人(しろさんかく21.8%)それぞれ減少となっています。(表8)
年齢区分別構成をみると、70歳以上が1,071人(全体の21.6%)、60〜69歳が1,387人(同27.9%)、50〜59歳が990人(同19.9%)、40〜49歳が690人(同13.9%)、30〜39歳が511人(同10.3%)、15〜29歳が315人(同6.3%)となっており、60歳以上が約5割を占めています。年齢区分別に前回と比べると、70歳以上が190人増加していますが、その他の各年齢区分は全て減少しています。(図4)
また、新規漁業就業者は14人でした。(表9)
表8 漁業就業者数 (単位:人)
区分10年15年20年構成比(%)
20年
増減率(%)
平20/平15
総数6,133 5,304 4,964 100.0 しろさんかく 6.4
男性4,599 4,091 4,015 80.9 しろさんかく 1.9
15〜29歳434 369 307 6.2 しろさんかく 16.8
30〜39547 488 462 9.3 しろさんかく 5.3
40〜49732 605 598 12.0 しろさんかく 1.2
50〜591,085 862 758 15.3 しろさんかく 12.1
60〜691,323 1,085 1,029 20.7 しろさんかく 5.2
70歳以上478 682 861 17.3 26.2
女性1,534 1,213 949 19.1 しろさんかく 21.8
うち60歳以上584 601 568 11.4 しろさんかく 5.5
図4 男性漁業就業者の男性年齢区分別構成比グラフ
表9 新規就業者数(単位:人)
区分新規就業
者数(人)
構成比(%)
14100.0
個人経営体の自営漁業のみ964.3
漁業雇われ535.7
  • 愛知県統計課のトップページへ https://www.pref.aichi.jp/toukei/
  • 愛知県統計課 年報・周期調査結果(農林水産業)のページへ https://www.pref.aichi.jp/toukei/jyoho/topic/tokushu.html#nougyou
  • 統計調査にご協力をお願いします。

    関連コンテンツ

    問合せ

    愛知県 県民生活部 統計課
    学校・農林統計グループ
    電話052-954-6102(ダイヤルイン)
    E-mail: toukei@pref.aichi.lg.jp


    AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /